頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

父島旅行記その8(南島上陸)

2006-03-31 | 『父島旅行記』

南島というのが父島の南にある。すぐそばなんだが無人島。ここに上陸すると言うのがいちおう予定には入っていたが、

ホエールをウオッチ&ングしてる最中に、帽子取ると髪型がナイスな田中船長

南島には1日100人までしか上陸できません。いま現在60人突破したと無線で連絡ありました。本船は33人おりますので、ただちに上陸致します!

なぬ!?行列の出来る無人島なのか?

東京ウォーカーには載ってなかった。小笠原ウォーカーは売り切れてた。

で、僕らを3回か2回に分けて上陸した。僕ら第一班にはなべさんというどえらく渋くダンディな人がガイドとして同行した。サングラスをこれほどパーフェクトに着こなしているひとはまず北半球には存在しない。MISS PAPAYAは大きすぎるので小船に乗り換える。上陸すると、岩場を登り、見たこともない草花が出迎えてくれる。

タバコの花なんて初めて見たぞ。ほんとに僕らが吸う、あのタバコの花だ。密売とか密輸の匂いがしたが… ふるちん愛用のマイルド・セブン・スーパー・ライトはここから来てるのかと思うと感無量だった。

すると、前述のレンジャー・たまちゃんがまたいた。

あ、たまちゃんだ!と言ったらあからさまにイヤな顔していたのは気のせいか?

なんか説明を僕らにしてくれた。内容は忘れた。

しかし、無人島に朝から夕方までひとりかあ… 船が迎えに来てくれなかったから帰れないんだよな… 同行した酒井法子がつぶやいた。寂しすぎて死んでしまうわ 青いうさぎだから。

たまちゃんを放置して、とぼとぼ歩いて行くと、下の写真のような景色が眼前に光り輝く。

扇池といって、海から波がざぶうーんと押し寄せてくる。水がめっちゃキレイだし、ちょと今まで見たことない不思議な快感であった。

 

これが俺たち一行。なべさんと熱く語ってしまった。水蒸気が上がってるのが見えるだろう。30年ぐらい前(なべさんの記憶もかなりてきとー)から彼は父島に住んでるなど、為になる話をうかがった。忘れたが どっかになべさん&ふるちんがいるが、どうしても見たい人は虫眼鏡もしくは顕微鏡を使ってくれたまえ。なべさんだからと言って、なべかぶってる人を探しても無駄である。他にウエットスーツマンという愛すべきキャラがいるのだが、それについては後日「船内面白人特集」で語ろう。

上は前衛芸術家が上陸して3年がかりで作り上げた作品。というのももちろん嘘。名前は忘れたが、貝の化石だかが大量に撒かれている、んじゃなくて自然にこうなってる。地層を掘るとうじゃうじゃこの貝が出てくるとなべさんが言ってた。かなりシュールだ。この写真では分からないが左右に広く貝の会が盛大に開かれておる。

なんちゃら池と言う淡水の池もあった。なべさんがどうしてここに淡水の池があるか説明してくれたが、彼のサングラスウエアリングを自分のものにすべく努力していた俺の耳には届かなかった。そもそもぼそぼそ話すのだが…

扇池の前で昼飯。朝、パン屋でパンを買った。2個買おうとしたら、鬼がそんなに食えるわけねえだろ、ってことで1個にした。そして腹が減った。鬼のバカ!

昼食後、南島を後にして、ドルフィン・スイムと竜宮城へと向かう一行たち。南島は、もし万が一父島に訪れることがあったら、ぜひ訪問することを薦める。ただし泳いでは行けない。北島康介がチャレンジしたそうだが、3日3晩かかってやっと到着したのはサイパンだったと言うのは小笠原では知る者はいない。

 

今日の疑問

 

たまちゃんが、タバコの栽培に従事している

ってことはたぶんない

専売公社がJTに変わったことは知らないようだが

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父島旅行記その7(デジ一)

2006-03-30 | 『父島旅行記』
前回まで写真が冒頭にどかーんとアップされていた。gooでは写真が一つしか載せられないと言うので、強引に一つに連結してアップしていたのだ。しかし、「できるブログ」を読んでみたら、裏技が存在したので、今回から強引な連結をしなくて済むようになった。

で、前回くじらの写真をアップした。

ただし、船上で、しかも遠めの写真を撮るのは至難の業。携帯ではまず無理でしょう。コンパクトデジカメ(通称コンデジ)も悪くはないんだが、上手く撮るのはちょっと難しいと思う。画素数だけじゃなく、手でしっかりホールドするのが難しいこともあり、デジ一(デジタル一眼レフ)がハゲシクオススメ。ルールとして確か鯨の200メートル以内には近づいてはいけない(だったかな?)ので、ま、近づきすぎると逃げてしまうのかもしれないが。肉眼で見られたとしても、鯨のブローが何秒も続く訳でじゃなく、その瞬間を撮るのは運がある。シャッタースピード・露出も変えられないといつもオートだとどうかな?ただしコンデジでも上手く撮れた人もいるかもしれないので不明。

前に某セミプロカメラマンのKちゃんに、ホエールウオッチングに行くと行ったら、
露出優先モードで、一番明るい露出に固定して、シャッタースピードは自動にしなさい」「失敗しまくるから、取り捲りなさい」とアドバイスされていたので、その通りにした。

デジカメがいいのは、撮ってとってとりまくって、その内何枚か成功してればいいって思えること。

結局300枚以上撮影したが、写っていたのは3分の1以下でしょう。ただ、鬼が撮ったのは失敗率が高く、仙人が撮ったのは成功率が高かったことは声を小さくして言っておく。300ミリのズームレンズを装着していったので、確かに遠くは撮れるが、船上だと特に手振れの問題もあるし、肉眼で見つけたとしても望遠がきついと、どこにいるかファンダーに収めるのがむつかしい。

個人的オススメは、広角から望遠まで網羅してるズームレンズを着けること。それを買うか悩んだんだが、標準レンズを最初の購入時に付けてしまったので、それを無駄にしたくなく、望遠ズーム(安かった)にした。これだと近すぎるとピントが合わないのだ。ちなみにPENTAX ist DS2は、ファインダーがデジ一で一番見やすく、モニターも大きい。オートであれば関係ないんだが、マニュアルでやるときは、露出などファンダーのぞきながら親指で変えられる優れもの。





上は望遠ズームをいっぱいに伸ばした所、下は標準レンズ。

うーむ。今回はほとんど全く旅と関係なかった。しかも無理してテキストエディターでHTMLなんぞ使って見た。



今日の暴言




気分だけは篠山紀信かロバート・キャパだった

※4月4日追記&訂正 我がカメラ師匠yu-photoさまに「露出優先」じゃなくて「絞り優先」であるという指摘を受けたため、上にある露出は絞りに変更します
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携帯から初投稿

2006-03-29 | poetic inspiration
夜10時 桜木町駅のガード下

山崎まさよしの
One more time,One more chance

この曲を聞くと、
いつもここを歩いている気持ちになる
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父島旅行記その6(鯨ちゃんとご対面)

2006-03-29 | 『父島旅行記』

さあて、お立合い!

