結婚をし・長男が誕生した頃から”野営(キャンピング)”への想いが再燃してきた。
お陰で家族も協力的?に(野営に)参加してもらっていた。
当時の(野営用)テントは、所謂・三角テントであった。
テントを設営するにあたって、基本的な行動=排水路を設営するなどが必須であった。
加入していた”団体(組織)”が主催する、キャンプに参加した事があった。
催しも終わり、就寝する事となった。
雨がテントを叩く・・
暫くすると、周囲が騒然となった。
三角テントは、雨水を防ぐ構造になっていない。
着替えも・寝袋も、雨に濡れて就寝する状況でなかった(らしい・・!)
そのうち、主催者が移動用のバスを準備し、地元の公民館を手配した。
私達・家族三人で、トランプに興じていた。
「避難します!バスに乗って・・・」と、広報担当がテントを回ってきた。
「大丈夫です!」と、私・・「お大事に・・」と、急ぎ退避して行った。
嘘のような”静けさ”が包んだ。
翌朝・主催者の担当者が「大丈夫でしたか・・?」と、気遣ってきた。
やがて、バスが到着し、避難(公民館に)していた人達が帰って来た。
就寝するはずであった・テントの内部を見て、騒いでいた。
衣類は、ずぶ濡れであった。
息子に、活きた教育?ができたように思った”事件”であった。
前書きが長くなったが、物置小屋を整理していて、テントが二基・出て来た。
家族四人が過ごせる、耐水シートと一体となったテントが一基・・
キャンプ・ツーリングで、使う「バイクもテントに収まるタイプ」が一基である。
その後の生活様式(子供達の独立や、バイクの変更etc.)で、使われなくなった「テント達」である。
自宅近くのキャンプ場で、広くて・ゆったりと過ごす為に「(今期は)使ってみるか・・!」と”風干し?”を行った。