これはバーテンダー:五味誠一のこだわりとめんどくさがり(!)に
よるところが大きいのですが、実際、カクテルの種類やウィスキー・ワインの
銘柄は無尽蔵にあるわけですし、エムズのような小規模スペースの場合、
そのときどきで何をどのくらい置いているか、は定まっていないのです。
季節のフルーツと事情は同じですね。
スタンダード・カクテルについても、「マティーニ」「サイドカー」と
注文なさった時点でその方のイメージはいったいどんなレシピのものなのか、
甘いのか辛いのか、細かく聞いてみないとほんとうの好みには
たどり着けないことも多いのです。
昨今は「シングル・モルト・ウィスキー」と注文なさる方も多くなりましたが、
それにしてもクセの強いもの、弱いもの、また、飲み方も「ニート
(ストレート)」かオンザロックスか水割りかソーダ割りか、
いろいろ飲んでみたいのか、またはその一種類しか飲まないのか、
その方の感じ方・考え方を少しずつ、会話の中で発見していくのが
バーテンダーの仕事であり、バー・カウンターの楽しみ方といえます。
生のフルーツを使ったカクテルについては、それぞれのバーテンダーの
やり方があり、果物を丸ごと生かした濃厚な一品は、まさに
五味さんの持ち味で、バー・エムズの個性のひとつでもありますが、
何分一日に消費できる量は限られてしまいます。
そんなこんなで、一般的なお酒の名称を並べたメニューは
あってもあまり意味がない、それよりひとりひとりとていねいに
お話しながら御注文をいただくほうがエムズらしいだろうというところに
落ち着いてしまいました。
でも、それだとホームページを見て「行ってみようかな~、でも、銀座の
ジャズバーなんて高いんだろうな~」と不安に思われる向きをよけいに
不安に陥れてしまう面もあると思うので、ご参考までにだいたいの
予算の立て方を申し上げてしまいます。 続く・・・
よるところが大きいのですが、実際、カクテルの種類やウィスキー・ワインの
銘柄は無尽蔵にあるわけですし、エムズのような小規模スペースの場合、
そのときどきで何をどのくらい置いているか、は定まっていないのです。
季節のフルーツと事情は同じですね。
スタンダード・カクテルについても、「マティーニ」「サイドカー」と
注文なさった時点でその方のイメージはいったいどんなレシピのものなのか、
甘いのか辛いのか、細かく聞いてみないとほんとうの好みには
たどり着けないことも多いのです。
昨今は「シングル・モルト・ウィスキー」と注文なさる方も多くなりましたが、
それにしてもクセの強いもの、弱いもの、また、飲み方も「ニート
(ストレート)」かオンザロックスか水割りかソーダ割りか、
いろいろ飲んでみたいのか、またはその一種類しか飲まないのか、
その方の感じ方・考え方を少しずつ、会話の中で発見していくのが
バーテンダーの仕事であり、バー・カウンターの楽しみ方といえます。
生のフルーツを使ったカクテルについては、それぞれのバーテンダーの
やり方があり、果物を丸ごと生かした濃厚な一品は、まさに
五味さんの持ち味で、バー・エムズの個性のひとつでもありますが、
何分一日に消費できる量は限られてしまいます。
そんなこんなで、一般的なお酒の名称を並べたメニューは
あってもあまり意味がない、それよりひとりひとりとていねいに
お話しながら御注文をいただくほうがエムズらしいだろうというところに
落ち着いてしまいました。
でも、それだとホームページを見て「行ってみようかな~、でも、銀座の
ジャズバーなんて高いんだろうな~」と不安に思われる向きをよけいに
不安に陥れてしまう面もあると思うので、ご参考までにだいたいの
予算の立て方を申し上げてしまいます。 続く・・・