やっとホエールウオッチング&ドルフィンスイムの話

朝8時半ごろ予約したパパヤに行く (今までリンクの張り方を誤って使用していたが、やっと正常な体位になった)

ここは民宿でもある。ボート(クルーザー?)を所有していることは言うまでもない。なんも知識のない俺らはYちゃんのオススメに従っただけ。他にも鯨・ダイビング・シーカヤックなどのツアーをやってるお店は多い。

サイト内にPAPAYAフォト・コレクションがあり、自分では絶対撮れないようなすごい写真がある。

今回はモニター体験ツアーという格安の旅行(5万7千円)で、しかもこういうオプショナルツアーで使えるクーポンまでついてくるという太っ腹(今後もやることはあるらしい)

で、そこでは30人ぐらいが集結。老若男女入り乱れ打ち。自分の身長をおばちゃんに言うと、それにあったウエットスーツを貸してくれる。水中眼鏡・口咥え空気吸い管・足ひれも。

で、車3台に分乗して、港へ。Miss PAPAYAという大きいクルーザーに乗り込んだ。(ミスというのだから未婚女性なんだろう)船の中のどこにいるのかは自由。キャビンの中、1階の後ろ、前、2階。上の方が揺れる感じはするが、1階の方が濡れやすい。相当揺れることが予想されてたので、酔い止めをちゃんと飲んだぞ。これ飲んでないと●●してただろうな。

面白いのはたぶん船長である田中さんが、操縦しながら、スピーカーを通して、

 「くじらが現れましたよー」とか教えてくれること。 7人(ぐらい?)もクルーがいて、果たして元が取れるのか不安になる。が、クルーが分担して360度回りを見渡しているので、必要な人材なんだろう。

父島から遠く離れた所を行くのではなく、比較的近い所を鯨を探して、ひたすらさまようのだ。もう一つ小さいクルーザーにもクルーが乗り、別の場所を探し、島の高いところ(ウエザーステーション)からも別のスタッフが双眼鏡で探しており、3箇所から探索→ 無線で連絡という 川口浩も真っ青な完璧な体制。

 

田中さん

「9時の方向に鯨がいまーす!」

お客全員

うおおおおお

雄叫びを上げる群衆

見たぞおおおお

めちゃめちゃ見ました。

潮吹き(ブロー)も見ちゃいましたよ!(上の写真)

感動した!

こんなにたくさんの鯨(水族館じゃないぞ)をで見られるとは…

運が悪ければ見られないのかなと思っていたけど

トータルで何頭見たか覚えてないけど、たぶん8頭以上見たと思う。もっとかな?

鬼の先輩女性A子さんは海外にホエールウオッチングにしょっちゅう行っていて、なんでそんなに見たいのさ、と思っていたけど、その理由が分かった。こりゃはまるわ。まじ、すげえっす!

上はもちろん自分たちで撮った写真ずら。次回デジカメについてちょっと語るかな?パパヤツアーの話はまだつづく……

 

 

今日の驚嘆

 

田中船長が操縦しながらマイク持っておしゃべりするのは

器用すぎる。

 

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都立水商!

2006-03-28 | film, drama and TV

さっきドラマでやってた。

原作の小説「都立水商!」室積光はめっちゃ面白かった。

話は、水商売への職業訓練校「水商」をめぐる、はちゃめちゃなストーリー。しかし面白かったぞ。

ドラマはベッキーが主人公で転校してきたばかりの女子高生。癒し系グラビアアイドルの安田美沙子が同級生。ださい眼鏡かけてた。

乙葉と結婚した藤井隆が先生役。マネージャー科の先生がなんと野村宏伸!なつかすぃー 怪しい校長が竹中直人

しかしなんと言ってもはまり役なのは

 

森下千里

 

森高千里ではない

大江千里でもない

 

海原千里・万里でもない

 

海江田万里でもやはりない

 

れっきとしたグラビアアイドルである。先日「輪舞曲-ロンド」で速水もこもちに殺害されていたが、生き返っていた。

ホステス科の講師なのだが、ぴたっとしたタイトスカート、眼鏡、完璧だった。

グラビアアイドル卒業して女優に って言うのはよくあるパターンであるが、彼女は女優として大成するであろう

と、ドラマ見続けて52年のこのふるちんが太鼓判を押しておこう。いらないとは思うが

 

今晩の教訓

 

こんな学校があったら、うちの娘入学させたい

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父島旅行記その5(島の夜は更ける)

2006-03-28 | 『父島旅行記』

で、6時にシートピアに戻り、夕食。ここはとにかく飯が旨いので評判だとのことで、Yちゃんオススメだった(というよりYちゃんアドバイスに全て従っていた)結論は

飯、うまかったぞお

尾長鯛の刺身とか、かじきのソテーとか盛りだくさん。全てたいらげた。完食してしかも宿で一番先に食い終わるのが俺たちだったのは、やはり戦時中の粗食生活が身にしみているのだろう。部屋ではなく食堂で食べることを言い忘れてた。いつも思うんだが、お代わりするときに、「どのくらいにしますか?」と聞かれるが困る。「ええっと、前回と同じくらいで」マッチ「じゃあ大盛りで!」

テーブルの隣の席にうら若き乙女二人。話してみると、大学4年生で、もうすぐ卒業とのこと。髪の毛がさらさらじゃなくていつもバサバサでなかなかかわいかった。明日以降どうするのか聞いてみたら、

 

なんも決まってない

 

と豪快な発言。

この瞬間から、この二人を

いきあたりばったりガールズ

と勝手に銘々。島内でしょっちゅう遭遇するので、見かけると「あ、いきあたりばったりガールズだ!」と言うと、たぶん笑ってくれてた。(ひきつっていたという証言もあるが、キュートな俺の笑顔にひきつる理由のかけらも見つけられない)

しかし、こいつらあなどりがたし!なぜなら、父島はもう4回目で、毎年来ているんだってさ。だから、前もってプランなど立てなくてもいいのだ。それまでの3回は4人で来ていたそうな。今時の女子大生が25時間も船に揺られてやって来るとは、ちょっとびっくりこきまろ。おじさん、見直したわ。

鬼が

「このハゲが話しかけて怖かったでしょう?かわいい子見かけるとすぐ声かけるのよお。ごめんねえ」

と失礼発言ぶっこきアゲイン

歌ってやったぜ!

