農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

関山峠

2016-07-31 21:02:05 | 思い出
所用で国道48号線関山峠を越えました。

山形県と宮城県の境には東北の背骨
というべき奥羽山脈がそびえているので、
道路はすべて峠越えになります。

その中でも関山越えの国道48号は
短時間で山形と仙台を結ぶので交通量の多い区間です。

双方向とも峠まではひたすら上りで、
峠を越えたら急激にひたすら下るという按配。
けっこう急です。

車でもたいへんなのに以前自転車で峠を越える
イベントに参加したことがあります。
もう30年以上前の話ですが。

山形仙台往復160kmセンチュリーランです。
競争ではありません。
各自のペースで走りきるサイクリング大会でした。
今では考えられないけれどよくこんなハードな
コースで開催したものです。

山形の霞城公園がスタートゴール。
当時はトライアスロンを始めたばかりの頃で、
ロングライドには慣れていませんでした。

またサイクルウエアも持っていなくて、
格好は上下赤いジャージ姿。

したがってサイクリングの大会とはいえ、
自分にとっては全くチャレンジングなイベント。
しかも前日にはマラソンで鳥海ブルーラインを上ったばかりなのでした。

関山峠を下って折り返しの仙台西公園まで
なんとかたどりついたのですが、
疲れて休んでいたら再びサドルに跨る気が起こりません。

もうここで止めたかったけれど、
でもなんとかしてまた山形まで戻らなければなりません。
疲れた身体に鞭打ってペダルを踏み込み再び峠を越えました。

下りは踏まなくてもいいけれど平坦になってからの
天童から山形がえらい遠かった。
そして疲労困憊でゴールイン。
はっきり言って死にました。

その後しばらくはひどい全身筋肉痛に悩まされました。

関山峠を越えるたびにそんな昔話を懐かしく思い出します。

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