元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

英単語の覚え方①語源②語呂合わせから<中学英語辞書の単語はカタカナ表記になっているものが大半>=高齢者の勉強

2024-02-09 14:29:16 | 第2の人生・老後・趣味と勉強

 スマホから検索すると本当にうまくできた英単語の語呂合わせが見つかる!!

 後期高齢者に近い私が英語の勉強を始めた。それも文章に書いてあるものではなくて、主に英会話である。なぜ始めたかは、一つはボケ防止である。もう一つは、彼らの普通の日常の会話が、翻訳もなしに聞けたらおもしろいかなと単純に感じただけのことである。実は、中学・高校と英語は優秀と自覚していた自分自身であったが、大学に行くと比べにならないくらいの優秀な人々に出会い、鼻をへし折られ断念したのであるが・・・。

 そこでNHKの基礎英語レベル1・2を聞くようになったのである。これで少なくとも中学レベルの英文法の「思い出し」には役立つだろう。さて、そこで、分からない単語が出てきたらどうするか。何年か前にNHKの朝の番組で(多分「あさイチ」か)、「大人のための英語学習辞典」を紹介していた(*注)ので、これはいいと思わず買ったのだが、これがまた高齢者が、再度勉強するに調度いいのである。これは、プログレッシブ中学英和・和英辞典という中学生用に作られた辞書であるが、辞書の構成はそのままに、若干大人用の見出しや用例の差し替え等を行ったもののようである。我々高齢者にとっても、字が大きい、ところどころに絵・図や写真、そして言葉の使い方の解説があり、使い勝手がよく、日常で使うような例文(難しいものは見当たらず)もある。

 さて、その元々中学用のこの辞書の使い方である。ここ2・3年は、基礎英語を聞く際に分からない単語が出てきたときに、引く程度だったのだが、ここに来て、これをA、B、C・・・L、M、N・・・すなわち「アルファベット」ごとに頭から読んでいくことに挑戦する気が起きた。例えばHについては、そのHの単語を頭から最終的には覚えることを目的として、例文を交えて「読んでいく」ことにしたのである。英語の勉強を断念した高齢者が、そんな再勉強するのには無理なことのようだが、実はそうではない。ほとんどの英語の単語が日本語のカタカナ表記で日本語になっているのが多いのだ。例えば「大人のための英語学習辞典」p316を見ているが、インスピレーション(霊感・ひらめき) インスタント(即席)、インステチュート(学会・専門学校) インストラクター(指導者) インストルメント(楽器・機械) インシュアランス(保険) とその関連語(例えば動詞⇒名詞など)で約8割を占めている。そこで英語の訳語と発音を整理すればいいことになる。確かに、日本語になる際にちょっと違ったニューアンスになっていたり、発音が全く違っていたりするなどはあるが、そこを覚え直すことは必要である。

 そう考えると、1ページに数か所の単語が全く新しいものがあるだけとなる。その単語のいくつかを覚えればいいことになる。昔なら匙を投げていたところであろう。しかし、今は、スマホという現代の発明がある。試しにこの辞書のp162を見てみよう。私にとっては、de-cline と de-crease が耳新しい単語である。スマホにこれらの単語を入れた後に、「語源」を付け加えて、検索するのである。すなわち、「decline 語源」として検索をかける。するといくつかの解説が出てくるが、そのいくつかを見てみると主な解説としては、de-下に cline-傾ける とあるので、これによって訳語が「衰える」「低下する」というようになる。decreaseの場合は、deー離れて(逆に意味になるの接頭辞)creaseー増やす で「減少する」「下落する」となる。

 また、同じ「大人のための英語学習辞典」のp162には、人が穴を深く掘っている場合と浅い穴を掘っている場合を図解して、深いのはdeepであるが、浅いのはshallowとなっている。deepは分かる方が多いと思われるが、shallowはどう覚えるかである。例えば物の名前などの分解できない単語のような、こんなときは「語源」に求めるよりも、いわゆる「語呂合わせ」を利用するといい。スマホの入れ方は「shallow 覚え方」で検索すればいい。これにも、いくつかの覚え方が出てくるのであるが、これには自分に合った、自分の覚えやすい覚え方をもってくればいい。私の場合は、元社労士なので、次の覚え方が気に入った。「社労(シャロウ)士は浅い人間関係でも深い洞察が求められる」のような語呂合わせを紹介している。(HatenaBlog 語呂合わせイメージで覚える大学入試必修英単語3000 その424) この語呂合わせは、社労士の神髄を言っているような、うまい語呂合わせである。このように、覚え方の先駆者たちが考えた語呂合わせから自分にあったものを見つけてくればよいのだ。

 本当に、今は、スマホから先駆者たちが苦労して作った語呂合わせを、いかんなく使うことができる。著作権の問題がいわれるかもしれないが、自分の中で私的に使っている限り、どうもこうもいわれることはないだろう。それにしても、うまいのはなかなかのものもあり、昔は学生時代に覚えた数の単語以上には、覚えるのはむりだといわれた時代があったが、今は本当にいい時代(スマホの活用)になり、かなり多くの単語を覚えられるような感じがする。

(*注)NHKであるとすれば、「大人のための英語学習辞典」のように宣伝的には紹介できないので、NHKだったのか分からなくなってしまっているが・・・。

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