悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

紅白梅

2007-02-28 20:49:07 | Weblog

 昼から風もやみ気温が上がっている。下校してくる児童に「暖かくて良かったね」と声を掛けると、「暑いよ~」と甘えた声で返してくる。登校時の厚手のコートを脱ぎ、ランドセルに巻いているのだが、それでも汗をかいている。

 パトロールでもマフラーを取り、セーターを脱いで歩くのだが、時には軍手の手袋も外す。家々の手入れをされた庭にパンジー、ビオラ、マーガレットが色鮮やかに咲き、2月末ですでに春。

 町内にこんなに梅の木があるとは思わなかった。550の戸建住宅に40~50本はあるだろう。中には写真のように白梅に紅梅の混じっているものもある。

 見事なしだれ梅を咲かせているOさんは、「咲きかたがおかしい。例年は2,3輪咲きはじめると程なくほとんどの蕾が開くのだが、今年はバラバラと咲いてまだ蕾も残っている。でも、もう開かないのではないか」という。

 梅はなんとなく陰気だし寂しいよ、桜の明るい咲き方がよい、と思っていたが、暖冬の町を歩き、枝ぶり良く手入れされた梅を見ると、加齢もあってか梅の持つ上品さが美しく、好感を持つようになった。
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七沢温泉近くのもう一つの史跡

2007-02-27 12:15:56 | Weblog

 宿に入る前にもう一箇所の史跡を案内をしてもらった。太田道灌の墓だった。不思議な因縁だ。数日前にウオーキングで歩いた市内の臼井城址近くに、道灌の甥の太田図書助資忠の墓があり見学していた。

 当時関東は古河公方足利氏と関東官領上杉氏が対立していた。文明11年(1479)足利方の千葉孝胤が篭もる臼井城を上杉方の太田図書らの軍勢が包囲したが、臼井城の防備は堅固で落城する気配がなかった。そこで図書らは一旦兵を引き上げようとしたところ、城内から兵が討って出てきた。これに反撃を加え臼井城は落城するのだが、この戦いで図書らの武将が戦死したという。(参考=『佐倉細見』)

 大田道灌(1432~1486)は江戸城築城だけではなく、文武両道の武将であることで知られているが、謀反の疑いで主君の上杉定正に殺されている。

 その道灌が上杉憲実の弟、道悦和尚のために立てたといわれる洞昌院の境内に祭られており、近くには道灌の家臣7名を祭った7人塚もあるという。
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七沢温泉のクラス会

2007-02-26 20:34:01 | Weblog

 高校のクラスメート4人の飲み会。小田急本厚木から20分ほどの七沢温泉に集まる。大山の麓にあるのだが市街地と言ってもよい交通至便のところだった。

 ちょうど見ごろの紅梅を眺めながら露天風呂を楽しみ、名物の猪鍋など山海の珍味を美味しい薩摩焼酎と共に堪能した。久し振りの集まりで酒が進み、話は弾み12時過ぎまで議論を楽しむ。

 一人だけが現役の経営者で他は年金生活者、年代が同じなので考えは似ているが、おかれた環境によって支持政党など違うこともあるが、気心知れた仲間は気を使うことなく話し合える。

 日本三薬師の一つであり、重要文化財の「日光月光菩薩」や阿弥陀如来が安置されている日向薬師にお参り。藁葺き屋根が印象的だった。

 いつものことながら今回も飲みすぎ! にもかかわらず地元のOさんからお土産にもらった地酒「盛升のしぼりたて」を、Oさんの「早めに飲んで」のアドバイスを忠実に受けて、夕食を豚シャブにして半分を飲んでしまう。ロックがことのほか美味しい。

 猪に豚のレンチャンと酒、それも健康だからできること―、感謝しなければ。
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ミニコミ紙の効用

2007-02-25 07:00:47 | Weblog

  無料のミニコミ週刊紙に、我々が公園で行っている太極拳の活動紹介記事が出た。タブロイド版に4段850字の記事だが写真は3枚載っている。この新聞を見ている人は意外に多く、まだ配布されてから3日しか経たないのに「新聞に載っていましたね」と7人の人から言われた。虫眼鏡で見なければ分からない小さな写真なのに―。

 昨年の12月から自治会のホームページを作る会議に参加している。プロのリタイヤ者が作った試案はほとんど出来上がっており、予算が取れれば4月には公開できるレベルまで進んでいる。しかし高齢化の進む地域で、自治会のホームページに、どれだけの人が関心を持ってくれるだろうか、意見の分かれるところだ。

 私は世代交代していく将来を考えれば反対ではないが、現時点ではホームページが出来ても回覧板による情報伝達は欠かせないし、まだまだ回覧板の方が見てもらう率は高いと考えている。