   んのーちいさなーできごころがー♪

ひとつ屋根の下数日だけ暮らす者として、いらぬ誤解を招いてはならぬと、ちぃにいちゃんは言ったさ。

船内では男子大学生と話したっつうの。お前がその場にいなかっただけだっつうの。おやじともおばちゃんとも話したっつうの。と言い訳のオンパレード。話しかけるとは限らず、かけられることもあるし。しかしなんで旅先にまで来てこの体たらくなのだ?まあいい先に進もう。というよりほとんど旅と関係ない話ばかりだった。このいき&ばったりには毎朝・毎夕食同席することになる。それ以外のお客とは全く口をきかなかった。

夕餉の後はYちゃんと飲みに行く約束。するとTちゃんも参戦して、またよもやま話。離党じゃなくて離島というのはたいてい飛ばされて来るものかと思っていたが、希望して来たというのにはサプライズドゥだった。Yちゃんと鬼の3人で車で回っているときはYちゃんはちょっとおとなし目だったが、Tちゃんが一緒だとプチ炸裂して面白かった。でかい猫をかぶっていたのだな。Tちゃんはやや無口。寡黙な男っていうのはああいう人をいうのか?見習わないといけんとちょっとだけ思った。Yちゃんいわくは、鬼と俺を見ていると面白いらしい。俺がボケ担当で鬼がツッコミ担当だと言ってた。また、鬼が現実派だとも。その点に関しては大いに観察・検証・破壊の余地がないこともないが、Yちゃんがボケ、Tちゃんがツッコミを担当しているのを見ると、同じ穴のムッジーナだな。(ヤンキースにムッシーナってピッチャーいたけど、まだいるのかな?変な投げ方してたな)

あれ?他に何の話したのかほとんど覚えてないぞお!酔っ払ったのかあ?

だ・め・な・ひ・と

とは誰も言ってはくれなかったが。

そうそう、その店から帰ろうとしたら、シートピアのマッチ棒といき&ばったりが同じ店にいた。狭い世界だ。 マッチのことをほんのちょっとだけ羨ましく思ったなんてことはない。

島の夜は早い。スーパーなどのお店も7時前には閉まってるし、夜は飲食店の一部が開いてるだけだ。

しかし、翌日の朝食が7時なので、早めに就寝。 鬼は電気消した2秒後には寝ていた。うらやましいぞ。

明日は念願のホエールウオッチングだ!

 

特に大洋ホエールズのファンではなかったが、

まさかとは思うが平松とか屋敷とか田代とかシピンとかがまさか見られるんじゃないよな?

見たくないよ。だって、

仙人は大の広島カープファンだから。

 

 

今日の教訓

広島カープファンだからと言って鯉が海にいるはずないことをきちんと認識しよう

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父島旅行記その4(島めぐり)

2006-03-27 | 『父島旅行記』

さて、島を一周のお話し

まだ、みなさん期待のホエールウオッチングの話は遠い。じらされるのもたまんないでしょ?

Yちゃん運転でドライブ。気持ちがいいのお。

しかあし!正直言って完璧にはどこ行ったか覚えてない……

いっぱい見すぎたのも原因の一部だか、何と言っても最大の問題はこの仙人にある。なにしろ事前に全く地図・パンフ・ガイドブックも何も読んでない。いつも旅行に行くときは、車ならパーキングエリアで初めて読む・飛行機なら行きの中で初めて「地球の歩き方」を読む。読まないこともしょちゅうだが。ま、いつも鬼が勝手に決めているので、必要ないのだ。従って、このすっとこブログを書くために、になってやっと地図を読んでいる。

ひどい話もあるもんだ。

しかし、

  ふるさとは

  遠きにありて

  思うもの と言う

だとすれば

  父島は

  帰って来てから

  思ふもの

 

たぶん、行ったのは (上に写真があるから、証拠あり)

 

・長崎展望台 兄島がよく見える(と書いてあった)

・初寝浦展望台 ここは間違いなく行った。上から海岸・砂浜が見下ろせてすごーくきれい。

・中央山展望台 父島の真ん中にある山 360度パノラマ状態で見渡せる。絶景でした。槍ヶ岳の頂上に登った感じがした。行った事ないけど。

・小笠原亜熱帯農業センター 小笠原の固有の植物が見られる。温室もあり。父島の山歩いてると見たこともない植物がそこらかしこにあるんだけど、事前の勉強もせず来たのでYちゃんの説明を受けるのみ。植物マニアにはたまらない島らしく、海なんかより、そっち目当てで来る旅行者もいるみたい。

・電波望遠鏡(仮) 上の写真がそう。名前は忘れてしまったが、バカでかいパラボラアンテナの親玉。東京ドーム50分の一ぐらいあった(ようにこの濁った目には映った)日本に4つ?だかあって三角測量だかで銀河系の遠い星をきちんと観測できるらしい。そもそも星のことを全く知らないのが致命的だ。北斗七星より北斗神拳の方が詳しい。ラオウという星はないのか?

以下かなり記憶があいまいなのは

・コペペ海岸 ・小港海岸 ・扇浦海岸 ・ブタ海岸

行った事は行ったはずなのだが、別の日かもしれない。そしてそんなこと誰も気にしない。

しかし、花粉が飛んでないから花粉症の仙人にとってはありがたい。

戦跡ツアーがあるだけあって、太平洋戦争の遺産があちこちにあった。トーチカなど。島に運ぶのだけでも大変なのに、よくこんな山の中まで持ち上げたもんだ、と変な感心をする俺たち一行。古谷は一行。

防空壕だかの写真を撮ったら明らかに稲川淳二が写ってた。こえー

どっかの山の中でレンジャーのたまちゃんに遭遇。これで島に3人しかいないレンジャー全員に会ってしまった。何やってるのか結局よく分からなかったが(たまちゃん、すまん)、たぶん自然保護関係だか、貞操保護関係の仕事をしているらしい。これから毎日たまちゃんに出会うことになるとは思わなかったが。しかし、山の中だからまだいいが、若い男がいつも一人でうろうろしているのは、通報の対象になるであろう。胸に名札的物体を着けてないとかなりアブナイ。つけてても多少アブナイ。

しかしまあ、極めてロンリーな仕事であることは間違いない。

寂しくないの?と尋ねたら、

一日全然人に会わないとサヴィシーですね。と言ってた。

その割には貝の様な口をした無口なのは謎だ。

そんな訳で、ほんの数時間の岬めぐりでも結構堪能できた。明日からの滞在が楽しみになってきたっす。。伊東美咲めぐりはまだ予定に入ってない。

次回はこの日の夜についてにたぶんなる。明日は別の話しを挿入するかもしれんが未定じゃ。明日という日は「三田明の日」と書くのさ。

じゃ、また!

