お盆で帰省中のイッセイとヒロヤに誘われて、
鳥海山の山頂を目指すことに。
5合目の鉾立を9時45分に出発。(遅!)
外輪に取り付く手前の七五三掛でカップ麺とおにぎりの昼食。
頭上の雲がとれて陽射しが暑い!
アクシデント発生!
なんと右の登山靴の底が剥げてしまいました。
一時は退却も考えましたが、
ありあわせの紐(デジカメのストラップ)を結んで応急処置。
こんなの初めてです。
結束バンド持ってくりゃ良かったなあ。
あとサンダルとか。
七五三掛から上部には新しい登山道が整備されていました。
従来の道は崖をヘつるように伸びていて荒れていたからなあ。
50mくらい上部で外輪コースと千蛇谷コースに分岐します。
午後も時間が経つにつれ上部のガス(雲)が切れてきました。
午前中に登頂した下山者の方々は、
ガスが濃くて眺望が利かなかったようなので、
これから上を目指すものにとっては結果的にラッキーかも。
外輪コースにはハイマツが生い茂っています。
短パン姿のイッセイには刺激が強そー。
文殊を過ぎて伏拝を目指します。
細かいアップダウンが体力気力を奪います。
でも頂上小屋は目前に。
七高山手前の分岐から一気に頂上直下の千蛇谷へ下ると、
雪渓が残っています。
しばし雪遊び。
「ファイトー!」
「イッパーツ!!」
暑さもあって手持ちの水が切れてしまいました。
山頂小屋で一本500円の水とポカリを大購入!
給水で息を吹き返して、
あらためて新山山頂を目指します。
ここからはほぼ岩登り。
午後4時。
ついに2236mの絶頂に立ちました!
二人は郷土の山にうれしい初登頂です。
新山には何本もの溶岩ドームが林立しています。
「あっちの方が高くないか?」
疑問を抱いたら実際に登って目測観測を。
おー世界はすばらしいー
千蛇コースを下山を急ぎます。
下りに脚が疲れた頃、谷の雪渓を横切って
外輪の分岐まで登りなおします。
ここも新道。
下りのリカバリーとしての上りが心地よい?
(とでも思わなければ登れない)
下山は日没との競争になりました。
悲惨にももう片方の靴底もべらべらに剥がれてしまいました。
なんとかだましだまし歩き続けます。
午後7時前に無事鉾立到着。
駐車場には飛島北側に沈む夕陽を眺める人たちが、
至福の時を共有していました。
毎年お盆休みには1人で山登りしていましたが、
今年は若人二人と一緒で楽しい登山になりました。