evergreen の ふぃ~るど・のおと

~「ふるさと」の自然やくらしのなかで 気になる話題をつぶやいてみる~

大切な距離感

2017年05月29日 | Weblog
町外れの資材置き場には、親の帰りを待ちわびているキタキツネの子どもたちがいた。5匹ほどいるような様子だが、そのうちの1匹が黒い色をしている。以前養狐場から抜け出したものが在来種と交配したと聞くが、フィールドでも数年に一度くらいの割合で黒い個体に出会うことがある。特長のあるこのキツネがこのまま無事に成長してゆくと、どのような行動圏を持つかが分るだけでなく、再び出会ったときの嬉しさもあるだろう。けれど、我々にとって最も身近な動物たちの暮らしぶりに寄り添うことは大切だが、一部に見られる餌やりなどの行為は結局彼らを苦しめることにつながることも肝に銘じなければならない。人と野生動物との間にはある程度のバランスある距離感が大切なのだろう。
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拭えない違和感

2017年05月14日 | Weblog
郊外の公園の駐車場横にそれはある。ジェット戦闘機の傍らには「航空自衛隊から借り受けている」と表記されているが、そこに「戦闘」の文字は見当たらない。遡ること35年ほど前の話らしいが、この戦闘機の運搬、設置に関して小さなマチに大騒動が起こったと聞いたことがある。戦争に使う道具をまして子供が主に遊ぶ公園に置くことへの反対運動が、当時の労働組合を中心とする組織から起こったという。座り込み運動までして阻止しようとしたらしいから、近年の基地反対運動などを報道で見るような光景が展開されたのだろう。では、設置促進の発端は何だったのか?建前としては「航空科学教育の普及・啓蒙」といったところだろうが、本音の部分は違うところにあったと考えるに易い。イデオロギーの議論を超えてみても、違和感を感じる人が多いのではないか。いつまで置くつもりなのだろう。たまに寄る自衛隊さんのためだったら、休憩ベンチを置いたほうが喜ばれそうだ。所期の目的が達成されつつある現代、そろそろ返却する議論をはじめてもよいのではないかと感じるが・・・。(寿)
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クリーン作戦+「α」

2017年04月30日 | Weblog
写真は市街地に割と近い町林道脇を流れる小川の一部である。少し分かりにくいが、倒木で堰ができた箇所に集まる白いものは明らかに何処かの建物を解体した建築廃材である。それらはウレタン素材の壁材のはぎれや廃木材が詰まったビニル袋などで、それより上流には十数枚の波鉄板もあった(回収済)。鉄板にサビなどは見られないことからおそらく最近捨てられたものだろう。どうしてこんな所へ運んできてまで捨てる必要があったのだろう。町ではごみ回収の指定日を定めていて、そこへ出せば容易に済むことだ。思うにこれは住民の行為ではない(そう信じたい)。昨日は年1度の町のクリーン作戦が行われた日。ゴミが捨てられないための有効な策は拾う人を増やすことだが、この効果も残念ながら町内に留まる。地域全体の効果を上げるためにはどうしても「次の一手」が必要となる。クリーン作戦と併せて、どうすれば捨てる人を生まないかを皆で議論し対策を講じることも大切だ。
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三寒四温

2017年04月02日 | Weblog
季節の移ろいはゆっくりのほうがいい。どうもこのところ、春と初夏の区別がつかない傾向が続いているようだ。つまり本来、北☆北海道では4月~6月が春、7月~8月が夏、9月~11月が秋そして12月~3月が冬という感覚である(異論もあろうが)。しかし、春と秋がとても短くなっている印象を受ける。長い冬を終え、待ちに待った春はできれば長く楽しみたい。3日寒い日が続けば4日温かい日が巡ってくる。特にこの季節はそのくらいのペースでよい。雪が融けた南向きの斜面に芽吹いたばかりのフクジュソウを見つけた。ホオジロやヒバリも見かけた。いよいよ命がめぐる季節のはじまりだ。(知駒)
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ひろがる応用 -馬搬研修会③

