らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

噂の検証(のようなもの) その2

2020年08月31日 | レンズ

先だって噂の検証(のようなもの) その1をアップしました。その噂というのは、「ニコンのノクト58mm F0.95が色収差を完璧に取りきれていないという記事がありました。そのことは私も確認しています。ですが、最近そんな話を聞かなくなりました。」というものです。で、その原因が、カメラのファームでデジタル的な処理を改良したのではないか? あるいはレンズそのものを改良したか、です。

 

噂の検証その1ではファームの違いを試したのですが、結果はファームの違いを感じないというものでした。

 

そこで今回噂の検証その2として、レンズの製造時期の違いによって描写が違うかどうかをテストしてみました。テストといっても厳密なものではなく気の向くまま開放で撮影しただけのものです。ですので、気楽に見ていただけたらと思います。右クリックで大きな画が見られます。

ま、いつもの噴水を撮ろうと思ったら出遅れてしまい、もう陽が当たっていませんでした。(笑) 昼間は暑いですからね、許してください。

典型的な・・・

これも分かり易い。

シャープです。

女性にピントを合わせたつもりでしたが、少し奥に抜けてしまいました。

何故かこうした写真だと色収差を感じません。

面だとどうでしょう?感じますか?(笑)

少し斜めになるとどうでしょう? 笑っちゃいますか?それともよく健闘していると思いますか?

手前より奥の方が不思議な描写です。

何も破綻が無い画です。

この写真だと目立たないけど・・・

この写真だと、手前側にすごいこと現れています。

アップにも挑戦。(笑)

風で葉が揺れて、微妙にピントの位置が変わります。(ええ、偶然です)

オートフォーカスではないので、ピント合わせは辛いです。そして絞った方が良いです。(笑) でも意地で開放です。

夏も終わりですね。弱った蝶ですが、ピント外しました。(爆) 弱ったといえども微妙に動きは早いです。

何となく。

ピントの位置を変えたりしてみました。

キラキラっと。

綺麗です。

ホント、シャープです。

もう一コマ。

しつこい。

画面右にある、葉っぱの方にピントを合わせてみました。

位置関係がいいのでしょうか?意外と深度が深く見えます。

ね。

ちょっとピントが手前に来てしまいましたが、雰囲気抜群です。

ゴチャゴチャしていても何となく絵になります。(多分)

もう少し手前にピントを持って来たかった。

おかげでこの人にピントが合った。(笑)

トリミングしてアップにすると色収差がバッチリ。

さらに。

ヌケのいい写真です。

水がキラキラした高輝度の部分で色収差が目立たないで、ボートの手前にものすごく感じます。

帯のように見えます。

角度なのでしょうか?

ついシャッターを押してしまいます。

何故か目立つのです。

人が違うだけです。

縦にしても一緒・・・です。

綺麗です。

ピントが外れてしまいましたが・・・ゴーストとベン図のような円、虹の輪が二つ見えます。それと虹色の高輝度な・・・何でしょう?フレアーですか。

ゴーストに色収差が現れています。ここまでハデなのは初めて・・・かな? 

ちゃんとピント合わせました。フレアーのマゼンタの色収差はボケているものより少ないです。

フォトショップで調整すると、モヤッとした絵も普通に見えます。その代わりゴーストがくっきり綺麗に、鮮やかに描きだされます。

 

以上です。

 

ご覧の通り、色収差は盛大に出ます。実際には昼間に開放で撮らないだろうし、問題は無いと思いますが、価格を考えると首をひねってしまうのも事実です。噂の検証の観点から行くと、ウワサは単なる根も葉もないウワサで、発売当初から現在に至るまで同じ性能と言えそうです。

 

後は、暗い所での写真を撮らねばです。

 

おまけ

帰りにBOOK OBSCURAに寄って帰りました。店内には8x10(エイトバイテンと読む)のカメラ(ディアドルフ)が置いてありました。

もちろん開放です。

フィールドエクターが着いています。

 

 


