農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

イッセイとヒロヤと鳥海山

2016-08-13 23:32:13 | 

お盆で帰省中のイッセイとヒロヤに誘われて、
鳥海山の山頂を目指すことに。

5合目の鉾立を9時45分に出発。(遅!)
















外輪に取り付く手前の七五三掛でカップ麺とおにぎりの昼食。
頭上の雲がとれて陽射しが暑い!



アクシデント発生!
なんと右の登山靴の底が剥げてしまいました。

一時は退却も考えましたが、
ありあわせの紐(デジカメのストラップ)を結んで応急処置。

こんなの初めてです。
結束バンド持ってくりゃ良かったなあ。
あとサンダルとか。




七五三掛から上部には新しい登山道が整備されていました。
従来の道は崖をヘつるように伸びていて荒れていたからなあ。

50mくらい上部で外輪コースと千蛇谷コースに分岐します。


午後も時間が経つにつれ上部のガス(雲)が切れてきました。
午前中に登頂した下山者の方々は、
ガスが濃くて眺望が利かなかったようなので、
これから上を目指すものにとっては結果的にラッキーかも。


外輪コースにはハイマツが生い茂っています。
短パン姿のイッセイには刺激が強そー。




文殊を過ぎて伏拝を目指します。
細かいアップダウンが体力気力を奪います。

でも頂上小屋は目前に。


七高山手前の分岐から一気に頂上直下の千蛇谷へ下ると、
雪渓が残っています。
しばし雪遊び。


「ファイトー!」
「イッパーツ!!」


暑さもあって手持ちの水が切れてしまいました。
山頂小屋で一本500円の水とポカリを大購入!


給水で息を吹き返して、
あらためて新山山頂を目指します。
ここからはほぼ岩登り。




午後4時。
ついに2236mの絶頂に立ちました!
二人は郷土の山にうれしい初登頂です。


新山には何本もの溶岩ドームが林立しています。

「あっちの方が高くないか?」
疑問を抱いたら実際に登って目測観測を。


おー世界はすばらしいー


千蛇コースを下山を急ぎます。


下りに脚が疲れた頃、谷の雪渓を横切って
外輪の分岐まで登りなおします。

ここも新道。
下りのリカバリーとしての上りが心地よい?
(とでも思わなければ登れない)




下山は日没との競争になりました。

悲惨にももう片方の靴底もべらべらに剥がれてしまいました。
なんとかだましだまし歩き続けます。




午後7時前に無事鉾立到着。

駐車場には飛島北側に沈む夕陽を眺める人たちが、
至福の時を共有していました。

毎年お盆休みには1人で山登りしていましたが、
今年は若人二人と一緒で楽しい登山になりました。