例えば、世界の平均寿命は、A:50歳、B:60歳、C:70歳のうちどれか?とか自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したか、A:2倍以上になった B:あまり変わっていない C:半分以下になった、というようなクイズが冒頭にあって、それに間違える人がとても多いそうだ。「先進国」に住む我々が当然だと思っていることのうちで、実は間違ってるのとが多い。ということを分かりやすく説明してくれる本。
これは素晴らしかった。
クイズ13問中、なんと私の正解はたったの1問。恥ずかしい。
いかに自分がメディアで報道されることに洗脳されているか、あるいは(メディアのせいではなく)勝手に自分で思い込んでいることが多いのかに驚く。
文章はとても読みやすく、またデータの話だけじゃなく、スェーデン出身の医者である著者のアフリカでのエピソードなど、著者個人の話もかなり面白い。
アフリカのある村で病気が流行したときに、村でただ一人の医者である著者は、村から病気が伝染しないように、バスの運行を停止させた。その結果、別の村へ作物を売りに行く女子どもはバスが動かないので仕方なく船に乗せてもらった。その船が転覆し多くの死者が出てしまった。というエピソードは、色々とかんがえさせられた。
「自分は頭がいい」とか「結構物知りだよ」なんて思ってる人にぜひ勧めたい。また、どうやって物事を考え結論づけるべきなのかなんて思考の枠組みを知りたい人にもオススメ。こんなスゴイ本に出会えて良かった。マジで。
これは素晴らしかった。
クイズ13問中、なんと私の正解はたったの1問。恥ずかしい。
いかに自分がメディアで報道されることに洗脳されているか、あるいは(メディアのせいではなく)勝手に自分で思い込んでいることが多いのかに驚く。
文章はとても読みやすく、またデータの話だけじゃなく、スェーデン出身の医者である著者のアフリカでのエピソードなど、著者個人の話もかなり面白い。
アフリカのある村で病気が流行したときに、村でただ一人の医者である著者は、村から病気が伝染しないように、バスの運行を停止させた。その結果、別の村へ作物を売りに行く女子どもはバスが動かないので仕方なく船に乗せてもらった。その船が転覆し多くの死者が出てしまった。というエピソードは、色々とかんがえさせられた。
「自分は頭がいい」とか「結構物知りだよ」なんて思ってる人にぜひ勧めたい。また、どうやって物事を考え結論づけるべきなのかなんて思考の枠組みを知りたい人にもオススメ。こんなスゴイ本に出会えて良かった。マジで。
今日の一曲
Thirty Seconds To Marsで、"Up In The Air"
では、また。