 

今日の教訓

 

井上和香が言った

事前の計画が大切よ

 

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父島旅行記その3(友人は仮か?)

2006-03-26 | 『父島旅行記』

写真はどっかの海(そりゃそうだ)境浦だったかな?愛機PENTAX istDS2で撮影した。デジタル一眼レフの話はずっと先にするかも?

ほんでもって、シートピアにチェックインした後、

腹が減ったと鬼さんが言ったら、じゃあお昼にしよ!と優しく言うYちゃん。いまだに話がお昼か…

シートピアの近くのレストランブォーノ・ホライズンに入る。なかなかこじゃれたレストランだ。

そこでYちゃんの知り合いに遭遇。今後あちこちでYちゃんの知り合いに遭遇する。なんか知らんけど、挨拶されたのでにこやかに会釈。後で、Yちゃんに、あの人だれ?と聞いたら、

れんちゃん

そういう名前か。

レストランでYちゃん、Tちゃん、鬼さん、仙人が食事をしながら、「これからどうする?」会議

こちらの予定は明日ホエールウオッチング&ドルフィンスイムツアーの予約している以外は空白。つまるところは全てYちゃん頼み。鬼と俺のために仕事を休んでくれるなんてこの時点でもう友人(仮)(仮)は取れたぞ。やっほい!

宿の夕飯が6時なのでそれまでYちゃんがで島を軽く案内してくれるとのこと。すばらしい!結構山が多いので、徒歩で島一周はきつい(見かけたけど)、バスもあるけど、1時間に1本。レンタカー・レンタバイク・レンタサイクルが普通かも。しかしYちゃんのおかげでレンタカー代すら浮いてしまった。えびちゃんのえびバーガー(食べかけ)よりもっといいおみやげ持って行くべきだった。すまん、Yちゃん&Tちゃん。

でレストランを出るときに、またれんちゃんず(二人)に挨拶された。

彼らは、東京都のなんたらかんららら~~で、実は

 

 

レンジャー

だった。とかアオ色はしてなかったが。5人いなかったし。

「れんちゃん」じゃありませんでした。連荘でもないし。

ここで一句

大杉連

連荘すれば

連ちゃん連荘(字余り)

連の字が違うという指摘はするな! 

島に3人しかいないレンジャーにもう2人も会ってしまった。

今回はこんなもんで

この連載いったいいつまで続くのか?まだまだ先は長い。

 

 

 

今日の教訓

友人は(仮)ではなかった。

仮屋崎ですらなかった。

鬼との関係こそが(仮)なのかよく考えよう

 

 

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父島旅行記その2(父島上陸)短くしてみた

2006-03-25 | 『父島旅行記』

前回のブログは長すぎた… 前々回も長かった。

後でブログの文章をテキストエディターにコピーしてみたら、すごい字数になっていた。旅行記その1が5499文字 閑話休題が4466文字 うーんなんてこったい!オリーブ待ってろブルートいくぞ!

長い1日を一回のブログで書ききることに無理があるのかもしれない。今日はたぶん半日ぐらいにしておこう。いや1/4日か?小学校の作文で原稿用紙3枚以上書きなさいって言われたから、無駄な文章を突っ込むのがパブロフの乾になってるのかもしれない。前回の轍を踏まないように、少し細切れにして連載をしていこう。また連日旅行記にしないで、てきとーに関係ない話も挿入していこう。

船内の話はすっ飛ばして、 父島上陸!

ときは安政元年 3月17日金曜日 旅行2日目

(木曜日に東京を発って、金曜昼に父島着 遊べるのは金曜午後・土日・月曜半日なのだ。おが丸の運航スケジュールは必ずしも木曜発ではないが、滞在は基本的にそんな感じ。もっと長くいることはたぶん可能。おが丸が毎日出てるわけじゃないことをお忘れなく。)

さて!

潮だか風だかの影響で到着が遅れて、12時50分着だった。(前の日の晩から船内放送で到着予定時刻が告知されている)港に宿の人、友人(仮)のYちゃんが迎えに来てくれているので、そのことが伝わっているか心配だったが、朝放送だかが島で流れて「本日のおが丸は○時到着です」と知らせているそうだ。とっても離島っぽいぞう。

で、父島の二見港に到着!

あったかい!空気が美味い!!

うじゃうじゃ人がいる。まるで全島民がそこにいるかのごとくに…

各宿からの出迎えがプラカード持っていて、おが丸から吐き出された人たちがそこへ向かって行く。ずいぶんたくさんの人が乗ってたんだと実感。

すると、友人(仮)が

がばああーー

と登場した。「ふるちん!」とは叫んでないが、ふるちゃん(仮)と叫んだとしておこう。

おおおお Yちゃん、全然変わってないじゃん ○○年ぶりなのにーー

暑いのに、ウインドブレーカーを着ていたのが多少気になったが、まあよしとしよう。たぶん渋谷のセンター街を歩いていて、Yちゃんを見かけたら、間違いなくそうだと確信できるくらい変わってなかった。周りが若い子ばっかりだから目立つだけと言ったやつはお仕置きよ!

YちゃんのパートナーのTちゃんも登場!勿論初お目見え。なかなかのイケメンだが、そこを深く掘り下げない方がよかろう。

優しい優しいYちゃんは宿まで連れてってくれた。俺たちの宿は「シートピア」と言うのだが、民宿とは思えないほど、清潔な宿だった。部屋もトイレも風呂も食堂も全て。掃除にどれだけ時間と手間暇がかかっているのだらうか。翌日外出から戻ってから鬼と俺は衝撃を受けるのだが、それはまたの話。

http://www.d7.dion.ne.jp/~seatopia/

がシートピアのサイト 宿のどら息子マッチが管理人 彼は俺のことを「パンダみたーい」と言ってた。それぐらいかわゆい?ま、なんでかはずっと先になればたぶん分かる。とっても爽やかでいい人だ。たぶんすごく若いぞ(推定12歳)さすがマッチだけに、ギンギラギンにさりげなく、ご飯は連日どんぶりによそってくれた(ありがとう)

上の写真はどっかで撮ったやつらしい 

そうそう苗字以外何も知らなかった、前に話した、

プリティな田舎モノたかちゃんから昨日なぜか携帯にメールが来た。

俺だって苗字とスリーサイズしか教えてないのに

彼女は秘密諜報機関に勤めているのか? 