昼休みに喫茶店

2020年08月19日 | レンズ

昨日は昼食を食べた後、珍しく喫茶店へ。

その名を『きっさこ』といいます。その昔は『李白』といい、今は経堂に引っ越しました。

青い壁。明るいインターナショナル・クライン・ブルーな感じです。(意味不明)

赤いドリッパーが素敵です。

ガラスの波波が綺麗です。

NUOVA SIMONELLI(ヌォーヴァ シモネリ社)のエスプレッソマシーン。

コーヒーミル。

グラスの模様にピントを持ってきたかったのですが、軸に合ってしまいました。

レトロな電球の傘。

CDがたくさん。反対側にはレコードもたくさんあります。

スピーカーはアルテック。

おもての看板にもありましたが、お店の名前は「きっさこ」といいます。この写真は私と一緒に行った人が撮ったもので、私ではありません。(笑) しかも無断使用です。(爆)

水の入ったグラス。汗をかいています。グラスの側面にピントを合わせましたが、テーブルにも横にスーッとピントが合ったラインを見ることができます。

アイスコーヒー、豆の種類をゲイシャと言うそうです。水出しコーヒー、苦くて美味しいです。

支払い中。私はお財布を持って行かなかったので、彼が昼食代とコーヒー代を払ってくれました。ごちそうさまでした。

 

おまけ

先日に引き続きこのカメラです。50mm F1.2で撮影したのはこちらで、15-35mmで撮影したのはこちらこちら。(笑)

50mm F1.2のレンズです。このレンズの特徴?クセを知りたくて、開放で撮影しています。

 

 


写真展を後にして 渋谷逍遥

2020年08月16日 | まち歩き

昨日は吉永さんの写真展を見に出かけました。そして、その後渋谷の街をウロウロしてきました。(笑)

まずは同じビルの中にあるプラネタリウム。東急文化会館にあった天文博物館五島プラネタリウムの資料は渋谷区教育委員会が所管する「渋谷区五島プラネタリウム天文資料」に引き継がれたとあり、それらがここに展示してあります。

五島プラネタリウムにあったカール・ツァイス・イエナ製のプラネタリウム。私はレンズに興味があるので・・・短い玉が取り付けられた球体。

格子状の中に長い玉。

下側の恒星球は手が届きそうな所にありますが、その中のレンズをアップで見てみるとCARL ZEISSの文字が・・・

テッサーの114mm F4.5と読めます。あ、ドイツは小数点はピリオドではなくてカンマでしたね。テッサー114mm F4,5が正しいです。(笑) ソニーのα用のレンズにもこの伝統が生きていて、ヤシコン、コシナは言うまでもありません。(あ、最近のは違うかな?:笑)

この日も暑くてとても写真なんか撮る気になりません。なんと昨日は36度越えだったそうです。そこで、LOFTの中にあるON AND ONとカメラのキタムラ 渋谷店の中古カメラ屋と東急ハンズに行くようにして、ルート取りをして。体がオーバーヒートしないように写真を撮り撮り帰ろうと思いました。まずは麗郷。

LOFT、カメラのキタムラに寄ってからの東急ハンズ前の歩道。人も車もほとんどいません。

脇道を抜けて東急文化村方面を目指します。途中、ダクトが素敵なビルを撮影。

東急百貨店裏手。

東急文化会館裏手。

以前、行ったことのあるガレット屋、ガレットリア。15mmだといい感じです。その昔11mmで撮影したら建物が小さすぎてなんだかなぁな写真になってしまいました。

 

いやぁ、暑かったです。(笑) コンビニでスポーツドリンクの凍ったヤツを買って、それを持ち歩きながらの街歩き、撮影でした。オートフォーカスは楽です。(爆)

 

 

 


