バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

朝の某地区(郊外)巡回バスで…

2017年05月30日 21時50分53秒 | バス運転士
始業点呼の時に「松井くん、今日は団体乗車があるぞ!」と言われて、“団体乗車受付票&領収書”を手渡されたのだが… なんと! 受付票に書かれていた人数は“大人2人&幼児5人”であった。「どこが団体やねん! まさか… 大人2人&幼児50人を聞き間違えたんじゃないだろうなぁ~」と少し不安に思っていた。

が、指定されたバス停に到着すると… ちゃんと“大人2人と黄色い帽子をかぶった幼児5人”が待っていた。私が大人・2・小人・1とボタン操作をしてから、大人の1人が運賃520円を投入… 私は用意されていた※※幼稚園様宛の領収書を手渡した。

その後、全員の着席を確認してから発車… と思ったら、大人の1人が立ち上がり、幼児2人に座席の移動を指示… 「おいおい… 何をやっとるんじゃ?」と思ったら、大人がスマホを使って幼児たちの写真を撮っていた。ま、巡回バスだし… 個人的にそういう雰囲気は嫌いじゃないので、撮影が終わってからゆっくりと発車したのだった…

また、通勤通学時間帯が終わった頃… あるバス停で一人の生徒くんが乗った。私は「あれまぁ~ 寝坊したのかな? いかにも“寝起きです!”って顔だもんなぁ~」と思っていたら、彼が100円玉を1枚ずつ… 運賃箱に200円を入れて行こうしたので、私は「あの…」と呼び止めた。

すると彼は“運賃210円、投入金200円”という表示を確認… そして、まずは硬貨投入口を覗き込み… 次に運賃箱の周辺を見回し… いかにも「その辺に10円玉が落ちてない?」という動きだったが、しばらくして「おかしいなぁ~ 入れたはずなんだけど…」とでも言いたそうに、もたもたと財布から10円玉を取り出して投入したのだった… きっと、まだ脳ミソが夢と現実の間でフラフラしていたに違いない。(そういうオマエは、常にそういう状態だもんな! ハハハ…)


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