江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ネギま!キャラクター大辞典第36回

2007年03月31日 20時31分32秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 毎度! 昨晩は『学校の怪談』のDVDを観ていた江戸です。ええ、今や伝説的なあのパンチラアニメです(笑)。取りあえず、改めてみたら1話目からいきなり作画崩壊を起こしていて笑った。でも、色々とツッコミ所はあるものの、そういう細かい所に目をつぶれば、かなり楽しめる作品ですね。視聴率が高かったのも納得。
 あと、三話目でいきなり総集編に差し替えとなった「口裂け女」を題材としたエピソードがあるのですが、最近「口裂け女」が映画化したので、なんだか納得できない気分。アニメは駄目なのに映画はいいのか……(まあ、テレビ放映がネックだったのだろうけど)。つか、せめてDVDには収録して欲しかった……つдT)。



 さて、今日はネギま!キャラクター大辞典の第36回目をいってみたいと思います。今回はこの人。

     
     椎 名 桜 子

 桜子ですね。同姓同名の作家がいるけど、たぶん関係は無い。というか、あってほしくない(笑)。
 それはさておき、桜子はチアリーディング部三人衆の一人ですが、他の2名と比べると、現時点での彼女の扱いはイマイチ良くないように感じます。柿崎釘宮は比較的単独での動きが見られるのですが、桜子は未だに「3人1セット」の扱いから抜け出せていないのではないでしょうか。
 いや、初期の頃はまだ活躍の場が多かったのですけどねぇ。

     
 訳の分からない提案をしてクラスを騒動に巻き込んだりと、騒ぎの中心にいたような印象があります。しかし、その役割も徐々に裕奈ハルナ達に移っていったような……。

 また、チアリーディング部という性質上、桜子の行動は応援行為に関する物が多いのですが……

     
 基本的に漫画等では応援されている対象の方が主役として扱われ、応援している方は脇役に甘んじている場合が多いですよね。勿論、応援する方にスポットが当てられる事もありますが、それも例外的な場合がほとんどです。そんな訳で、桜子には元々メインエピソードを割り振られにくいという設定の土台があると思います。
 しかし、桜子が掛け持ちで所属しているラクロス部や、彼女の飼い猫(ちなみに、桜子をデザインした綾永らんさんの飼い猫がモデルらしい)との関係等に焦点を当てれば、単独でメインエピソードを得る事も可能でしよう。ただ、現状では夏休み編が終わった後となる可能性が高そうですが……。

 いずれにしても、現在の桜子は出番にあまり恵まれておらず、クラス内でも影の薄い部類に属していると言えるでしょう。

     
 一応、異様に強いギャンブル運を持つという特徴もありますが、超人揃いの級友達から比べると突出したインパクトもありませんしねぇ……(ところで、上のカットでは桜子の背後に『ラブひな』のキツネらしき人物がいますね)。

 ともかく、桜子のこの影の薄さが第4回目の人気投票にて30位という結果に繋がり、その後はやや持ち直した物の、未だに不振に喘いでいる事の原因となっているのではないかと思われます。
 しかし、これ以外にも桜子のある特徴が人気に影響を及ぼしているのではないかと、個人的には推測しています。
 それは、常時大きく開いている口です。

     
 桜子は常に口を大きく開けています。それは生徒名簿の写真も例外ではないという徹底ぶりで、原作においてはこれまでに5回程度しか口を閉じた事がありません。

     
 これは桜子が口を閉じている数少ない貴重なカットですが、こういうのが見られたのはごく初期の頃で、最近では全くと言っていいほど見られなくなりました。
 これは桜子が鼻炎気味で鼻呼吸が出来ない為……という事ではなく(それは私(^^;))、チアリーディング部にてより大きな声でアピールできるようにする為で、それがクセになってしまったようです。
 しかし、これによって、桜子の表情パターンが他のキャラクターよりも乏しくなるという弊害を生んでいるようにも思います。実際、桜子の表情は常に笑っているか、驚いているかのどちらかしか無いという印象が強いのですよね。まあ、これはこれで「明るくて元気なキャラ」という魅力でもあるとは思うのですが。
 だけどその一方では、感情の揺らぎが異様に少なく見える為に、人間的な厚みが無いように見えてしまいがちだとも思うのです。せめて桜子も「人並みに悩んだり悲しんだりする事もあるけれど、それでも笑顔を絶やさない強い人間だ」という描写でもであれば、彼女の評価は一気に変わると思うのですが、今のところ原作では出番すら少ない状態ですしねぇ……。

