岡崎市稲熊町の住宅地に慎ましく店を構えている紅茶の店、「嵐が丘」です。渋いロートアイアンの看板がよく合っています。題名にカフェと書きましたが、イギリスのアフタヌーンティーを日本で楽しみましょう、というコンセプトなので、紅茶とスコーンが主役になります。
この日は久しぶりなので電話を入れたら、品切れだったスコーンをわざわざ焼いて待っていてくれました。ウェッジウッドの茶器がきれいで、いつも楽しませてもらっています。日本に入荷していないシリーズも含め、かなりのコレクションです。
元気な子供のいる家庭では高価なカップ&ソーサーでお茶を楽しむ、などということができないので、こういうもてなしは嬉しいです。お茶やコーヒーに限らず、器がいいと料理がずっとおいしく感じます。例えばスターバックスのコーヒーそのものは悪くないのですが、私はあの使い捨てのコップにどうにも馴染めません。エコノミーの機内食がただ空腹を満たすだけのものになってしまっているのも、使い捨ての食器の影響があると思います。