昨年、畑友から小さなニンニクを4つ、貰いました。
うちのとは違う品種のようなので、植えてみたかったのです。
(自分であんなに沢山植えているのに更に「分けて下さいな」と言うのも憚られ、ごくごく小さな玉をおねだりしました)
(頂いたニンニクの写真は撮り忘れました。)
それぞれの玉から鱗片を分けて、ちゃんと分かるように別の場所に植え付け。
その後概ね順調に生育し、収穫出来ました。
植え付け時に仮に名前をつけましたが、その後詳しく伺うとちょっと違ったりしたので、次のようにつけなおします。
・紫(1)
・紫(2)
・フランス? → 静岡薄紫
・ターバン → 白完全抽台
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4玉からの収穫がこちら。 今年は玉がきちんと太らなかったものも多かったですが、これらは好成績です。 (小粒の種だったのがよかったのかも)
順番に説明しますね。
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濃い紫色のものを2玉貰い、植えてみました。
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紫(1)はとりわけ小粒だったのか、途中で死んだりして収穫は2つ。 穫れたのも極小です。
紫(2)はきちんとしたサイズ。
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紫(1)は7片くらいでしょうか。 (小粒だから鱗片も少なめなのだと思う)
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紫(2)は10片くらいかな。 この紫(1)と紫(2)は、おそらく同じ品種と思われます。 その友人によると、来歴は不明とのこと。 (その方は品種区別せずにいろいろ植えています) 皮の色が綺麗なので、これは増やしたいな☆
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これは、フランス、と書いてありますが、畑友の静岡の親戚からもらったものだそうです。 なので静岡薄紫と命名。
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背が高くなり、てっぺんから花茎がとびだす、完全抽台タイプ。
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トウは折り取るのが普通ですが、いくつか試しに残しておきました。 数粒の立派な珠芽がつきました。
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畑で半日乾かすと、パリパリと一皮剥けてしまいました。この写真だと色がよく分かります。 こんな感じに、部分的に紫の縞が入ります。 鱗片の数は10~12個くらいかな。
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もうひとつ、仮名ターバン。 トウ立ちした先端が巾着袋みたいに大きく見えたので、この名前にしてみましたが、今年はうっかり全部花芽を摘んでしまい、確かめられませんでした。
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玉の色は白で、背が高くなり、トウが先端から出てくるタイプ。 なので、完全抽台白、と命名してしまいます。
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鱗片数は8~10くらいでしょうか。
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数日後、葉っぱがほどよく乾いたようだったので、編んでしまうことにしました。
ベランダのニンニク干し場もいっぱいになってきたし、自家用(タネ用)なら、気合いを入れずにささっと編んでしまえます。
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左が紫(1)、右が紫(2)。 紫(2)の小玉がえらく色が濃いです。ほかのも、もう一皮剥けば濃くなるのだろうか。
(この濃い色のは分かるように植えてみるといいかも)
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左から、仮名フランス(静岡薄紫)、仮名ターバン(完全抽台白)、紫(2)。
静岡薄紫と紫(2)は乾いてしまうとかなり似通った色です。 そして白かと思っていた真ん中も、乾くと何だか紫色っぽく・・・?
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とりあえず4種類に分けたまま、来年も植えてみます。
4種類とも完全抽台タイプで、背が高めで、葉っぱが長いのは、編み込みにぴったり。
あと、全体に不作の今年、よく太ったいい玉が穫れたのも嬉しいです。
昨年植えたものより大粒を植えることになるので、立派な球がとれるといいのですが。
その代わり、どうもちゃんと丸いニンニクが穫れない南方系の品種は、今年限りで終了にしよう。
全部食べるなりなんなりして、片付けてしまおうかと思います。
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