元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

明智光秀の正義とは、誠実・正直。斎藤道三から学んだ人生観。

2020-05-22 15:52:22 | 職場・組織等
 会社においても会社・上司との思想信条が合えばうまくことは運ぶのだが・・・

 明智光秀の戦国時代で信条というか、生きていく上での「正義」とは、なんだったのだろう。NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」では、まだ光秀の明智家が斎藤道三の家臣だったころのことが描かれている。斎藤道三が長男の義龍と対立し決戦前夜のこと、光秀は道三と義龍との仲たがいをやめさせるため、道三と最後の面会をする場面がある。

 対立の初めは義龍の弟殺害にあるのだが、斎藤道三は言う。わしはケチといわれてはいたが、自分に正直だった、誠実だったと。これが自分の正義だと。ところが、長男義龍は許せない、なぜなら、自分が生んだ息子なのに、守護だった土岐頼芸の子だと偽っているという。斎藤家の油売りではなく、守護の出身だということにして、権威づけをしているというのである。そして明智光秀に、正直に生きろと諭す。

 斎藤道三は息子義龍と「長良川の戦い」で対決し命を落とすが、最後にお前の父は誰ぞと投げかけて亡くなっていくのである。
 光秀は、道三が本当にケチだったが、正直に生きた道三の亡骸の下にすがりつく泣く。
 そして、幼き頃、一緒に育った斎藤義龍とは仲たがいをして、光秀の城は攻められ、落城するという筋書きである。

 作者が描こうとした光秀の人生観がここで見えてくるような気がする。光秀の正義、それは、誠実・正直なのではあるまいか。(ドラマの描く光秀はそうである)
 なぜ、光秀が謀反を起こし、本能寺の変で信長を打ったのか。
 今まで、様々いわれて、定説が定まらないところであるが、少なくとも、光秀のこの正義=誠実・正直から来ているようなような気がする。
 四国の平定を長曾我部元親に任せていたのが、手のひらを返し、もう一つの有力者・三好と手を組むといったような、およそ誠実からは、ほど遠いことをするような人物を上司に仰ぐことはできなかったこと、そんな信長の思想信条についていけなかったところに原因があるように思える。

 会社の人間関係にも、この思想信条が大きく影響する。会社(上司)の正義がなんなのか。その正義が合致すれば、会社(上司)にとことん付いていけるのである。

 明智光秀の前半生はほとんど謎だといわれており、今後、作者が、どういう光秀の描き方をするかは分からないが、今後の展開に期待したいところである。
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ストレスの多い昨今!怒りを感じたら6秒間待つ!!

2020-05-18 17:28:36 | 職場・組織等
怒りの感情は6秒でピークに達する!その間腹式呼吸を!!

 最近、ストレスの多い日々が続きます。そのため、ちょっとしたことで、怒りを抑えきれずに誰かにあたってしまい、後からしまったと思う。なんであの場面で怒ってしまったのか、今さら後悔しても、もう後の祭りということもある。
 
 特にお得意様の前であったり、上司の前であったり、さらには上司など本人に怒りを爆発されたなら、これはもう最悪です。
 
 そんなとき、アンガーマネジメントは、たった6秒間やり過ごせばいいと教えます。怒りを感じて6秒間待つのです。
 そうすれば、怒りの感情は、爆発せずに済むといわれています。
 
 では、どうしたら6秒間やり過ごせるか。いい方法を考え付きました。
 
 深呼吸をするのです。いわゆる腹式呼吸ですが、深く鼻から息を吸い込んで、口をすぼめて、ゆっくりゆっくり吐き出すのです。
 これで、少なくとも6秒以上は時間を稼げます。
 時計をみて、時間を計ると、ゆっくりゆっくり息を吐きだすことにより、10秒はかかるようです。
 
 そして、怒りの感情に集中しないことが、まずもって必要なことですが、
 さらに余裕が出てきたなら、なぜ今自分が怒っているかを分析してみましょう。
 
 これらの行動が、怒りの相手がたが、なにか不思議に思わないかともいえるところですが、
 少なくとも怒りを相手に爆発されて後から後悔するよりはましでしょうし、
 6秒間というのは、そんなに気づかれるほどの時間でもありません。

 なま返事でも返しておけば、6秒後に気が付いたように、会話を続けるのは容易と思われます。

 かくいう私、年をとってから、怒りをこらえきれないことが多いのですが、
 これも、世の中の出来事に「こうすべき」<※注>というようなことを多く感じるからかもしれません。
 
 後悔、後にたたず

 <※注>「こうあるべき」というのは、誰でも持っているものですが、これが強くなると、
     怒りの感情の発生原因となります。
      そこで、できるだけこのあるべき基準は、「遊び」があったほうが、怒りは生じ
     なくなります。
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