後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔676〕「PARC自由学校2024」とくまもと「狭山」学習会の冊子を紹介します。

2024年04月02日 | メール・便り・ミニコミ

 数年前にPARC自由学校のことを知るようになりました。年2回の「さようなら原発」集会、2015年の集団的自衛権抗議集会、5.3憲法集会などの大集会に参加する度にPARC自由学校のチラシを受け取るようになりました。
  「PARC自由学校2024」の冊子を紹介しましょう。特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)が主催する自由学校があります。今年は13の講座が用意されています。

 その1つを紹介しましょう。
 「鎌田慧 ルポルタージュと文学の現場から」、講師は鎌田慧さん、コーディネイターが永田浩三さんです。お二方とも親しくさせていただいています。4回連像講座です。

 くまもと「狭山」学習会の冊子も44頁立ての立派なものです。
  2002年東京高裁「狭山第2次再審異議審棄却」を受けて、熊本市辛島公園で「狭山事件の公正裁判を求める」坐りこみが始まったそうです。現在まで月1回で300回近く行われているようです。
  冊子は狭山事件の概要と石川一雄さんが無罪であることを12の視点から提示しています。

 石川一雄さんは明らかに無罪です。
 私は70年代の後半に数年間狭山市に住んでいました。ある時、狭山事件の現地調査に参加し、小さな石川さんの家を訪れました。そのわずかばかりの玄関の鴨居から証拠物件とされる万年筆が発見されたというのです。捜査の専門職の刑事たち調査官が2時間ずつ2回も捜査して発見されなかったのに、なぜか3回目にその鴨居にあったというのです。無罪を確信した瞬間でした。
 当時、私は狭山事件関連の本を買いまくっていました。
 脅迫状が残されているのですが、石川さんの当時の識字能力では到底書き得なかったものですし、筆跡もまったく違います。

  袴田事件、狭山事件共に完全無罪も勝ち取りたいものです。


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