いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

大阪神戸旅行(その1)

2008年09月29日 | 極楽日記(国内旅行)

 週末に家族で大阪、神戸に行って来ました。たまにしか行かない関西地方なので、細かいスポットはよくわかりません。子供の興味が優先ということで、まずは大きな水槽で有名な水族館、海遊館に行ってみます。

 入り口では大きなジンベエザメの模型がお出迎え。

 喜んでるみたいだけど、魚の方はうまく写っていませんね。暗いし、フラッシュがガラスで反射するしで撮影対象としては難物です。魚によって水槽の明るさが大きく違うし、フラッシュ禁止の水槽もあるので条件設定が難しいところです。

 これはペンギンかな。

 いよいよメインの太平洋水槽。水量5,400トンあり、美ら海水族館の7,500トン水槽やリスボン水族館の6,000トン水槽と並んで最近まで最大クラスの水槽でしたが、数年前に2万トンを越えるジョージア水族館の途方もない水槽に抜かれました。また世界一が大好きなドバイでも巨大な水族館が公開間近なんだそうです。それでも太平洋水槽が水槽の概念を越えるスケールであることは確かで、大きなイトマキエイがゆったりと泳いでいます。

 一番の人気者、2匹のジンベエザメがパイロットフィッシュを従えて登場です。「海くん」「大くん」という名前もあって、体長はどちらも4m以上、体重は約1トンだそうです。ジンベエザメは最大で10m以上になると言われているので、これでも子供なんでしょう。

 小魚の群れを引き連れて悠然と回遊する巨体は貫禄十分で、大名行列を連想します。

 同じ水槽の底にはじっとしているだけのナポレオンフィッシュやアンコウの姿もありました。ここは水深9mあるので、人間の素潜りではほとんど活動できない深さです。

 大きなハタとサメも底にいました。これだけ違う種類を1つの水槽で維持するのは大変な作業でしょうね。

 これは別の水槽です。巨大魚ばかりじゃなくて、日頃お馴染みのイワシが群れを作って回遊する姿はとても新鮮です。海の中ではこうして泳いでいるんですね。大きな群れになると「イワシトルネード」とでも呼びたくなる豪快な渦巻きになるそうで、名古屋港水族館で3万匹のイワシの乱舞が見られるとのことです。

 深海に棲むタカアシガニの姿もライブで観察できます。

 これは北陸で漁の邪魔をして有名になった巨大ビゼンクラゲですね。大きいのは維持が難しいのか、今だけの限定公開だそうです。

 初めての海遊館に満足できたようです。
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