ブログにあたしのことがんがん書いちゃってください

とのこと。ゴルゴ13的人生を歩んでいるはずなのに、なんて太っ腹。

ずっと先になれば君の愛用ジャージについて

がんがん語るかもね。

しかし、既に君はブログに登場してるのに、

そしてそれをまだ読んでもいないのに

そんなこと言っちゃって、おじさん、し・ら・な・い・ぞ

 

 

今日の予測

 

もう2度とたかちゃん(仮)からは連絡来ることはあるまい

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閑話休題(小早川伸木最終回&CanCamモデル考)

2006-03-24 | film, drama and TV

いてえ、いてえよ

顔がつぶれたザクロのようだぜ、とっつあん… _| ̄|○

全く極秘に進んでいたこのブログ・プロジェクト

しかし、どこから聞きつけたのか、鬼(仮名)が見つけて

(中略)

という訳です。知らない間にあいつは父島空手をマスターしてたらしい。これからはおにぃ もしくはおにぃちゃんと呼べとおっしゃられていたが、あいつのパソコンにウイルス挿入してこのブログはもう読めなくしておいたので大丈夫。今頃は裏ブログ「おにぃちゃんとのスイートな日々」を読んで涙しているだろう。

しかし、一体全体このブログ読んでる人がいるんだろうか?たぶん存在しない。だってさー コメント自分で書いて、自分で返事してるんだもん。むなしいよー。エーンエン遠近両用スプーン!のび他くーん、遠くのものも食べられるよ!

しかーしたぶんそれはフィクションであって欲しいと心から願う。前回相当ぶっ飛ばして書いてしまったので、存在しないかもしれない生徒諸君?読者諸君は疲れてしまっただろう。今回はどうでもいい話特集(テレビも改変期で、どうでもいい番組やってるし)で、お茶を濁してからうがいしよう。がらがらがら ぺっ

 

・「小早川伸木の恋」最終回

昨日最終回だった。俺のプロフィールにも軽く書いてあるが、片瀬那奈さまが出演されているので見ない訳にはいかない。

某知り合いは「輪舞曲-ロンド」というドラマは奥さんは 竹之内豊だんなはチェ・ジウ 目当てで毎週欠かさず見ているとのこと。色んな見方があるもんだ。

そんなことより賢明なる読者諸君に声をMAXにして言っておかなかればならないのは、那奈ちゃん演じる妙子はかなり嫉妬深く怖いキャラである。(怒った妙子が、夫が仕事に行っている間に家の鍵を変えてしまい、夫が帰宅できなくした。あれは身につまされた) しかし、が、But, Though, Althoughそれはあくまでもお仕事。素顔の那奈ちゃんは素直でとっても優しい子なのだ。彼女が保育園にいたときに保父をしていた私が言うからには間違いない。ホフ・ディランは同期入社だった…

ここでストーリーの話をしてもしょうがないが、ようは、ひととようは、唐沢夫が不倫して

優柔不断な「いいひと」

となって悩むというざまあみろの設定(という見方をしているやつはいないだろうな)

しかし現実には、片瀬那奈紺野まひる(元宝塚)の間で悩むなんて幸福な男性はまずいないだろうな。いたらぶっ飛ばす。このドラマで初めて紺野まひるを見て、なんて繊細な演技をする女優なんだと思った。そしてこんな三角関係になりたいと心底思った。

で、もろもろあって、ついに離婚の調停の場面を迎える。夫は別れたい、妻は別れたくない。唐沢の弁護士は藤木直人 妙子の弁護士はかとうかずこ この間離婚したばかりだぞ。

それを見ていた俺と鬼。

藤木弁護士「こどもを踏み絵にするんですか!!」

かとう弁護士「ふみえ!!???」

俺「細川?」

鬼「うん」

みなさんどうでしょう?この見事な連携プレー。完璧なスルーパスが決まりました。

「うん」てなんだよ!もはやツッコミですらなく、真のスルーだ!

何が言いたいのかさっぱり分からないが。

那奈ちゃんと紺野まひるの間で悩む男性はめったにいないが、唐沢と藤木の間で悩む女性はほとんど絶対いないだろう。いい女よりいい男の方が少ないから。 そこの奥さん、いまうなづいたでしょう?

唐沢夫と妙子は最後には元サヤに戻ると予想してずっと見ていたのに、そうではなかったというラストには多少意表をつかれた。

 

 

・CanCamモデル考

専属モデルたちは今や飛ぶ鳥を落とすすごい勢い。CHAGE&飛鳥もびっくり。

山田優はドラマ・CMと活躍しまくり。去年「不機嫌なジーン」でドラマ初登場した。その後、押尾学と矢田亜希子がつきあうきっかけとなったドラマにもナース役をやってた。カナダドライジンジャーエールのCMもやってるな。

「えびちゃん」こと蛯原友里も大ブレイク!マックの宣伝であれだけ使われるとは。えびちゃんの内巻きヘアも街でよく見かける。

しかし、注目すべきは押切もえ この人はすごい。尊敬に値する。前に情熱大陸という番組でもやっていたが、プロ意識の高さ、気取りのなさ。まじめさ。全てがプラスの方向に向かってる。CanCam愛読者のあたしにはちょっとやせすぎの子だったけど、見直したわ。嘘です。一度も買ったことないです。立ち読みすらできないっす。美容院行ったときだけです。それすらも嘘だが モデルの仕事は相当の激務で拘束される時間も長いし、思ったより華やかな仕事でもないようだ。

押切もえを完全にフィーチャーした「お姉さん系CanCam」が先日創刊されたが、今後の動向から目が離せない。全くの蛇足だが、昨年押切はサーフィンで首を痛めた。それで長く仕事を休んでいた。その昔、激しく首を痛めた経験がある俺とはなにかしらの運命的なものを感じる、ことは特にない。

ファッション誌はファッションについて読む・見るものだという常識を、

「モデル」をほぼタレント化し、そして女性ファッション誌でトップの売り上げ、さらにCanCamモデルになりたい女の子を増やしているというのは賢い戦略だと言えるのではなかろうか。もえカジ(萌えーではなく、押切もえカジュアル)なる造語も上手い。カリスマモデルという言葉さえ死語にしてしまった感あり。

なんでお前がCanCamについて語るのだ?

