evergreen の ふぃ~るど・のおと

~「ふるさと」の自然やくらしのなかで 気になる話題につぶやいてみる~

次代の担い手

2019年04月21日 | Weblog
統一地方選、本来であれば本日は後半戦の投票日。送付された投票用紙は使われないまま捨てられることとなった。首長はさておき、議会議員選挙はあるべきだとする住民の声は多い。全国的な傾向ともいえるが、どうして議員のなり手が少ないのか。報酬の少なさも指摘されるが、長崎県小値賀町(定数8)は前回、若手の候補者のため月額18万円の議員報酬を50歳以下に限り30万円とする条例を制定したが、結局候補者は現れず条例は廃止されたことから他の理由が大きいようだ。参考となるのは2年ほど前に議会を廃止する町村総会の検討を始めて話題となった高知県大川村(定数6)にある。住民の発案で始めた村政勉強会が功を奏し3人もの新人が立候補して選挙となった。このように住民が町政に関心を持ち課題を克服する担い手となるためには、町政を知ることそして議員の活動を知ることが重要である。一部には議員のなり手がいないのも行政の政策ミスだと言わんばかりの議員もいるが全くの本末転倒。ともあれ、そのマチの議員のレベルは住民のレベルでもある。マチの課題そして将来像を見極め、あくまでも「自分ごと」として受け止める学びと覚悟を伴ってこそ住民の中から次代の担い手が育つものだと確信する。(渡りの途中、牧草畑の水たまりで羽を休めるコハクチョウ~藤井)
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