 たまたま見た、といってくれた人でパソコンを持っているのは3人しかいない。43%だ。ブログは読んでもらえないけれど、ミニコミ紙なら見ている、これが情報入手の現実だと思う。
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おやじの食事学、パーテイ料理の請負

2007-02-24 18:07:21 | Weblog
 おやじの食事学メンバーが修業した<しづ市民大学>の修了式パーテイに料理の裏方として参加した。料理はおやじの食事学名物の手打ちうどん、鶏の唐揚げ、うなぎの棒寿司、えびチリソース、豚汁、それにぜんざい、杏仁豆腐、イチゴ・リンゴなどの果物と豊富。


 
 パーテイには修了者と市長初め市の関係者を含めて122名。我々食事学のメンバーが63名。合わせて約200名でコミニティセンターのホールがいっぱいになる盛況だ。
 


 前日の昼から下準備を開始、15Kgの手打ちうどんは、一晩寝かせて翌日の作業につなぐ。私はカナッペに使う玉子60個を茹でる。茹でながら動かしたので黄身を真ん中にすることは上手くできたが、殻を剥くときは失敗。月の表面のように穴ぼこだらけ。薄く切って使うので許してもらえるだろう。



 私達1班が担当したカナッペ。リーダーの指導で順調に作業。色鮮やかに出来上がり、お客さんの評判も良かったが、フランスパンにのせたアボガドとわさびの素晴らしい相性、軽く焼いた山芋に岩海苔をのせたクラッカーは女性に好評だった。
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ファーマーズ・カフェ

2007-02-23 20:20:42 | Weblog

 畑の一角にテーブルと椅子3脚があり5人が寛げるカフェがある。青い空、爽やかな風、ひばりの声と自然に囲まれた素晴らしい環境だ。

 オーナーから「一息入れようや!」と声がかかり自分で焼いた自慢のカップにコーヒーを入れてくれる。100円喫茶にしてはとの声もあるのだが、いまのところ無料。ご馳走になるメンバーが適当に菓子や果物を持ち寄る。

 植え付けの時期や肥料のやり方など、作物のことを教えてもらえるのが楽しいのだが、この日は見合いの相手探しが話題になった。

 適当な男性はいないかと頼まれたオーナーは、「適当な相手はいるのだが、見合いをさせた3組の夫婦のうち2組が子供ができてから離婚してしまった」、又離婚されたら困るからなあ―、と躊躇する。

 その離婚の一つは男が真面目すぎるから、という理由、もう一つは出張が多いことが理由。その間実家に帰るのだが、そのうちに帰ってこなくなってしまったという。いずれも女性からの離縁だ。

 性格の違いや性生活のすれ違いなど他にも原因はあるのだろうが、「子供が鎹」は通用しないらしい。最近事件になる子供の虐待なども我々の世代には理解できない。

 日本の良き伝統、文化だった結婚、親子の関係などに対する考え方が変わってしまったのだろうか、こんな理由で離婚できるなら、私などはとっくに離縁されているだろう。

 この見合いの話も37歳の女性は女ばかり3人の姉妹、いずれも独身、親は心配だろうに―。

 物質的な豊かさに恵まれて、何かが狂ってしまったのではないかな。日没時間が近づいたこともあり、少し寒くなってきた―。

 
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知るを楽しむ

2007-02-22 12:08:07 | Weblog
 今月もNHK教育の『知るを楽しむ』が面白い。特に火曜日、佐治敬三さんの「良く儲け、良く使え」と水曜日、池田理代子さんの「死ぬまで生き直せる」が良い。

 不二家やパロマの事件後「同族経営が原因だよ」と友人達は言うのだが、同族でも立派な会社がある。その代表的な会社がサントリーだろう。経営者の”人物”に恵まれたことに加え、人の生かし方、育て方が上手だ。

 ワンマン経営が必ずしも悪いことだけではないと教えてくれる。強力なリーダーシップを持つ人にありがちな、裸の王様にならないところが素晴らしい。

 まだカラオケなどがない貧しい時代に、バーで飲んだ「ハイボール」を懐かしく思い出すし、今見ても楽しいトリスやオールドのテレビコマーシャルは、あの時代の一つの文化だったのだろう。

 池田理代子さんの名は宝塚歌劇で『ベルサイユのばら』がヒットした時に知った。華やかな姿しか知らなかったが、作品が売れるようになるまでの苦労、若くして更年期障害に悩まされたこと、2度の離婚経験となど必ずしも順風満帆な人生ではないようだが、前向きな生き方が素晴らしい。

 月曜日の「この日とこの世界」、木曜日の「歴史に好奇心」も面白い。今月はそれぞれ上智大学学長 石澤良昭さんの「アンコールの遺跡・残された歴史のメッセージ」、柳家花緑さんの「江戸の何でも見てやろう」だ。