じゃあモテおやじのバイブルとなったLeonについて厚く暑く語ろうと思ったが紙面がつきてしまった。ここだけの話しだが、このブログは実は

原稿用紙に書いているのだ。しかも毛筆で。だって書道初段だから。で書くのはらくちんなのさ。毎日硯を摺るのが若干面倒だが。大量の人たちに「おまえが書道初段のわけねえだろ!」とさんざ過去に言われたが、これはまぎれもない事実。書道はそこらのおこちゃまのペン習字とは違うんだぜ。次回はぜひ、我が書道の作品集を披露しよう。

 

・ドラマ時効警察はめちゃめちゃ面白かった。再放送もしくはDVDで見ることをハゲしく薦める。近年ベストドラマの一本に入るであろう。他にどんなドラマがマイベストだったのかは遠い将来このブログで語るかもしれない。「タイガー&ドラゴン」は間違いなくエントリーすると前振りしておく。

 

今日の教訓

 

 

かえるが日記を始めたとさ

 

 

フログ

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父島旅行記その1(鬼の逆襲)

2006-03-23 | 『父島旅行記』

お待たせ致しました。やっと始まります。デジカメ写真の整理が全然出来ていないので、誤魔化していたのですが。いまだにメモリーカード開けてない。

まず、父島に行くには竹芝桟橋から小笠原丸(通称おが丸)に乗る。その辺りから話が始まるのだ。え?父島じゃないの?いえいえ、まだまだ先は長いでござる。

運行しているのは小笠原海運

http://www.ogasawarakaiun.co.jp/index.html

で、詳しい情報が読める。

 

俺が知らなかった父島豆知識から(この豆知識てきとーに後で散りばめる予定)

・人口2000人ぐらい(20人ぐらいかと思ってたぞ)

・携帯使える。ただしドコモのみ

・テレビは地上波・NHKの衛星放送映る。でもラジオは入らない。

・戦後から1968年まではアメリカの領土で、その後返還された。

・小笠原というのは信州の深志城主の孫、小笠原貞頼により発見された(父島は小笠原諸島最大の島)ところから名がついたらしい。(しかしこの貞頼という人物、長い間実在したのか分からなかったとか)

さて朝8時半、竹芝桟橋に行くと乗船手続きをしてる人の長い行列。

 

ん?こんなにたくさんの人が父島行ったら、父島沈没しちゃうぞ。

出航は午前10時 到着は翌日昼11時半

 

おが丸は定員1000人で今回は500人が乗船。ガラガラかと思うとそうでもない。俺たち下層階級の人間は一番安い2等船室。ここは雑魚寝。だだっぴろい所に、一人ひとりに割り当てられた場所(毛布と枕がある)が自分の領土。正直言って、あまりにも狭い領土で驚いた。しかし、夏や年末年始などはもっと領土縮小されるとのこと。ポーランド侵攻したヒトラーの気持ちが分かったぞ(嘘)

周りを見渡した俺の感想。

ここは

 

 

 

強制収容所

もしくは

地震の後、体育館に避難してる人たち… 

 

避難民

経験ある人ごめんなさい

 

実際はそれほど居心地が悪いわけじゃないことが後に分かるんだけど、そのときはそう思った。上の写真が携帯で撮った2等船室だ。

で、強制収容所を抜け出して、甲板に行った。ちょうど、品川だとかお台場、レインボーブリッジが見えるところで、携帯で写真撮っていた。そしたら、隣にいたうら若き女性に話しかけられた。「あんまりうまくとれませんよねー」で、多少会話をかわしていた。彼女は大学2年生。一人旅。どっか遠くに行きたいので父島を選んだとか… ちょっとプリティな田舎者なので、あれが横須賀、あれが三浦半島、あっちが房総半島、これがランゲルハンス島と教えてあげた。すい臓見せちゃったのかよ!すると、突然背後から

 

 

 

どおおーーん

とど突かれた!なんだ?海に突き落とそうというのか!ここは火サス?土ワイ?あたしは片平なぎさ?

「なにやってんだよー!トイレ行くって言ってもう30分じゃねえかよー!あたしも甲板出たかったのに待ってたんだぞー」

が来た

じゃなくて、連れだった。そう。一人旅だったら、アバンチュールだのオートクチュールだのじゅわいおくちゅーるだのが期待されるのだが(読者もそっちを期待したに違いない)、残念ながら連れがいた…

ということを完全に忘れていた。でもその大学生(たかちゃん)に、「ちゃんと連れと来た」と言ったぞ。←アバンチュってない俺

その後、船内のレストランで、たかちゃんと連れと3人でよもやま話。近頃の若いもんはーなんて思っていたのだが、すごくしっかりしていて見直してしまった。鬼(仮名)が「こいつがナンパしたんでしょー ごめんねえ」ととっても失礼極まりないことをぶっこきやがるが、「そうじゃなんですーあたしが声かけたんですー」と正直に言ってくれて助かった。たかちゃん、きっと君は木を切ったらちゃんと自分がやりましたと言うだろう。臭かったら、あたしがしましたと言うのだろう。僕たちには「実はカレシいるんですー」と言っていたが、島では「いないんですー」と言うのだろう。それでいいのだ。あそこは日本じゃないから治外法権なのだ。

ちなみにヤイコこと矢井田瞳に似てると思った。その後、船内・島内でしょっちゅうたかちゃんを見かける。

そうそう船内にはレストラン・売店・あちこちに自販機・カラオケ・ラウンジ・ビデオルーム・キッズルーム・スナック・シャワーなどが完備してる。なんでカラオケ?と思ったが後で母島出身の人と話したら、おが丸就航の頃はカラオケルームは予約でいっぱいだったそうな。もちろん旅行者だけがおが丸利用する訳じゃなく、父島・母島在住の人たちも利用する。飛行機など飛んでないのだ。作業服来た人たちがいたが、どうも光ファーバーだかを設置するために島に出張するらしい。後で島で会ったが完全にオタク集団で気色悪かった。

ビデオルームとは、船内でレンタルビデオを借りてそれを見ることができる。あずみ2とかアビエイターとか比較的新しいものが多かった。係りの人に

タイタニックはありませんか?」と聞いたら、にやっと笑いながら

「それは、おいてません」

そりゃそうだ。

で、船内で一番の問題になるのは

どこに自分の身を置くか?どうやって25時間(片道)つぶすのか?

