昨日の決算審査特別委員会で「あ～あ」と思ったこと

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昨日の決算審査特別委員会の質疑でのこと。

環境省グリーンニューディール基金事業として
民間への補助金を残りを吹田市役所庁舎の工事に使いました。
そのことについて、どうしてもわからないところがあって質疑しました。

わからないところというのは、
見積額の平均を入札予定価格にしたと9月議会で他の議員の質問に答弁していたものが
3つの指名競争入札のうち、3社から見積もりを取っていた2つの入札の予定価格が
見積もりの平均額の6～7割の額になっていたのです。
残りの一つの入札は、なぜかこれだけ見積もりは1社からしかとっていなくて
予定価格はこの見積額の99％でした。

同じ日の入札で、同じ指名競争入札でなぜ、こんなに違うのか不思議でなりませんでした。
それで、昨日なぜ率が違うのか？と尋ねていたところ、
実は、3つの入札とも、予定価格に反映させた見積もりは1社ずつからしかとっていなかった。
それを入札のあとで3社から見積もりをって、さも最初に3社からとったかのように議会答弁していたということがわかったのです。

私は、その答弁を聞いて、開いた口がふさがらないというか、
なぜ、そんなことをしたのか、
厳格、厳正に調査と検証、責任の所在と処分について行うよう
また、その結果については議会への報告、市民に説明するよう意見を述べました。

このことを報告するため、先ほど、総務部長名で全議員あてに送られたのが
以下の内容です。
ほんと、しっかりしてください、としか言いようがないというのは、このことです。

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平成２４年１０月２６日
（２０１２年）

市議会議員各位

総務部長　川下 貴弘

平成２３年度（２０１１年度）決算審査特別委員会における報告について

　標題のことについて、平成２４年（２０１２年）１０月２５日開催の決算審査特別委員会総括日において、９月本会議における総務部長答弁について、下記のとおり報告したことを御通知いたしますとともに、謹んでお詫びを申し上げます。

記

１．９月本会議における総務部長の答弁内容

「公共施設省エネ・グリーン化推進事業の吹田市本庁舎照明設備改修、ＬＥＤ化は３社から、吹田市本庁舎低層棟断熱フィルム貼付施工は１社から、吹田市本庁舎仮設棟遮熱性塗装は３社から、それぞれ見積りを徴収し、それを基に（予定額の）積算をしたものでございます。」　

　２．報告内容

（１）正しくは、見積書の徴収について、３事業ともに平成２３年（２０１１年）８月に、それぞれ各１社から徴収し、それを基に予算額を策定し予定額を積算したこと。
（２）３事業の入札執行後の平成２４年（２０１２年）３月に補助金事業であり事務手続き上、必要との判断から照明設備改修、遮熱性塗装については３社からの見積書を徴収し、以後その見積書を予算額、予定額の根拠とし事務処理をしていたこと。
（３）上記内容が１０月１９日に最終的に確認できたこと。 　

　３．今後の対応

（１）公共施設省エネ・グリーン化推進事業にかかる各事業について、事務執行に関わった職員に対する事情聴取。
（２）（１）を踏まえた関係職員の処分。
（３）本市における入札、契約の総点検の実施。
（４）（３）の結果に基づく適正な入札契約制度の構築。