ども、そろそろ今期の視聴可能なアニメが把握できてきた江戸です。でも、これぞと言える話題作は無い印象。次の『プリキュア』が始まればあるいは……って感じだけど、その他はそれほどでもないかなぁ……。つか、今期で一番話題になりそうな『魔法少女まどか☆マギカ』の放送予定が無いのが残念過ぎる……orz。なんだか色んな意味で面白そうな事になりそうなのに……(主に視聴者の反応的な意味で)。
ところで、今朝の『プリキュア』の変身シーンは『トップをねらえ!』の5話・合体シーンのパロじゃね? あと、バトルが凄すぎて吹いた。もう歴代最高傑作でいいだろ、これ。
さて、今日も雑誌の感想ネタもないので、昔買った本について語ってみましょうか。
●くおん…(川島博幸 ※一時期は鷹城冴貴を名乗る)

私が『週刊少年ジャンプ』を購読し始めた頃に連載していたもので、もう四半世紀近い過去の作品となります。当時の『ジャンプ』はまだ170円でしたし、単行本も360円だったそんな時代。
内容の方ですが、真と麻琴という幼なじみの男女が、親が再婚した事で同じ「久遠まこと」になってしまった……というのが基本設定。普通なら義理の兄妹という関係を割り切れずにモヤモヤするという感じのラブコメが展開されると思うのですが、その辺をあまり活かせないまま2人の関係が「家族」という所に落ち着いてしまったような気がしますね。他にも、転校生で第3の「くおん」が現れる訳ですが、これもさほど活用できた設定ではないような気がします。
それというのも、この作品は11話で打ち切られてしまったので、話を広げる為には話数が圧倒的に足りなかったのです。もしも長期連載になっていれば、また違う展開があったのかと思うと、なんとも勿体ない気持ちです。まあ、当時の基準で見ても、『ジャンプ』の雑誌カラーには合わない作品であった事は間違い無いでしょうけれど。下手をすれば少女漫画雑誌で連載していても違和感は無かったかもしれません。
でも、私は好きでしたよ。あの頃の私は、うち切りシステムとかはよく知らなかったので、「なんでこんなに面白いのにすぐ終わってしまうのか」と理解出来ませんでした……。あの頃から私が好きな作品は短命に終わる傾向があったのだなぁ……。
あと、短期間で連載が終わった為に単行本2冊分にする為のページ数が少なかったので、読み切り作品も収録されています。こちらも傑作が多いです。で、その中の一つが「虎がぐるぐるまわってバターになる童話」的なタイトルなので、復刻の際には改題必至……というか実際にそうなったっぽいですね。いつの時代も表現物は変な規制の所為で振り回されるのぉ……。
さて、同作者の作品と言えば、こちらも好きな作品です。
●カルナザル戦記ガーディアン(鷹城冴貴)

こちらは巨大ロボットが出てくる異世界ファンタジー物で、『くおん…』から比べると少年漫画要素が多いとは思いますが、それでも『ジャンプ』のカラーに合わなかったのか(そもそも連載は増刊でしたし)、1巻でうち切り。壮大な話になりそうだったので期待していただけに、この結末はかなり残念です。でも、だからこそ未だに心に残る作品になったとは思うのですがね。
で、私はこれより後の作者の作品を知らないのですが、つい5年くらい前までは漫画家として活動していたようですね。絵柄の変化がどうなのか気になったので画像検索してみたのですが、かなり絵柄が変わっていて吹いた。モノクロの絵は見られなかったのでそちらはよく分からないけれど、少なくともカラーは別人だな……。十数年という年月の重みを感じた……。
じゃ、今日はここまで。
ところで、今朝の『プリキュア』の変身シーンは『トップをねらえ!』の5話・合体シーンのパロじゃね? あと、バトルが凄すぎて吹いた。もう歴代最高傑作でいいだろ、これ。
さて、今日も雑誌の感想ネタもないので、昔買った本について語ってみましょうか。
●くおん…(川島博幸 ※一時期は鷹城冴貴を名乗る)

私が『週刊少年ジャンプ』を購読し始めた頃に連載していたもので、もう四半世紀近い過去の作品となります。当時の『ジャンプ』はまだ170円でしたし、単行本も360円だったそんな時代。
内容の方ですが、真と麻琴という幼なじみの男女が、親が再婚した事で同じ「久遠まこと」になってしまった……というのが基本設定。普通なら義理の兄妹という関係を割り切れずにモヤモヤするという感じのラブコメが展開されると思うのですが、その辺をあまり活かせないまま2人の関係が「家族」という所に落ち着いてしまったような気がしますね。他にも、転校生で第3の「くおん」が現れる訳ですが、これもさほど活用できた設定ではないような気がします。
それというのも、この作品は11話で打ち切られてしまったので、話を広げる為には話数が圧倒的に足りなかったのです。もしも長期連載になっていれば、また違う展開があったのかと思うと、なんとも勿体ない気持ちです。まあ、当時の基準で見ても、『ジャンプ』の雑誌カラーには合わない作品であった事は間違い無いでしょうけれど。下手をすれば少女漫画雑誌で連載していても違和感は無かったかもしれません。
でも、私は好きでしたよ。あの頃の私は、うち切りシステムとかはよく知らなかったので、「なんでこんなに面白いのにすぐ終わってしまうのか」と理解出来ませんでした……。あの頃から私が好きな作品は短命に終わる傾向があったのだなぁ……。
あと、短期間で連載が終わった為に単行本2冊分にする為のページ数が少なかったので、読み切り作品も収録されています。こちらも傑作が多いです。で、その中の一つが「虎がぐるぐるまわってバターになる童話」的なタイトルなので、復刻の際には改題必至……というか実際にそうなったっぽいですね。いつの時代も表現物は変な規制の所為で振り回されるのぉ……。
さて、同作者の作品と言えば、こちらも好きな作品です。
●カルナザル戦記ガーディアン(鷹城冴貴)