多くの人は自分の船室の領土でほとんど寝てる。後は廊下のソファーで過ごすひとが多いかな。俺の場合は本を読みたいのでその場所探しにちと苦労した。その結果たどりついたのは、ラウンジ。リクライニング・チェアーがあって、ここが楽園だと判明。平井賢の「楽園」は「もう消えた」らしいが。ちなみに行きの航海で「チーム・バチスタの栄光」(中堂尊)を読了し、帰りには「暗礁」(黒川博行)を読了してしまった。携帯は圏外になることが多いのでぴーひゃら鳴らないし、パソコンも持って来てないのでメールもネットもない。まさに集中できる環境。

船内で見かけたすごい人たち:

出航前から甲板で酒盛り始めてた人たち、寝転がったまま同じ姿勢で本をずっと読んでた人、編み物をしてるおばあちゃん(往復50時間もあれば武蔵丸のセーターも編めただろう。いやウエットスーツか?)、廊下にシート敷いて寝てる人、など。やはり母島の人に聞いたが、マージャンをやるというツワモノもいたそう。酔い安い人はほとんど寝てるみたいだ。25時間寝続けるというのもつらいが。

俺の場合は、本読んでる、もしくは鬼・たかちゃん・他に知り合った人たちとしゃべってる。ということでほとんどの時間は過ごせた。意外と快適だった。

船酔いであるが、前もって友人(仮)に薬飲んだ方がいいと勧められていたので、アネロンという薬を飲んだ。12時間ぐらい効くらしい。酔い止めなんて初めて飲んだが、これはかなり効いたと思う。なぜなら、

 

 

すっげえ揺れたから

冬は特に揺れ安いらしい。逆に夏は台風さえ来なければあまり揺れないらしい。今回は気圧配置が悪く、行きも帰りも結構揺れた。薬飲んでなかったらかなりやばかったであろう。(船内に最新気圧配置図が張り出してあり、こういうことが気になるというのも新鮮な体験。アホ丸出しの鬼こと連れに読み方を解説してやった)

船内見学ツアーと言うものがあってこれがなかなか面白かった。お子さん連れだったらぜひ行くことを勧める。エンジンがある機関室でおじさんの説明、さらにエンジンのすぐそばまで行けた(死ぬほど暑いぞ!)エンジンはばかでかい。なぜかエンジンのすぐそばに自転車。もっと面白かったのは操舵室見学。なかなかイケメンの3等航海士が説明してくれる。レーダーなんて初めてみたし、操舵室から見た海というのもど迫力だった。海図も初めてみたが、思わず買いたくなった。聞いてみたら、市販されていて5000円ぐらいするらしい。俺の連れ(鬼)が

「航海士でも船酔いするんですか?」

「ええ。僕は昨日休みだったので、今日は酔ってしまいました」

わお!航海士でも船酔いするのか!というより、それほど揺れたのか!というより、そんな失礼なことよく聞けるな。さすが鬼。

説明のとき、結構揺れていたので、小さな女の子はママと退散していたが、おばあちゃんは口元にハンカチあててしかもこっそりゲロしながら説明に一生懸命うなづいていた。あれは鬼もたかちゃんも「すげえばあちゃんだ」と言ってた。

ちょっと待て。今回非常に長くなっておるぞ。しかもまだ父島に着いておらんじゃないか!

船内で仲良くなった、怪しいボーイズ(男子大学生二人組)、タビナレシマクラーズ(母島に住む女性二人組・カップラーメンその他の装備満載で旅慣れしまくってる)の話、結局中止になった超高速船TSLの話もまだまだあるのだが

今回はこの辺にしとくか。うーむうーむ ばりうーむ。船内だけでこんだけかかるとすると、帰ってくるまで一体どれだけかかるのだろう… なにより行きの船内がまだ終わってないとは言語道断。これを読んでる数少ない読者の怒りの視線をひしひしと感じる。特に苦情は受け付けないが、コメントには懇切丁寧に応じる予定はあるぞ。

 

今日の教訓

 

 

宵越しの金は持たずとも、

酔い止めの薬は持て

 

 

 

 

 

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本格獅童!

2006-03-22 | laugh or let me die

こんばんわ。

竹内結子のだんなです。

それは

中村獅童

本校はマンツーマンのスパルタでビシバシやります。

それは

本格指導

そーじゃなくて!

本格始動

ブログはココログでちょっとやっておったのだが、長い間放ったらかしにしておいた。→ログインしようとしたら、出来なくなってた。しょうがないのでここgooにお引越し。その際多少内容変更してみたり、タイトルを糸井重里に考えてもらったり、レイアウトを丹下健三に頼んだりしていた。しばらく前に試運転を開始して5人ぐらいの友人にだけお知らせして、内容を吟味してもらったりしていて、今日からヤマト発進です。そう言えば昔、級友のO君が急いでいるとき

「はよーせんかんやまと!」

と叫んでいたのを思い出した… 彼はいまどこに?

明日あたりから「父島旅行記エピソード1クローンの逆襲」がスタートする予定。

また、なるべく毎日更新する予定といちおう自分の首を絞めるようなこともここで言っておこう。

 

ほんじゃーまた。

ほんじょーまなみ。

 

前から読んでくれてる人へ:内容直しまくっていたので(過去の日記を直すのもいかがなものか?)今日から再始動です。もう過去のは直しませんので。問題ありかなというとこもたぶん直したような?

 

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熱帯魚

2006-03-15 | days

我が家の熱帯魚です

ヒゲ生えてる真ん中にいるでかいのが

お気に入りです

か・な・り かわいいよー

 

だって

ふつーさかなちゃんは水面にエサ取りに行くでしょう?でもねーこの子は違うの。

砂利を吸い込むようにしてご飯を食べてるんだよ。

いつも地べたをうろついてるんだよ。落ちたお金拾ってるんじゃないんだよ。

それは先生のことでしたねー。

 

コリドラス

名前は

デカコリ

なぜなら

 

 

でかいから

 

しかし只者ではありませぬぞ。小さいコリドラス(コリちゃん)とでかいコリドラス(デカコリ)がいて、でかいのがオスなんだろうなとずっと思っていました。で、ある時、でかい方が小さい方の股間に食いついたのです!

なんだ?何が起こったのだ?

ネットで調べてみると、でかい方がメスで、しかもそれは「交尾」でした。

 

コリドラスはメスがオスのあの部分から精子を吸い込んで、自分の体の中に入れ、

そして受精させ、卵を産むのです。こんな受精をする生き物って他にいるのでしょうか?

