沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

BS時代劇テンペスト

2011-07-24 | 琉球・首里城

琉球王朝最後の激動のドラマ、NHKのBS時代劇テンペスト(全10回)が始まりました。

1回目はワールドカップ女子サッカー決勝に備えて、早く寝たため見忘れておりましたが、昨日、NHK総合で再放送してくれたおかげで見ることができました。

教えてくださった方とNHKさんの心遣いに、感謝です。(上の写真もNHKさんのHP http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/tempest/ からの引用です。)

これまでも、当ブログではテンペストの舞台を、写真や図面で説明してきました(「琉球」を参照)。

*****テンペスト関係記事一覧*****

登場人物も、沖縄出身の仲間由紀恵、GACKT、上原多香子、藤木勇人、平良とみに加え、豪華な顔ぶれです。

テンペスト(日経新聞)

テンペスト最終回(永遠の太陽)

テンペスト(西のアザナ 寧温の巧みな外交)

テンペスト(おせんみこちゃ)

テンペスト(寧温発見!)

テンペスト(京の内)

テンペスト(暗シン御門)

テンペスト(首里城の復元計画)

テンペスト(多嘉良)

テンペスト(三重城:ミーグスク)

テンペスト(琉球のお菓子)

テンペスト2夏雲、3秋雨、4冬虹(池上永一)

テンペスト1ー春雷(池上永一)

 

琉球処分(廃藩置県)によって450年続いた琉球王国はなくなりますが、日本が開国する前に、琉球には米国のペリーを始めフランス、英国など欧米の列強が次々と琉球を訪れています。

鎖国していた日本は、黒船来航から開国まで、政治体制の崩壊とともに明治時代へと時代が変わりましたが、琉球王国でも激動の時代を迎えていました。

阿片戦争で弱体化する中国と、開国前の薩摩の二重支配の中で、優れた外交能力を生かし独立国を保とうとする琉球役人の志を描くのか。

1429年に祖先が祖国統一を果たしながらクーデターで追われた第一尚氏の末裔である主人公が、琉球王国の危機に琉球を守り抜くために身を捨てて生き抜く姿を描くのか。

池上さんの面白い小説です。ドラマがどこに焦点を当てて、どんな展開になるのか、楽しみです。


世界初のブラウン管テレビ(浜松)

2011-07-24 | 浜松のくらし

浜松市にあるテレビの原点。


1926年12月、浜松高等工業学校(現静岡大学工学部)助教授だった高柳健次郎氏は、長年の研究の結果、世界初のブラウン管テレビを作り上げた。

学校の所在地には、高柳博士の功績を示すため、最初に画面に映った「イ」の文字と、テレビジョン発祥地が表示されている。

以来、日本の社会、経済、文化、人々の暮らしをアナログ放送で伝えてきたテレビが、本日正午に、デジタル方式に切り替わる。

アナログ放送の終焉時に、最後に映る文字は何だろうか。

以下は、6年前の記事です。

テレビの原点

2005-11-16 23:44:38 | 浜松
健康診断に行く途中のバスで景色を眺めていたら、見つけたイロハのイ。帰りはバスを使わずに徒歩で探し当てた。
昭和が始まったその日に、世界で初めてブラウン管テレビに成功した高柳博士の功績を示すものだ。世界初のブラウン管テレビ
PCでは液晶画面が主流だが、テレビではまだまだブラウン管の画面の方が優れている。
高柳博士はこの場所で、浜松高等工業学校(現静岡大学工学部)の教鞭をとり研究を進めるとともに、教え子達の技術がやがてノーベル賞を受章するまで成長した。
イロハのイなのか、それともイの一番のイだろうか。高柳健次郎の足跡  スーパーカミオカンデ 光電子増倍管