元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

年金アドバイザー試験を受験して<社労士試験の併用・優先>(第129回’14.10.26実施)

2014-10-27 04:46:56 | 社会保険労務士
 年金アドバイザーと社会保険労務士試験の同時受験について

                          ⇒ <第129回年金アドバイザー3級の解説付きの解答ページへ >

 銀行業務検定協会の年金アドバイザー3級の試験を受験してきました。(第129回銀行業務検定試験、2014年10月26日実施)私の地元宮崎では、公立大学が会場になっています。年金アドバイザーを受ける方は、宮崎ではあまりいなくて、ほかの財務や法務の科目と同一の試験教室になっていました。とすると、私たち年金アドバイザーの科目の受験生は、電卓持ち込みがあり、隣が財務の科目の受験生でしたが、電卓の音が気にならないのかとよけいな心配をしてしまいました。他の方や試験官の話や挨拶を交わしているのをみると、将に金融関係の身内同士といった感じで、年金アドバイザー等の試験が知れわたっているとはいえ、まだまだここに部外者がいるといった感じでした。

 試験自体は、3級は言わずと知れた五者択一問題で解答用紙に答えの数字の箇所にマークするという問題ですが、試験問題のほうは、手がこんでいて、表表紙と裏表紙が少し厚い紙で合わさっていて、いわゆる袋綴じとなっていました。これはうまく開けられるのかと、試験開始前に不安になってしまいましたが、ミシン目があり鉛筆でナイフの要領で簡単に開けられました。

 試験問題は、検定試験のいいところで、突拍子もない問題は当然なくて過去問からの出題ですが、全く同じ問題かというと、もっともっと実務に近づいたかなあと思える問題の出し方と思えるところがありました。例えば、過去問では、「年金額いくら」という条件が与えられていたところ、今回の試験問題では「報酬比例部分○○円、定額部分○○円、加給年金額○○円」という条件になっていて、より具体的な数値が記入されていました。おかげで受験生の私としては、加給年金額は計算の中に入れるのかわからなくなりましたが・・・。

 さて、この試験、社会保険労務士の予備試験的に受ける方も増えているとか聞いておりますが、私の意見としては、そういう利用の仕方は、やめておいたほうがいいと思います。社労士の試験を受ける中で、このアドバイザー試験に労力を注ぐことは、社労士の勉強時間が足りないと思えるからです。それに社労士の試験問題は、条文からの出題に対し、アドバイザー試験は、より実務的なことを聞いているような気がします。問題そのものの焦点がちょっとだけニュアンス程度ですが違っているような思えるからです。あぶはちとらずのような気がします。もちろん、時間も余裕があり、実務のことも同時に勉強したいとか、また具体的に今のうちから深く勉強したいとか思っている方なら別ですが・・・。

 社労士の試験をクリアーして、本当にアドバイザー等を目指す方にお勧めしたいのがこのアドバイザー試験です。特に、事例問題にあっては、よりその感じがします。

 正解は、数日後にHPにて発表するとのことで、ここは他の試験のように、受験校が「正解」を出して予想することもないようです。⇒ <第129回の解答は'14 10月29日(水)17時~>

<第129回年金アドバイザー3級の解説付きの解答 >


<第129回年金アドバイザー試験を受験して(この試験の特徴・長所) >

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