吉永陽一 空撮鉄道写真展 【空鉄 うつろい 渋谷駅10年間の上空観察】 渋谷区文化総合センター 大和田

2020年08月16日 | 展覧会

昨日は吉永陽一 空撮鉄道写真展 【空鉄 うつろい 渋谷駅10年間の上空観察】を見に行ってきました。

会場入り口。

パネルのアップ。写真展の案内は、サボを模したり駅の案内板を模したものに書かれた案内になっています。

中の様子。

ご本人です。

 

先週の三連休の時にお邪魔しようと思っていました。が、バテていたので、昨日になってしまいました。

 

ある時、その時に一枚を見ると、視点が違うのってすごい、いい写真だねって、なります。でも、こうして10年分の時間軸が与えられることによってさらに写真の持つ意味合いが変わってきます。いい写真展でした。

 

渋谷・・・完成形・・・あるのかどうか、完成の定義もありますが、生きている間に見届けることができるでしょうか? ムリそうだなぁ。


噂の検証(のようなもの) その1

2020年08月15日 | レンズ

昨日は有休を取って井の頭公園に出かけてきました。(笑)

いつもの噴水。

もひとつ、同機種別ボディーで撮影。

これは別会社のカメラで撮影したもの。微妙に画角(写る範囲)が違うのは、先の2枚が焦点距離が58mmなのに対して、この写真は50mmだからです。8mmの差ですがこうしてみると大きいです。

昨日は記録的な暑さで34度にも達した日でした。そんな中シャッターを押すだけならまだしも、ピントを合わせるとか、絞りを変えるとか、頭を使うなんてムリです。(笑) なので早めに切り上げて、いせやでビール。あ、でも何もしなくても汗がドバーッと吹き出るような暑さでしたが、公園の中の日陰は街中よりは若干気温が低く、風が渡ると涼しいとさえ感じました。

店内。

焼き鳥。

シューマイ。皿からはみ出したキャベツが妙にリアルでしょ。ピントが合っているだけに余計にそう感じます。

キヤノンのR5にRFの50mm F1.2です。噴水の3枚目と飲み屋の写真はこれで撮影しました。(笑)

 

ニコンのノクト58mm F0.95が色収差を完璧に取りきれていないという記事がありました。そのことは私も確認しています。ですが、最近そんな話を聞かなくなりました。

 

ひょっとしたらレンズを改良したのか? セカンドロットから変更になったのか? いやそもそもセカンドロットって・・・等々疑問が浮かんだので、試してみることにしました。

 

まずはファームで違うかどうか試してみました。Z7を所有の、仮にT君としましょう、彼のZ7のファームは2.01で買った時のまま。私のはCF Expressに対応するために3.10に上げたものです。

 

結論から言うと、どちらも変わりません。どちらも出ます。(笑) 2枚目の写真が3.10のものですが、きっちり出ています。

 

となるとセカンドロットか・・・あ、セカンドロットなどという言い方はメーカーはしていません。緊急事態宣言下でしばらく出荷が止まっていましたが、再開されましたし、ニコンのショールームにも展示がしてありました。それを私が勝手に昨年末に出荷したものとは違う、セカンドロットと言っているだけです。

 

テストのような感じですが、そんなに真剣に撮影していません。そもそも三脚も使わずに撮影していますし・・・(笑) そんなバカなことを考えるヤツがいるんだなぁぐらいに読み飛ばしてください。だいいち、昼間にこんな写真を開放で撮らないでしょ。遊びですよ、遊び。

 

キヤノンのレンズはもちろん優秀ですが、8mm短いのとF1.2なのでニコンとは存在理由が違うでしょうか・・・ニコンはオートフォーカスも無いし、価格はキヤノンのおよそ3倍だし・・・

 

追記

噂の検証(のようなもの)その2を書きました。

 


ペンタプリズム 田中モトユキ 少年サンデー35号

2020年08月06日 | カメラ

先週号(35号:2020年7月29日発売)になりますが、少年サンデーに田中モトユキの「ペンタプリズム」なる読み切りマンガが掲載されていました。

表紙。

ペンタプリズムとモロなタイトルです。

彼女の愛機はニコンF2フォトミックAにマイクロニッコール。

彼のカメラはオリンパスのOM-1。このカットでは50mmのレンズが着いています。

でも、ストーリーは200ミリで進んでゆきます。(笑)