 あと、何を考えているのかよく分からないという事はたまにありますよね。例えば、

     
 135時間目(15巻)におけるチャオの送別会にて、猫を飼っていないはずのチャオに「猫砂」を贈るという意味不明の行動をとっています。これがネタだったのか、それとも何も考えずに只自分の好きな物を贈っただけなのかは、未だに判断がつきません(たぶん後者だとは思いますが……)。

 ともかく、現時点では桜子というキャラの本質はなかなか把握しにくい物があり、これが少なからず人気にも影響を与えているように感じます。この問題を解消する為には、やはりもっと多くの出番を桜子に与え、彼女がどのような人間なのかをより詳しく描写する必要があると思います。
 で、前述したようにラクロスや猫等の要素が、今後の桜子の出番を左右すると思うのですが、実はそれ以外にも彼女の出番を劇的に左右するかもしれない要素があります。

 まず、可能性は低いのですが、長瀬楓との関係。

     
 1時間目(1巻)にて、桜子は楓に何かをお願いしていますよね。これが何だったのかが気になる所です。もしも、桜子が楓の正体を知った上でのお願いだったのならば、これはネギま!の本流のストーリーに関わってくる可能性は充分にあるでしょう。まあ、あくまで小さな可能性ではありますがね。

 そして、もう一つ(こちらが本命)。桜子が明日菜やいいんちょと幼なじみだという事ですね。

     
 赤松先生の同人誌によると、14時間目(2巻)のいいんちょの回想シーンの中には桜子がいるそうです(他にも現在のクラスメイトもいるらしいのですが、確定情報は無し。裕奈はいるかな……?)。途中でクラスが離れた事はあるのかもしれませんが(しかし、麻帆良中はクラス替えが無いようですから、小学校もそうならずーっと一緒だったのかも)、明日菜達と付き合いが長いという事は確かでしょう。この繋がりから、桜子がなんらかの重要な役割を果たすのではないかと踏んでいるのですがねぇ。
 ともかく、今後の桜子の動向が気になります。


 それでは今回はここまで。次回は「シスター シャークティ」の予定です。
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4 コメント

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主役の手はある (ハヌマーン)
2007-04-01 07:26:53
なるほど、桜子はだからかわいくてもにんきがでてなかったんですか~。
まあたしかに桜子は意味不明な行動が多いですし出番も少なくなってきました。
ですがやはり桜子もねぎまという作品のヒロインの一人です、かならず主役の手はあります。
僕はそう信じています
返信する
そうですね。 (江戸まさひろ)
2007-04-01 16:57:04
ハヌマーン 様

桜子も切っ掛けさえあれば、大きく躍進するキャラだと思っています。だから必ず主役となれる機会が巡ってくると思います。まあ、それがいつなのか分からないのが、ちょっともどかしいですけどね……。
返信する
パクティオーカード ()
2007-04-02 14:37:02
はじめましてm(__)m隼と申します。

桜子めちゃめちゃ好きなんですけどねぇ…(´д`)
でも赤松氏は桜子のパクティオーカードできてるって言ってたのできたいしたいですね(^^)ゝ
返信する
あ、持ってますよ。 (江戸まさひろ)
2007-04-02 17:25:22
隼 様

原作基準の桜子のカードなら持っていますよ。確かDVDかCDについていたんですよね。桜子以外にも、原作未登場のカードはまだ数種類ありますが、チア3人衆の中では、今のところ桜子のカードしか存在していないみたいなので、彼女単独の活躍が期待できそうです。
返信する

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