文庫版テンペストを全4巻、読み終えました。
ペリーを始め欧米の列強が琉球王国や日本に開国を迫る激動の時代を乗り切る、首里城に若くして登用された官僚の物語と思っていたら、想像をはるかに超えたドラマが展開されていました。
ドラマの舞台となる首里城の施設は、復元されたものだけでなく、これから復元される可能性のあるものもあり、興味深いものでした。
「暗シン御門」や「空中庭園」が出てくるとは驚きました。何のための施設なのか歴史学者の想像を掻き立てる施設ですが、池上永一さんは、ドラマに欠かせない施設として見事に描いています。
質素でありながら美しさを忘れず漂着民を大切にする国民性、したたかな外交。首里城や民族文化の美しさ。沖縄の素晴らしさ、沖縄人の誇りが伝わってきます。
首里城の写真は、いろいろ手持ちがあります。本の世界の理解に手助けになれば、と思い、ドラマに出てきた施設を今後アップしていきたいと思います。
*****テンペスト関係記事一覧*****
全てが、復元されると素晴らしいでしょうね^^
最近は本を読む時間がない分だけ
写真アップ施設紹介が楽しみで~す♪
施設ではなくお菓子からお紹介になりました。
実は写真がたくさんありすぎて、探すのが大変だということがわかりました(+_+)
施設も、アップしていきますね。