先に出てきましたが、このカメラはフォトミックのAです。すなわちAi化がされた後のボディー(のはず)です。このカットではウエストレベルファインダー(DW-1)が装着されていますが、話の流れでそうなっているだけで、スタートはフォトミックのAです。なんですが、製造番号が7677662なのです。世の中的には767万台のボディーは1976年製とされています。(本当か?) Ai化がされたのが1977年なので、ここに齟齬があるような・・・レンズもしっかりとAiのいわゆるブタの鼻が着いているのに。

 

いやぁ、OM-1が先月亡くなったおじいちゃんの形見だなんて、随分と昔のカメラなんですね。(笑) 

 

それにしても少年サンデーはインクが薄くて読みにくい、年寄りにはキツイです。って、少年の本にケチをつけてはいけませんね。(笑) なかなか楽しい話でした。

 

 


カメラ、はじめてもいいですか? しろ(作者のなまえ)  少年画報社

2020年08月04日 | 写真

昨日は昼休みに漫画を買いに行ってきました。

タイトルを「カメラ、はじめてもいいですか?」といいます。作者は「しろ」。

巻末で、漫画を描くにあたって取材をした方々(あるいはメーカー)への感謝の言葉が添えられています。

 

なんとも不思議な漫画です。

 

ベルボンは三脚事業をハクバに8月に譲渡となりましたが、漫画を出す頃には決まっていなかったんでしょうかね?

 

この漫画は7月30日少年画報社から発売されました。

 


「和巧絶佳」展 パナソニック汐留美術館 汐留

2020年08月03日 | 展覧会

昨日はパナソニック汐留美術館に「和巧絶佳」展を見に行ってきました。妻と二人出かける予定でしたが、子供が車なら行くといういつものパターンで、出かけてきました。

エレベーターを降りたところ。

会場入り口。

深堀隆介

新里明士

橋本千毅

左側のビルが美術館の入っているパナソニック東京汐留ビルです。

ここは元々汐留駅があった跡地ですが、さらにその昔は新橋停車場があったところです。これはその新橋停車場を復元したものです。

展覧会を見た後は、隣のビルの汐留シティセンター内にあるパリアッチョ(PAGLIACCIO)という店で昼食を済ませ(写真は一切撮っていません:笑)、せっかくなのでその後ドライブに。ここはフェリー乗り場、ゲートウェイブリッジに向かって写真を撮りましたが、ガードレールのサビがすごいです。

ガードレールを避けて撮影。

上の写真を橋の部分だけにトリミングしました。昨日は11-24mmしか持って行かなかったもので・・・

同じ場所から180°反対を向いたところ。ターミナルとフェリーへの車の乗り口が見えます。

 

この後、写真に写っているゲートウェイブリッジを渡り、豊洲まで戻ってきて、晴海を通り勝鬨橋を渡り、銀座、皇居、靖国神社、で、市ヶ谷で川を渡り大久保通りに入り大久保、中野と通り五日市街道に入り帰ってきました。途中、高井戸の業務用のスーパーA-プライスに寄って夕食の買い出しをしました。

 

「和巧絶佳」とはなんとなく分かったような分からないようなタイトルだと思いました。以前に超絶技巧と付いた展覧会もありましたが、手垢のついた名称だと思ったのでしょうか? 英語ではCONTEMPORARY JAPANESE CRAFTS REINTERPRETATION,EXQUISITE CRAFTSMANSHIP, AND AESTHETIC EXPLOSIONと表記してあります。どちらが直感的でしょうかね。

 

写真、3人分しかあげてありませんが、他にもたくさんありますが、キリが無いので勘弁してください。それと、この会場、写真撮影はOKなのですが、会場が暗い。(笑) 絞りたいし、早くしたいし、ノイズ減らしたいし・・・exif情報を見ると感度は12800でした。