もう3月になってしまいましたが、お正月の記事をアップしそびれていました。
私は27日から車で帰省。ダンナサマが31日に(電車で移動して)合流。
28日は、母はお友達数人を我が家に呼んでのお餅つき会、私はわらび邸で忘年会。
スモークサーモン作りをはじめ、年末作業は実質29日からでした。
(そのせいか、微妙に時間が足りなかった気がする)
ダンナサマは31日に来て、2日の昼には帰宅。(3日に会議ですって。むー。)
2日の新年会は、ダンナサマがいないので9人になりました。
お料理の品数はかなり厳選しましたが、それでもなんか忙しかったのは何故だろう。
新年会に出したものはこんな感じです。
まずは写真をざざっと紹介。
叔母からのイタリア土産のリモンチェッロ。 |
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日本版リモンチェッロ? |
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お重はこんな感じ。 |
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黒豆は、アルミカップに入れました。 |
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なますに柚子釜を奪われたため。 |
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右が煮しめ。 |
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ローストビーフ。 |
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毎年大騒動で作るスモークサーモン。 |
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これはデザートではなく塩辛いもので、かき玉汁を寒天で固めたようなもの。 |
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水ようかん。 |
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アップルパイ。 |
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真ん中のコッポラワインとロゼスパークリングは叔母からのプレゼント。 |
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4合瓶で何種類もあると、それぞれ違う味わいで楽しめます。 |
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お酒の説明をつけて頂きました。 |
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■■2015年のお正月料理
■タンパク質系
○スモークサーモン(別記事参照)
のべ4回目。大量仕込みは3回目。今回はサーモンが大きめで、枚数は少なめ。
ソミュール法で作りました。
ディルは買ってきました。
○庭のゆず果肉ピュレ(スモークサーモンに絞った)
○スモークサーモンの副産物、鮭のハラス部分のスモーク
これは作ったけれど、新年会には出さなかった気がする。
スモークサーモンの皮は、3日に母が大根と炒めてくれた。
悪くないけれど、やっぱ皮だけ、カリカリに焼く方がいい気がする・・・。
○ローストビーフ
今年も地元でお肉をゲット。
父と二人で「食品館あおば」で3ブロック買ってきました(小さめ)。
塩、粒胡椒、ローズマリー、庭のタイムをまぶし、フライパンで焦げ目をつけた後、2重ホイルに包んで、今年はオーブンレンジで。
まず1個焼き、次に2個まとめて焼いた。
焼き具合はまずまず。
お肉の性質なのか、焼いた直後は生ではないのにとてもぽよぽよしている。
(脂肪分のせいかな?)
あと、出てくる肉汁もとても少なめ。(新鮮ということかしら?少なくとも冷凍の肉ではなさそう)
○グレービーソース
ローストビーフの肉汁で作成。肉汁少なめだったとはいえ、かき集めて無理矢理作りました。
○タンカンビネガー漬け
ローストビーフに添えました。
○マグロお刺身、赤イカ刺身+母の大根のツマ
マグロは弟がアメ横で買ってきてくれたもの。
赤イカは、以前鳥取に行った際に買って送っておいたもの。
どちらも好評今年も写真を撮り忘れてしまいました。
○鶏肉の巻き蒸し
28日の忘年会の際、ポメマルさんが沢山作って来られたものを1本頂いて帰りました。
挽肉にポルチーニやオリーブなどの具が入って、それを鶏肉で巻いて蒸してあって、すごく手が込んでいます。
おせちの一品として登場して頂きました。
(自分らが作ったのではないお料理が出てくると、すごく嬉しい)
ポメマルさんご馳走様でした!
○塩漬け豚バラの冷燻 (生ベーコン)(新年会には出さなかった)
ローストビーフ用の肉と同時に豚バラ肉を買ってきて仕込みました(乾塩法)。
なので1月3日、私が帰る時点ではまだ完成していませんでした。
3日にあと少しスモークするとのことだったけれど、上手くできたのかな?
