evergreen の ふぃ~るど・のおと

~「ふるさと」の自然やくらしのなかで 気になる話題につぶやいてみる~

冬の風物詩

2020年11月30日 | Weblog
今シーズンはオオワシを多く見かける。オオワシはオジロワシとともにこの時期北方から渡ってくる大型のワシで、羽を広げると優に2mを超える。橋の欄干にとまっているのを近くで見たこともあるが、幼児くらいの大きさがある。河畔林にとまりじっと下を見つめているのは、産卵を終え弱った鮭などを狙っているため。川がまだ開いている今時季は多くのワシたちを観察できるが、人の動きに敏感なため車から降りると飛び立ってしまうことが多い。かつてエゾシカ猟で鉛弾を使っていた頃はその中毒で命を失うことが頻発したが、最近はあまり聞くことが少なくなった。駆除されたものを放置せず、運びだすシステムが確立されたことも要因のひとつだろう。冬の風物詩と言ってよいワシたちのいる風景が川の豊かさを感じさせてくれる。(頓別川・弥生)
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2 コメント

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大鷲を又見たくなった (加藤靖臣)
2020-12-01 05:47:57
北海道に最初に移住した稚内で初めてまじかで見たときに、その大きさに驚いたことを覚えています。
子供位の大きさと感じました。
鳥ではなく、哺乳類のように思いました。
厳しい不要がこれからですね。
お体ご自愛下さい。
re:大鷲を又見たくなった (evergreen)
2020-12-02 20:21:48
加藤さん、いつもコメントありがとうございます。
今シーズンは雪の降り始めが遅く、川もまだ水量が多い感じです。

北に行くほど哺乳類や植物も大きくなるようですが、鳥類もそうなのですかね?
オオワシは間近で見ると、その神々しさに畏怖の念を抱きます。

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