 NHKの宣伝ではないが、人生に目標を持てないと言う若い人たちに、ぜひ見て欲しい番組だ。私はこの番組を長年続けて視聴しているが、10時台の放映では生活のリズムから外れてしまうので、録画取りをして翌日に見ている。
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「健康さくら21」まつり

2007-02-21 11:59:49 | Weblog
 「市民が主役」を合言葉に市が推進する「健康さくら21」の活動がある。目的はすべての市民が健康で、いつまでも現役でこころ豊かに暮らせる健康なまちを目指す、というもの。その活動の一つ「まつり」が東京マラソンのと同じ日に行われた。

 団体の展示コーナー設置や活動内容のPR、主催者の市は医師会と協力して各種の健康診断などを用意して、コミニテイセンター全館を使って開かれた。私は健康体操の「ステイヤング」の展示コーナー案内役と太極拳の演技で参加した。

 生憎の雨で来場者は500名ほどと少なかったが、骨粗しょう症や血液の濃度検査などには行列が出来るほどだった。また文字による展示物には関心を示さないが、簡単な体操や気孔、呼吸法などの体験コーナーなどは人気があった。

 舞台で太極拳の二つのクラブが演技を行った。我々の健康太極拳もその一つ。写真のように師範の先生を中心にいつもの練習風景を見てもらった。立禅から始まって八段錦、そして二十四式の太極拳だ。

 太極拳は見せるものではなく参加するもの。誰でもできる優しい動きなので、興味のある人に参加して欲しい、そのデモストレーションだった。フロアーでは目論見どおり来場者が参加してくれた。

 ゆったりとした運動で、筋肉、骨、関節に適当な負荷をかけて、衰えようとする身体を維持していく。そして恵まれた自然と一体になった呼吸で健康を維持して欲しい、先生の願いだ。

 これからも「通りがかりの方も参加をどうぞ、そして去る者は追わず」の自由な集まりは会則も会員の名簿もなく、会費もなしで続けていく。
 
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東京マラソン2007の裏話

2007-02-20 12:01:29 | Weblog
 ステイヤング(健康体操)の例会で東京マラソンに出場したコーチと、沿道で声援を送った数名のメンバーの話を聞いた。

 コーチのタイムは2時間39分だったが残念ながら100位には入らない。他に3時間43分での完走者。二人の話によるとスタート40分前に防寒具類を脱いで走るスタイルにならなければならないので、スタートまでの間、雨に濡れて待つ時が特に寒かった。

 選手がスタートした都庁前に、数多くの傘がゴミになって捨てられている映像をテレビが放送し、マナーの悪さを印象付けていたが、ゴール地点まで運んでくれる荷物には長さ制限があり傘は袋に入らない、やむを得ず捨てるしか仕方がなかったのだ、という。

 96.7%もの完走者がいた一つの理由は、折り返し箇所が品川と浅草の2箇所にあったため、知り合いが応援に来ているとその地点まではなんとしても戻ろう、という思いが気持を奮い立たせたらしい。

 そして沿道の声援が暖かく、走りながら「ありがとう」といったのは、今までのマラソンで一番多かったと喜んでいる。

 トイレの不足という問題はあったが、リタイヤする人はゼッケンの横に付いているパスネットを使ってビックサイトまで行くという配慮もあったという。

 車椅子の選手に加え、男子の最高年齢者は85歳、女子は79歳と元気なお年よりも参加した大会、来年2回目が行われるなら応援に行ってみたい。
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パチンコ店の禁煙席!

2007-02-19 11:10:47 | Weblog

 JRは3月18日の時刻表改定を機会に、新幹線はもちろん在来線の特急も全席禁煙にするという。喫煙者にとっては東京から博多の新幹線や北斗星などの寝台車では辛いと思うが、結構本数が減るから良い、という人もいるんですね。

 益々喫煙者に厳しくなってきたと思うのは、写真のようにパチンコ店でも禁煙席ができたこと。パチンコ店とカラオケ店は店の性格から禁煙には出来ない所と決め付けていた。

 新聞にパチンコ店の折込広告が目立つようになり、集客に苦労しているのは理解していた。今回の処置も時代の流れだろうが大歓迎だ。できれば出玉率も禁煙席を有利にしてほしい、掃除や室内の汚れで手間をかけないのだから。

「タバコの煙が嫌だからパチンコ店には行かない―」という理由付けは通じなくなった。会合や列車の待ち時間調整などにパチンコ店を利用できそうだ。

 出入りしていないから知らないだけで、カラオケ店にも禁煙席はあるのだろう。二次会には行かない言い訳も、考え直さなくてはならないようだ。
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