ヨガのクラスでは、いくつかポーズの練習をしますが、ポーズひとつひとつでも、気分が変わってくるのがわかります。
手を合わせると、戦おうとか、張り合おうという気持ちが起こらないし、両手を上げて空を見ると、気持ちが上向きになったり、背中や肩を丸めて小さくなると安心するような気持ちになったり、あお向けになって両手を広げると、大きく広がっていくような気分になるし、女神のポーズ(スクワット)や英雄(戦士)のポーズ(片膝を曲げて後ろの脚を伸ばし、両手を広げる)をすると、勇気や強さが湧いてくるような気がします。
感じ方は人それぞれに違うと思うし、違ってもいいのだけど、ポーズによってどう感じるか観察してみるのも、面白いなぁと思います。日によってもまた変わってきそうです。そのときの自分の状態がなんとなくわかります。
前に、ヨガに通っていたときに、シャバーサナ(横になって力を抜くポーズ)のときに、先生が肩を上から押して広げてくれたときに、ボロボロ泣けてきたことがあって、そのときはその時まで気づいてなかったんだけど、そのとき刺激的な環境にいたので、あぁ、力がが入ってたんだなぁ、ずっと気を張ってたんだなぁ、さみしかったんだなぁ、と自分自身でも気づいてなかったか気づかないようにしていたことを、知ることができました。めったにないけどそんなことがあってもいいです(笑)
逆に、自分であぁ、疲れてるかな?とか腰周りが重いなあ、など気づいてるときに、ポーズを使って和らげることもできます。
例えば、レッグス・アップ・ウォールポーズ(壁に脚を立てかけるポーズ・ヴィパリタ カラニ)は、神経を落ち着かせ、ホルモンバランスを整え、疲れを癒し、骨盤周りへの血流を良くします。また、全身を完全にリラックスさせるので、寝る前などにもおすすめです。(生理中はこのポーズはお休みしましょう)
気持ち悪くならなければ、5分くらいこのポーズでくつろいで大丈夫です。腰の下や頭の下にブランケットや枕を敷いても良いです。
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