○カニ
ロシア産のとても立派なズワイガニ。叔母からの頂き物。
2日に頂き、実家と弟、私で山分けしてそれぞれの家に持ち帰りました。
我が家でちらし寿司にして頂きました。
■副菜・野菜系
○大根と人参のなます
母の定番で、白ごま入り。
○だし汁
かつお節、鰹節けずり器、まぐろ節(けずり済み)を持参し、大鍋にたっぷりだしを作っておいたのは便利でよかった。
ただし、だし汁を入れておく容器(ふたつき鍋)も持っていった方がいい。
鍋が1個占領されてしまうのはやや不便
○お煮染め(母作)
大根、人参、昆布、椎茸、里芋など。
今年は大根、人参が小さめに切ってあった(普段母は何でもおおぶりに切るのだが)。
里芋を、煮る際は別に煮たのに、できてから他のものの上にばさっと盛り上げてしまったため、
全てが里芋のネバネバまみれになったと母が反省してました。味はよかったけれど。
去年は里芋だけ別に煮ていたようでした。
今年はFujikaの畑の八名丸芋を煮たのだけれど、親芋は固いので食べない方がよい。
(八頭も収穫して実家に送ってあったが既になくなっていた)
○数の子+ひたし豆
ダンナサマが「是非☆」ということで年末早い時期に塩数の子を買っておき、持っていった。
ひたし豆は、気持固すぎたか。父と母には固さの点で不評。
余った分は持って帰り、おいしいひたし豆パスタに。
だし汁がここでもお役立ち。
○黒豆(母作)
新年会には、以前作って瓶詰めにしてあったものを使った。
(サクマさんのお母様秘伝レシピ)
うちの地元産直で立派な黒豆を買ったので、新年会に出すのとは別に2日から仕込み始め、3日に瓶詰め作業。
(業務連絡:お母さんへ砂糖かなり控えめにしましたが、その後日保ちは大丈夫?)。
いつも自家製の黒豆をカワバタさんから頂いていましたが、畑は去年で止めたそうです。
○伊達巻き(父作)
昨年同様父のスティックミキサーで作成。
今年はオーブンレンジで焼く方法を試してみたが、焼きすぎて乾燥気味に。
やはり卵焼き器がよさそう。
確かFujika持参の卵で作ったはず。
○うずら卵とぎんなんのピンチョス
叔母持参のおつまみ。
昨年同様持ってきて下さいました。
○かまぼこ
今年はなし。
○卵寒天
母が昔金沢で食べたという、かき玉汁を寒天で固めたようなものを作ってみた。
(記憶にある限り初挑戦) だしもたっぷりあったし。
「んー、思いでの味とはちょっと違う」とのこと。
■ごはんもの
○ホームベーカリーのパン(母作)
ローストビーフやサーモンに添えたらいいかも、とホームベーカリーで2斤分パンを焼いておきました。
片方は紅花汁と人参入り。
もう片方はプレーンだったかな。
■お漬け物
容器(お重)が1段余っていたほどだったけれど、新年会では出しそびれたものが多かった。
○柚子大根(母作)
○大根の梅おかか漬け(母作)
○大根の紹興酒漬け(母作)
○父作の白菜のお漬け物は出しそびれ
○Fujika作ハヤトウリピクルスも、出しそびれ。
■お酒
○ビール
○叔母家からのプレゼントのリモンチェッロ、赤ワイン(コッポラ家)、スパークリングワイン。
○日本酒は、父が最近通っているお酒屋さんから4合瓶を6種類とりよせ。それぞれ味が違い、どれも美味しかった!
お父さんへ:また来年もよろしくお願いします。
(1)大那 柚子(日本酒仕込み) 栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社
(2)大那 特別純米「初しぼり」生酒 栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社
(3)大那 特別純米「直汲み」生酒 栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社
(4)雄東正宗「初しぼり」生酒
(5)阿櫻 純米吟醸 美郷錦 秋田県横手市 阿桜酒造株式会社
どれも美味しかったですが、今回はこれが一番印象的でした。
とてもすっきりした味わいで、後を引くというか、どんどん飲めてしまいそうな味!
(6)阿櫻 特別純米 中取り 生酒 秋田県横手市 阿桜酒造株式会社
○おとそは今年はなし。
■甘いもの
○栗渋皮煮入り水ようかん
お餅の衣用に炊いてあったあんこを使って作成。
下にあずきが沈んだが、上の寒天部分としたのようかん部分の対比があり、むしろそこが美味しかった。
○サツマイモきんとん
サツマイモピュレでサツマイモきんとんを作成。
My栗渋皮煮は混ぜて温め直すかんじにした。
(盛りつけ時にトッピングした年もあった)
○アップルパイ
1日の夜、パイ皮から作成。(フィユタージュラピッド法)
(資料は母が結婚前に行ったお料理教室のもの。青焼きがもう風化しているページも)
パイ皮作成はFujika担当だったのだけれど、畳む回数が途中で分からなくなってしまった。
あと、最終的にやや分厚すぎた。
上も閉じるパイにしたのは母のリクエストなのだが、こういう場合は特に、もっと薄い方がいいかも。
具は、母がりんごとブルーベリーをジャムっぽく煮て瓶詰めにしてあったもの。
りんごだけよりも複雑な風味で美味しかった。
一部からは「りんごの食感が残っていないよ?」との意見も。
食後、かなりお腹がいっぱいだしパイが入るかしら?と思ったが、叔母一家に大変好評。
食が細いダイスケ君も1個ペロリと食べていた。
○フルーツケーキ
Fujika持参。叔母宅に1本プレゼント。
○ガトーショコラ
Fujika持参。
○干し柿
あったのだけれど、新年会では出さなかった。
(叔母一家は干し柿あまり好きでないため)
○フルーツポンチは今年はなし。
○フルーツ(生の柿、りんご)
この時期に生の柿というのは珍しいけれど、母が食べたくて買ってみたそう。
■おもち
もち米は、今年はmiyako家のもの(miyakoさんご馳走様でした!)。詳しくは別記事にて。
今年は味つけというよりは、形状を色々と試すことになりました。
丸餅も二人で作り、更にもち切り機導入により、なまこ餅も作ってみました。
○のしもち
・白餅
・青海苔と塩
・黒豆入り白餅
・よもぎ餅
○丸餅
・白餅
・青のり
○なまこ餅
・白餅にピーナツ
○かきもち(おせんべい)
■おもちのタレ(母作)
○あんこ
○黒ごま+砂糖+醤油
○黒蜜+きなこ
○海苔+醤油
4合瓶だといろいろ楽しめて面白いです。
そろそろ春が近づいていますね。
雪国の場合待ち望む切実さが違うでしょうね。
でも、花粉も飛んで、少々憂鬱です。
寒天のものは暖房で乾燥する冬に水分補給になる感じで美味しい気がしました。
固い寒天がだめ、ということはところてんならOKかな。
私も昔はみつ豆の寒天が苦手でしたが、今は(カロリーも低いというし)好きです。