政府は不要不急の外出を控えるように要請しているのですが、新聞には大手旅行社による旅行企画の全面広告で北海道や沖縄への旅行を勧めているのです。旅行社が全国に感染を広げていると言えます。不要不急とは何を基準に決めるのでしょう。もう少し具体的に表現しなければ私たちは理解できません。
まん延防止等重点措置の対象自治体でなかった佐倉市です。緊急事態宣言が出たのですが、今まで以上に何に気を付けたら良いのかが分かりません。いろいろな考えのあるコロナ禍です。心配をされる人たちに配慮して密や換気には問題のないラジオ体操やパトロールを中止しましたが、感染を防ぐのにどれほどの効果があるのでしょう。
テレビの街頭インタビューで若い女性が「インフルエンザでも死ぬ人はいるでしょう?それと同じではないかと思います」と言っていました。新型コロナはインフルエンザとは違って死亡するかどうかだけではなく、感染者の苦痛などの違いをもっと知らしめなければならないのです。
感染者を中等症者、重症者と分類していますが少し誤解していました。自宅療養させられる中等症は熱や倦怠感などまだ軽い症状だと考えていたのですが、最近の説明を聞くと中等症でも高熱や肺炎で苦しむ人が多いようです。
重症者は人口呼吸器やエクモを取り付ける状態では意識もなく苦痛を感じないのでしょう、感染者が一番苦しいのは中等症だと言います。後遺症を含めて若くても新型コロナに感染したら大変なことをもっと伝えることが必要だと思います。それにしても効果が期待できない緊急事態宣言です。