こちらは巨大ロボットが出てくる異世界ファンタジー物で、『くおん…』から比べると少年漫画要素が多いとは思いますが、それでも『ジャンプ』のカラーに合わなかったのか(そもそも連載は増刊でしたし)、1巻でうち切り。壮大な話になりそうだったので期待していただけに、この結末はかなり残念です。でも、だからこそ未だに心に残る作品になったとは思うのですがね。
で、私はこれより後の作者の作品を知らないのですが、つい5年くらい前までは漫画家として活動していたようですね。絵柄の変化がどうなのか気になったので画像検索してみたのですが、かなり絵柄が変わっていて吹いた。モノクロの絵は見られなかったのでそちらはよく分からないけれど、少なくともカラーは別人だな……。十数年という年月の重みを感じた……。
じゃ、今日はここまで。
特に『カルナザル戦記ガーディアン』は当時ラピュタが好きだった自分にとっては『エルデガイン』と同様に期待していた作品でした。
多分、作者も影響受けていたんじゃないでしょうか?
昔好きだったけど、内容はすっかり忘れてしまいました(涙)。
石垣 環のウィザードリィ外伝は、まだ内容は全て覚えているんだけどなぁ。
その昔、月刊少年JUMPで連載していた、アクトレスというラブコメも良かったです。
>『エルデガイン』と同様に期待していた作品でした。
『エルディガイン』は良いですよね。この作品については、そのうち取り上げる予定ですよ。
>多分、作者も影響受けていたんじゃないでしょうか?
確かにそんな感じがしますねぇ。
ゆうてい 様
>昔好きだったけど、内容はすっかり忘れてしまいました(涙)。
私も手元に単行本を残していなければ完全に忘れていたかもしれません。それくらい昔のことですからねぇ……。
>その昔、月刊少年JUMPで連載していた、アクトレスというラブコメも良かったです。
私も『月刊ジャンプ』を購読していなかったのに何故か記憶に残っています。たぶん立ち読みか、誰かから借りて読んだだけだと思うのですが、それでも記憶に残っているという事は、良作の証拠なのかもしれませんね。
古い作品の紹介、凄く楽しみにしています。この人の紹介、あまりにうれしかったので思わずコメントを。
>この二作品は、僕は凄く大好きで大好きで、、、。
作品の知名度は低いのかもしれませんが、好きな人は本当に好きな作品ですよね。これだけ熱狂的なファンが生まれる作品なのですから、『ジャンプ』でなければもっと違う結果を残せたのではないかという気がして残念です。
>古い作品の紹介、凄く楽しみにしています。
ありがとうございます。私も思いのほか反響があるので、楽しんで描くことが出来ていますよ。
この人の漫画は大好きでした。取り上げてもらえて凄く嬉しいです。
アニメ調の温かみのある絵と、温かくて切ない雰囲気の物語が最高に好きでしたね~。
僕はこの人の漫画を見ると、渡辺美里さんが80年代に発表された青春ソングの歌詞やメロディーを連想するのですが、管理人さんは何を連想されますか?
懐古趣味かもしれませんが、自分が小学生だった80年代の漫画作品のレビューを見ると、懐かしさで胸がいっぱいになります。
漫画を含めた80年代日本のサブカルチャーは、自分の中では格別の存在です。
乱文乱筆失礼いたしました。
>初めまして、なるーと申します。
初めましてー。
>この人の漫画は大好きでした。取り上げてもらえて凄く嬉しいです。
喜んでいただければ幸いです。
>管理人さんは何を連想されますか?
特定の何かというのは無いのですが、やはり当時の時代風景とかを思い出しますね。50年も100年も過去の話でもないのに、現在とは色々と違う事もあって驚きを禁じ得ません。
あまりにも懐かしさに思わずコメントを残させていただきました。この作品はやっぱりマイナーだけあって、こうして同好の士と出会えると、嬉しい物ですね。
>初めまして
初めましてー。
>あまりにも懐かしさに思わずコメントを残させていただきました。この作品はやっぱりマイナーだけあって、こうして同好の士と出会えると、嬉しい物ですね。
短命でマイナーな作品ですが、多くの方々からコメントを戴いている事を考えると、根強い人気がある作品だと思います。今後も語り継がれていけば良いですなぁ。
確かくおんが終わった翌週からあのジョジョが始まったんですよね。
時の流れを感じます・・・。
川島先生と言えば翌年、増刊に掲載された「風と緑の子守歌」も大好きでした。
ヒロインのメアリーは学生時代を通じてずっと理想の女性像でしたよ。
ちょうどその1年後にカルナザル戦記がスタート、夏に第2回掲載で、
これから季節ごとに続きが読めるのかと楽しみにしていたのですが、
秋・冬と連続不掲載(予告は入っていたと記憶しています)で、
そのうち完全になかったことにされてしまいました(涙)。
さっきくおんの愛蔵版と、子守歌の入った短編集をポチったので今から楽しみで仕方ありません。
カルナザル戦記も機会があればまた読みたいなぁ。