採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2016:収穫 友人から貰った種

2016-06-08 | +ニンニク

昨年、畑友から小さなニンニクを4つ、貰いました。
うちのとは違う品種のようなので、植えてみたかったのです。
(自分であんなに沢山植えているのに更に「分けて下さいな」と言うのも憚られ、ごくごく小さな玉をおねだりしました)
(頂いたニンニクの写真は撮り忘れました。)

それぞれの玉から鱗片を分けて、ちゃんと分かるように別の場所に植え付け。
その後概ね順調に生育し、収穫出来ました。 

植え付け時に仮に名前をつけましたが、その後詳しく伺うとちょっと違ったりしたので、次のようにつけなおします。

・紫(1)
・紫(2)
・フランス? → 静岡薄紫
・ターバン → 白完全抽台 

ニンニク収穫



4玉からの収穫がこちら。
今年は玉がきちんと太らなかったものも多かったですが、これらは好成績です。
(小粒の種だったのがよかったのかも) 

順番に説明しますね。 

ニンニク収穫



濃い紫色のものを2玉貰い、植えてみました。

ニンニク収穫



紫(1)はとりわけ小粒だったのか、途中で死んだりして収穫は2つ。
穫れたのも極小です。

紫(2)はきちんとしたサイズ。 

ニンニク収穫



紫(1)は7片くらいでしょうか。
(小粒だから鱗片も少なめなのだと思う) 

ニンニク収穫



紫(2)は10片くらいかな。
この紫(1)と紫(2)は、おそらく同じ品種と思われます。
その友人によると、来歴は不明とのこと。
(その方は品種区別せずにいろいろ植えています) 
皮の色が綺麗なので、これは増やしたいな☆ 

ニンニク収穫



これは、フランス、と書いてありますが、畑友の静岡の親戚からもらったものだそうです。
なので静岡薄紫と命名。

ニンニク収穫



背が高くなり、てっぺんから花茎がとびだす、完全抽台タイプ。 

ニンニク収穫



トウは折り取るのが普通ですが、いくつか試しに残しておきました。
数粒の立派な珠芽がつきました。

ニンニク収穫



畑で半日乾かすと、パリパリと一皮剥けてしまいました。この写真だと色がよく分かります。
こんな感じに、部分的に紫の縞が入ります。
鱗片の数は10~12個くらいかな。 

ニンニク収穫



もうひとつ、仮名ターバン。
トウ立ちした先端が巾着袋みたいに大きく見えたので、この名前にしてみましたが、今年はうっかり全部花芽を摘んでしまい、確かめられませんでした。
 

ニンニク収穫



玉の色は白で、背が高くなり、トウが先端から出てくるタイプ。
なので、完全抽台白、と命名してしまいます。 

ニンニク収穫



鱗片数は8~10くらいでしょうか。 


数日後、葉っぱがほどよく乾いたようだったので、編んでしまうことにしました。
ベランダのニンニク干し場もいっぱいになってきたし、自家用(タネ用)なら、気合いを入れずにささっと編んでしまえます。
 

ニンニク収穫


左が紫(1)、右が紫(2)。
紫(2)の小玉がえらく色が濃いです。ほかのも、もう一皮剥けば濃くなるのだろうか。
(この濃い色のは分かるように植えてみるといいかも)
ニンニク収穫



左から、仮名フランス(静岡薄紫)、仮名ターバン(完全抽台白)、紫(2)。

静岡薄紫と紫(2)は乾いてしまうとかなり似通った色です。
そして白かと思っていた真ん中も、乾くと何だか紫色っぽく・・・?

 


とりあえず4種類に分けたまま、来年も植えてみます。

4種類とも完全抽台タイプで、背が高めで、葉っぱが長いのは、編み込みにぴったり。
あと、全体に不作の今年、よく太ったいい玉が穫れたのも嬉しいです。
昨年植えたものより大粒を植えることになるので、立派な球がとれるといいのですが。

その代わり、どうもちゃんと丸いニンニクが穫れない南方系の品種は、今年限りで終了にしよう。
全部食べるなりなんなりして、片付けてしまおうかと思います。



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