おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

やっぱり足りてる「獣医さん」、安倍さんあんたの「印象操作」発言、もう飽きたわ!!

2017年06月07日 | Weblog

午前7時の気温はプラス8度。

連日朝の気温が一桁でござる。

日中はそこそこの気温ですが、朝夕の気温が低い。

ご当地の基幹産業のひとつである農業、大丈夫か?

きのう日中は、お天気もよろしく、ハニーさんはトマトなど野菜の苗を植えたりいたしました。

手のひらのような畑ですが、トマトと大葉、レタスに枝豆を植えたのですが、これで夏から秋はいつも大助かり。

我が家の野菜が、毎朝食卓を飾るのがたいした嬉しいのです。

で、おぢも草刈りをしたりとほぼ半日、外で過ごしたのでした。

こういう作業も、実は知らず知らずのうちに筋トレになる。

きのうはしませんでしたが、作業のあとでしっかりストレッチすれば、体が柔らくなってさらによい。

数少ない読者の皆さんよ、元気に過ごすため、病気に打ち勝つためには、筋肉を減らさない努力が大切ですぞ。

転んだりすることの多い年寄りがいるそうですが、それって、どう考えても筋肉不足。

いまどきは「コア」と読んでおる「体幹」を鍛えないと、転んだりもしちゃう。

体を動かして、筋肉を減らさない努力が大切でござる。

さて、

上の写真はきのうのテレビ朝日羽鳥真一のモーニングショーで解説しておった加計学園問題での一コマでござる。

高齢犬の数は2017年に323.7万頭いるわけですが、これが10年後の2027年には188.4万頭に減るというグラフでござる。

人間が高齢化で減少し、ワンコも高齢化で減って、現在の約半分になるって話ですわ。

ジジババの場合、高齢犬が亡くなって、次に若いワンコを飼うことにはならんということらしいです。

おかげさんで、7~8年前まで繁栄を謳歌してきたペット病院、動物病院も、衰退の一途を辿るというのがモーニングショーの解説だ。

ということで、現在は約1万5200人いるという犬や猫などペット獣医師は、どう考えてもこの先余るわけ。

上記のようなことで、ペット病院が増える要素はございません。

だからか、安倍総理は国会で国家戦略特区で「鳥インフルエンザなど新たな分野の獣医師を育てる」と申しておる。

新たな分野の獣医師だそうです。

そこでモーニングショーは、ある獣医学系大学の関係者の言葉として、加計学園の獣医学部について以下のような発言を紹介しておる。

全国の獣医学部の募集定員数の2割近い、160人もの生徒を集めるという加計学園ですが、教員は少ないので必要な70人を確保できるのか? と疑問を呈した。

しかも160人という募集人員が、天文学的数字だとまで申しておる。

いやはやですわ。

比較的不足しておるといわれておるのは、牛などの産業獣医師(約4300人)と、食肉検査などをする公務員獣医師(約9500人)だそうだ。

そんなことで、そこを含めてどうしたらいいのか?

…ってことで、北大人獣共通感染症リサーチセンターの喜田教授は以下のように申しておる。

 獣医師は足りてるから、「既存の獣医学部の統合で教育を充実させるべき」

これが結論でござる。

つまりは「国家戦略特区」なんぞという鷹揚な名称つけて、補助金を出し、県は土地を無償で貸し出すという加計学園なんぞは必要ではないということ。

募集人員は天文学的で、教師も集められんだろって話ですわ。

既存の獣医学部の統合で教育を充実させて、そこで安倍さんの言う「鳥インフルエンザなど新たな分野の獣医師を育てる」ことをすればよいという話だ。

こうなると、どっからどう見ても、国家レベルでお友だちに便宜図った、ってことになるんでないの?

「国民を舐めてもらっては困る!!」のだと申しておきましょう。