第9次千葉県交通安全計画作成委員会の第3回会議。千葉県庁近くの教育会館で行われた会議に出席した。第9次の計画は来年23年から平成27年までの5年間の計画で、最終27年度の交通事故死亡者数を150人以内に押さえ込むというもの。
150人というのは日本の基準である事故発生後24時間以内に死亡した人数で、最近は国際標準の事故後30日以内に死亡した人数も一緒に把握している。30日以内死亡者数は188人、死傷者数合計は2万5千人以下にするのが目標だ。死亡者目標150人には違和感がある。本来なら死亡者のゼロ目標にしなければならないが、現実は無理。
そのための施策を検討してきた。基本は第8次までの計画とこれも来年から5カ年計画がスタートする国の交通安全基本計画だが、我々作成委員会の委員が要望した意見も上手に取り込んでいる。さすが役所の職員だと思うのだが、今日も12名の委員で行う会議に県庁、千葉市役所などから24名の職員が参加しているのには正直驚く。
県庁関係では当該担当部署のほか、道路、消防、医療、教育、それに県警と各部門から担当者が出席しているが発言はなく聞いているだけ。テレビで見る国の各種委員会に役所の人たちが多数参加しているのと同じで、部門間の根回しのために必要なのだろうか。
9次で力を入れているのは高齢者対策と歩行者・自転車の安全確保。そのためにはモラルの向上を図ること、交通安全の指導と取締りを強化することが加えられた。今日の会議で素案は承認され、1月からホームページに掲載して県民と市町村からのパブリックコメントを募集、2月に最終決定するという。
最初は会議前に届く資料を読むのに一苦労したが、3回目にもなると要旨や作成委員会の意見が反映されたところの一覧表もあるので読むのも楽しくなった。計画書の概要には「交通安全県ちばを確立するためには、県民自らが『自分の身は自分で守る』『自分たちの地域は自分たちで守る』という意識を持ち、自分たちでできることに取り組むことが求められます」とある。行政に求めるだけではなく自分が何をするのか、が問われている。
150人というのは日本の基準である事故発生後24時間以内に死亡した人数で、最近は国際標準の事故後30日以内に死亡した人数も一緒に把握している。30日以内死亡者数は188人、死傷者数合計は2万5千人以下にするのが目標だ。死亡者目標150人には違和感がある。本来なら死亡者のゼロ目標にしなければならないが、現実は無理。
そのための施策を検討してきた。基本は第8次までの計画とこれも来年から5カ年計画がスタートする国の交通安全基本計画だが、我々作成委員会の委員が要望した意見も上手に取り込んでいる。さすが役所の職員だと思うのだが、今日も12名の委員で行う会議に県庁、千葉市役所などから24名の職員が参加しているのには正直驚く。
県庁関係では当該担当部署のほか、道路、消防、医療、教育、それに県警と各部門から担当者が出席しているが発言はなく聞いているだけ。テレビで見る国の各種委員会に役所の人たちが多数参加しているのと同じで、部門間の根回しのために必要なのだろうか。
9次で力を入れているのは高齢者対策と歩行者・自転車の安全確保。そのためにはモラルの向上を図ること、交通安全の指導と取締りを強化することが加えられた。今日の会議で素案は承認され、1月からホームページに掲載して県民と市町村からのパブリックコメントを募集、2月に最終決定するという。
最初は会議前に届く資料を読むのに一苦労したが、3回目にもなると要旨や作成委員会の意見が反映されたところの一覧表もあるので読むのも楽しくなった。計画書の概要には「交通安全県ちばを確立するためには、県民自らが『自分の身は自分で守る』『自分たちの地域は自分たちで守る』という意識を持ち、自分たちでできることに取り組むことが求められます」とある。行政に求めるだけではなく自分が何をするのか、が問われている。