巾着のかたち

春には沢山の珍しい夏野菜（トマト・ナス）の苗が出回るため、ワクワクしてしまいます。
でも、何しろ初心者だし、どうせろくに実らないのだったら安くて一般的な（つまり作りやすいということ）苗を買うべきでは、と理性の声がささやきました。

ふと周りを見回すと、花の苗が。

「そうか、花の苗だと思えば（実を期待しないのであれば）、どんな野菜苗だって買えばいいのだわ！」

何だかすっかり開眼した気分になりダンナサマに言ってみたところ、でも花の苗は花が咲くんだよ、と。
でも世の中には「観葉植物」ってものもあるではありませんか。

観葉植物だと思えばどんな野菜苗でもOK（花にも実にも期待しないの）。冒険あるのみ。

という訳で、珍し系のトマト６本、茄子２本を買ったのでした。



芽かきをすると、トマトの強い香りも楽しめたりして、観葉植物からハーブにちょっと出世。

そして幸運なことに、少しは実の姿を拝むことが出来ました（きのこより貴重！）。
噂通りトマト栽培は難しく、全く期待出来なかったので、これはもう、付録みたいなもんだなあ。ありがたや。

My観葉植物たちの実はこちら。


　2009/7/7収穫　巾着茄子と、巾着トマト

茄子は、新潟の長岡巾着茄子という品種です。

ずだ袋のようなトマトは、何だったかな。（後で調べます）
余りに重たくて地面にくっついており、そこから腐るかもしれないので、まだ青いけれどもいできてしまいました。（記念写真を１枚でもいいので撮りたかった）

細長いのは、サン・マルツァーノ関係。

赤いミニトマトやオレンジの中玉トマトは、正直言うとほんの少し期待していたのにやっぱり不調。でも実がついたおかげでどの苗がどのトマトか分かってよかったな。