2017年03月22日 | Weblog
研修会のもう一人の講師、Hさんはホースセラピーを専門としている。馬は犬などの動物と違って個体識別をしないらしい。言い換えると触れ合う人に対して差別をしないということのようで、このことがセラピーに最も向いている理由だと言う。実際、発育障害を持った子どもたちに対して数多くの成果が得られたそうだ。人と馬との長い歴史の中で、これからもっと広がる活用の可能性が見えた気がした。
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技能の伝承 -馬搬研修会②

2017年03月21日 | Weblog
ガンタ、トンビ、チンチョウ、バチバチ・・・。馬搬および森林施業を行う過程では様々な道具が使われる。初めて見るものや見たことはあるが使い方がわからないものなど数多く知った研修でもあった。また、見よう見まねで使ってはみても力の入れ具合や足の位置など細かい部分がわからないと上手くいかない。古来の伝統的な道具はいかに効率的かつシンプルであることも知らされた。(松音知)
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先達の輝き -馬搬研修会①

2017年03月20日 | Weblog
兄はこの日のために50年前に封印した半纏を探し出した。弟は敬愛する兄とともに馬搬作業ができたことの喜びを周りに伝えた。聞くと長男である兄は二十歳前から弟たちの生活を支えるため、山で稼ぎ始めたらしい。半纏がもらえるのは山稼ぎとして一人前と認められた証だ。倒木を何本も引く馬の力強さを感じながらも、山守として生きてきた先達らの輝きにも目を奪われたものとなった。(旭台)
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となりのイノチ-冬のヤマセミ

2017年03月13日 | Weblog
出会えるとうれしい野鳥の代表といえばヤマセミである。夏によく見るカワセミと違って1年中ここで暮らしているが、実は謎の多い種でもある。まず、川が塞がる厳寒期には餌となる小魚をどこで捕っているのだろう、そして春から夏にはどこで繁殖しているのだろう。巣となる土の崖壁などを備えた環境は限られている。今日久しぶりに番(つがい)らしい2羽を見た。かなり開いてきた川の縁で小さなウグイらしきものを狙っていた。道新夕刊の連載「となりのイノチ」では、札幌のある川ではハナカジカばかりを捕るヤマセミが紹介されていたが、冷たい水でも活発に動き回るのはハナカジカであるらしい。そうであれば、もっと北の気温が低いこの地で暮らす彼らが冬場に頼る魚は一体何だろう。そしてそれをどこで得ているのか・・・。多くの謎が残されている。となりのイノチへの興味は尽きない。(頓別川)
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もうひとつの選択 - 副町長の是非

2017年02月28日 | Weblog
年に数度の定例議会の開会案内に議員の一般質問が示されるが、執行機関を質すことは議員活動最大の見せ場でもある。そのなかで気になる論点があった。町が十年以上それを置いてこなかった副町長の是非についてである。おおよそ二人の議員が今後も置くべきではないとの考えに立っているようだ。その職の報酬が新たな町民の負担となるとの理由らしい。平成18年の地方自治法の改正で助役に代え副町長を置き、その職務についても長の補佐や職員の事務監督といった従来の形態に加え、長の命を受け政策及び企画をつかさどることが明確化された。つまり各課で積み上げられた政策を単なる横並びとせず、プライオリティに沿った的確な政治判断で前へ進めることのできるポストが必要とされていると解釈したい。そしてこれはマチに最も求められているものでもある。いわゆる各課を束ねる総合的な調整機能を持ち、庁外のネットワークを駆使して長の正しい選択を助けることのできる者の存在が不可欠だ。単なる財政的な理由のみでの反対は稚拙そのものである。行政の現状課題をしっかり認識した上での議会の正しい選択が迫られている。この判断はとても重要なものだ。
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鄙の点景⑤

2017年02月19日 | Weblog
マチはずれの道沿いに以前から気になっている建物があった。一昨年から数人で何やら昔の納屋風なものを改修しているようだったが、最近その建物の前に立派な看板が立っていることに気づいた。初めて近寄ってみるとそこには、「とよいずみ永久保存館」と書かれている。関係者に心当たりがないわけでもないが、一体どんなものを保存しているのだろう。そもそも開館日はあるのだろうか? しかもこの建物で「永久保存」って・・・かなりアンバランスな気もするし、なんだかますます気になってきた。
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