JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

男歌・女歌

2011年06月16日 | ステージから
"All The Way"
貴方を愛してくれる人がいたら それは気まぐれに、ではダメで
いつもいつでも、慰めを必要とするときには必ず
傍にいてくれるのでなければ意味がない・・・・
もし僕に君を愛させてくれるなら 僕はきっとそうする・・・
 
昨夜の一ちゃんズの感想:
土井「あ~~、これはあまり伴奏したことないなあ」
酒井「これをよく歌う年配の男性を知っていて、そのイメージが強いね

 確かにこういう口説き方は、女性の側からはあまり馴染みませんよね?
 ずっと以前にも考察したことがありますが、歌詞の内容からして
「she」を「he」に替えただけでは、あまりピンとこない曲もあるわけです。
そういう場合、その曲が歌いたければ、第三者的に、情景として、または
一般的な出来事やら通念として歌う、というやり方をすることもあります。
 これなんかそのクチ。
でも、「モナ・リサ」とか「スウィート・ロレイン」なんかになると、
ある女性を賛美する、という内容になるので、強いて歌おうとは思いません。

"I Can't Give You Anything But Love"
BGMで流れているのを聴いて
土「ミキちゃんこれって歌わないよね?」
私「年に一回くらいかなあ、あ、そう言えばこの間『パクリンズ』の
[I―①]で歌いましたよ。」
で、次のステージでお届けしました。 もう来年の分もやっちゃったワケ。

 だけど後で考えてみると、この曲は女性シンガーがたくさん歌っていますが、
「愛よりほかに上げるものがないよ、ベイビー、
 君をゴージャズに着飾らせたいと思うけど、
お金がないからいいモノ買ってあげられない。
\100ショップじゃムリだし・・・」
これって立派な男歌じゃありませんか? どーゆーこと?
内容もさることながら、「ベイビー」がミソ。
これは男性から女性に対してしか、普通言いません。
女性から言うとしたらかなり年下か、上から目線の場合。
"Fly Me To The Moon"で
「Darling,kiss me」のところをシナトラが「Baby,kiss me」と歌っていて
そっちのほうがカワイイ、ったって、それは男性だからよ。

 ちなみに「ハニー」はどちらも使うと思います。たぶん。



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