私達が休憩したオーストリアのガソリンスタンドはセルフサービスだった。日曜日だったのでスタンドは行列待ちしていたが給油に時間が掛かる。それはほとんどの車が最初にトランクを開けて樹脂か金属製の容器に注油、それから車に給油する。ガソリンが近くの火に触発されて引火するのを見たことがあるだけにヒヤヒヤする。
日本だったら消防法で樹脂の容器にガソリンを入れることは禁じられている。スタンドが少ないからか、他の農機具などに入れる分かは分からないが法的には禁じられていないようだ。万一引火した時は自分の責任、というのだろうか。
ドイツ、スイス、フランスを駆け足で回って感じたことは、日本よりも個人の自由を制限していることだ。建物の高さ、その色、看板や電飾などの規制は景観を守るために必要だし、電柱がないので街が落ちついて見える。
温暖化対策や省エネも進んでいる。世の中の習慣を見直さなければ難しいことだが、県によって規制を検討しているコンビニの24時間営業などは考え直す時だと思う。営業上の理由はあるだろうが、出来ない理由を上げるのではなく、どうしたら出来るのかを考えるべきだと思う。
そしてやはりドイツの強さだ。東ドイツと統一したハンデを消化している。EU設立は、ドイツだけが飛びぬけた強国になることを阻止することも目的の一つだと聞いたことがある。もっともらしく感じる。
日本の良さもいっぱいあるが、戦後アメリカから押し付けられた個人の”自由”は行き過ぎたところがある。社会を維持するためにはある程度の規制は受け入れなければならないと思う。そして「自己責任」をもっと明確にする必要がある。
最後に税金。消費税はドイツが19%、フランスは19.6%と高い。その代わり医療費が安かったり、年金制がしっかりとしているなどの給付がある。ドイツでは大学の授業料は無料。その分卒業は難しく、医学部の入学者が規定年数で卒業できるのは20%と厳しいそうだが―。税金の無駄遣いは論外だが高福祉、高負担は仕方がないのではないかと感じてきた。
今回でとりあえず旅行記を終わり、後はスポットで話題として取り上げていきたい。
日本だったら消防法で樹脂の容器にガソリンを入れることは禁じられている。スタンドが少ないからか、他の農機具などに入れる分かは分からないが法的には禁じられていないようだ。万一引火した時は自分の責任、というのだろうか。
ドイツ、スイス、フランスを駆け足で回って感じたことは、日本よりも個人の自由を制限していることだ。建物の高さ、その色、看板や電飾などの規制は景観を守るために必要だし、電柱がないので街が落ちついて見える。
温暖化対策や省エネも進んでいる。世の中の習慣を見直さなければ難しいことだが、県によって規制を検討しているコンビニの24時間営業などは考え直す時だと思う。営業上の理由はあるだろうが、出来ない理由を上げるのではなく、どうしたら出来るのかを考えるべきだと思う。
そしてやはりドイツの強さだ。東ドイツと統一したハンデを消化している。EU設立は、ドイツだけが飛びぬけた強国になることを阻止することも目的の一つだと聞いたことがある。もっともらしく感じる。
日本の良さもいっぱいあるが、戦後アメリカから押し付けられた個人の”自由”は行き過ぎたところがある。社会を維持するためにはある程度の規制は受け入れなければならないと思う。そして「自己責任」をもっと明確にする必要がある。
最後に税金。消費税はドイツが19%、フランスは19.6%と高い。その代わり医療費が安かったり、年金制がしっかりとしているなどの給付がある。ドイツでは大学の授業料は無料。その分卒業は難しく、医学部の入学者が規定年数で卒業できるのは20%と厳しいそうだが―。税金の無駄遣いは論外だが高福祉、高負担は仕方がないのではないかと感じてきた。
今回でとりあえず旅行記を終わり、後はスポットで話題として取り上げていきたい。