 

ホモ・サピエンスのメスがどうなかは僕には体験がなく分かりません。

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クラス会

2006-03-12 | days

なぜだかよく分からない経緯で、高校のクラス会の幹事をやるはめになった。誰かにやらされた訳じゃないけど。 昨年12月ぐらいから始動し始めて、いろんな人を巻き込んで、勝手に盛り上がった。盛り上がってない人にはさぞかし迷惑だったことだろう

ま、暇な俺はいいとしても、随分忙しいはずのひとも巻き込まれてくれた。まさかたかがクラス会ごときでこんな大変な思いをするとは誰も予想しなかったであろう。色々勉強になったことは確かだ。 IT社会がコミュニケーションを容易にしているように見せかけているが、生のコンタクトがないバーチャルな世界ではかえって以前なら想像だにしなかった問題が発生した。それまでは便利さばかり享受していたつもりだったのだが… メールによる意思の疎通の不具合だの、面と向かって話せば決して起こらないはずのことだらけ… まさに頭がシステム・エラーを起こした。手紙・電話時代ならむしろ楽だったのかも。伝書鳩さん、文を運んでね。なんて言っていても始まらない。というよりもう終わったのか?

いくらブログと言ってもこんな話誰も読みたくなかろう。実際誰も読んでない可能性が極めて高いのだが。

気を取り直して、先に進もう。

で、なんだかんだでやっと先週大規模なクラス会を開催できた。とは言うものの参加は20人。多いんだか少ないんだかよく分からないけど、人数の多寡で計れるものではなかろう。盛り上がったのは確か。べろんべろんに酔っ払うやつ・話が長いやつ…そういうおやじ化したやつらもなんだか愛しい思った。

かわいいぞ!おまえら!抱いて欲しければこの胸に来い!

いろいろ抱えているものがあるだろうし、それを出しているやつ、隠しているやつ、それもまた面白かった。

大体クラス会っていうのは、昔好きだったあの人って今どうなってるんだろう?(顔面的にも肉体的にも金銭的にも)っていう下心満載した汚れたハートを持って参加するのが「ひととしての常識」だと昔から決まっているが、今回俺は汚れたハートレスだった。

恋なんてしなかったの?ノー・ノー 

過去のことは過ぎたこと 

ま、ぶっちゃけ憧れの君なんて人はいないのさ ふっ(タバコの煙が立ち上る)

嘘 欠席だったの。悲しい

 

けどよー、たいていの場合、フェスティバル&カーニバルって終わってしまうと空しくなってしまうことが多くねえ?

でもなあ、本音を言ってしまえば、

 

 

 

 

 

 ああ、やっと終わったぜ!

 

 

ってな感じ? 幹事ってさー あんまし酔っ払うわけにもいかんし、多少気を使わないといけないしさー なのでほっとしたというのが本音なのさ、ベイビー

 

 

 

もう2度とやりたくないね。まじで。

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死ぬほど遠いところに行くの巻(父島旅行記プレリュード)

2006-03-08 | 『父島旅行記』

死ぬほど遠いところってどこなの、ママ?

まさか空の上?あたし達お星さまになっちゃうの?

でも、おじいちゃんに会えるかな?

 

と妄想は尽きず、誰か止めてくれないと永遠に続く。

しょうがないので自分で止めよう。

でも「死ぬほど」「遠い」ところに行くのは事実。

東京から南に1000キロ

(と言ったら、南極?と言ったすばらしいお方がいたがたぶん行かないと思う。てゆうか普通東京から何キロって説明しないっしょ。何キロだか知らないけど。)(てゆうかどうしてアルフィーは「たーとえ500マイル離れてもー」なんだ?なんでキロじゃないんだよ!てゆうかなんでマイレージなんだよ!キロメートレージでしょうが!)

その名は父島

なぜか東京都 東京都いうよりも、もはや「日本」ですらないだろう。天気予報のときのレーダーの画面から完全に見切れてるし。気象衛星が探知できない秘境。

タヒチだかマイアヒだかその辺りの旧英国の植民地じゃないのか?行ったら、やっぱ日本語通じないんじゃないか?ティティジマが正式名称に違いない。

しかしまー、なんでそんなとこに行くかと聞いてくれれば、

友人がいて「遊びにおいで」と誘ってくれたから。

なーんだ答えは簡単だね。

いやいやイヤリング いかいかいかリング

ここに大きな疑問がある。

それは

その友人と親しかったかだ。親しかったらよくあるお話し。

 

しかし

 

 

何十年も会ってないどころか、ほとんどまったく全然今だかつて会話をしたことがないのだ。

なんですとお!

それじゃああんたの言う「友人」てなんなのさ?そんなのあたいは友人だとは認めないからね!分かったよ。友人て言葉使わないさ。友人(仮)にしとくよ。

うーむ。こんなことってあるのだろうか?

親しくもなかった友人(仮)が自分が住むくそ死ぬほど遠いところに誘ってくれる(普通ないよな

そして、うん行くよ(これもないよな

しかしまた、どうも俺も相当普通じゃないと思っていたが、その友人(仮屋崎)も相当普通じゃないらしく、つまるところ上のような常識なんてもんはお互い持ち合わせておらず、従って①気があった②実はアホ同士だった③そういう運命だった④借りた本まだ返してなかった⑤本当にアカの他人だった⑥この話自体が全てでたらめ

さて正解はどれでしょう?

そんなことはどーでもよく、本題に戻る。

なぜ死ぬほど遠いか?それは船で25時間もかかるからだ。25時間ですぜ。ニューヨークだかロンドンだかハウステンボスだかホテル・ニュー塩原だってそんなにかかんないぞ。飛行機25時間も乗ったら地球3周ぐらいできるんじゃないか?陣痛が始まってからすっぽんすっぽん産み落として、家帰ってから着替えてホストクラブ行ってベンツ買ってあげたら事故った相手が元彼だった!ってぐらいの時間だろう、25時間て。

だから拙者が「死ぬほど」「遠い」と言ったのが納得していただいたであろう。

 

しかし、「天国にいちばん近い島」という本があったが、もしかして

 

 

 

 

 

地獄にいちばん近い島

 

 

 

獄門島?横溝正史?

 

 

死体がもれなく付いてくる?

 

 

 

そんなわけないですよー

行きたいから行くんですよー

誤解しないでねえ

 

どう楽しいのかはまだ行ってないから分からないが、行ったらこのだらしないブログの中で発表しよう かな?

今日の教訓

友人かどうかちゃんと顔を見てから判断しましょう

追記:アメブロに設置したブログのここに目次がありますので、順に読むことができます。
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