世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ベトナムカフェ かもん 顛末記

2016年03月17日 | 100の力
本日をもって、福岡のベトナムカフェ「かもん」が閉店いたします。

実際は、昨年末から営業はされていませんでした。

遅ればせながら、

関係各位様、お客様にご迷惑、ご心配をおかけしましたことを

このブログの場を借りてお詫び申し上げます。


これまで、この件に関して詳しく述べてこなかったのは、

経営を任せていたF氏を提訴すべく準備しておりましたので

敢えて控えさせていただいておりました。


事後報告になりますが、

F氏は、昨年12月17日、一方的に店舗の解約届を不動産屋に出しました。

血迷ったとしか思えません。He lost all his mind,


私は、彼の店舗賃貸借契約の連帯保証人になっております。

ですが、解約することは一切聞かされておりませんでした。

全く寝耳に水です。

それから、一切彼には連絡が取れず、

なぜそのような暴挙に及んだのかわかりません。


ただ、推測にすぎませんがおおよその見当は付きます。

いずれにせよ、取り返しのつかないことをした彼には法的責任を取ってもらわなければなりません。

それは司法(裁判所)が決めることになります。


彼も当初は夢を持って私に近づき、

私が資金提供(貸与)と経営アドバイスをするという契約書を彼と取り交わしました。

ただ、福岡市の補助金や地元商店街の支援、

それから彼の失業保険(給付金)等のからみもあり、

彼を経営者(個人事業主)としてたてました。


それは彼にとっても良いことと判断し、

契約書に則り全面的に支援をしてきました。


昨年の7月のオープン以来、

赤字とはいえ11月まで売り上げは確実に伸びていました。

黒字化の目途も立っていました。


ただ、彼なりに精一杯頑張ったとはいえ、

彼自身の経営感覚のなさは誰の目にもはっきりしていました。

その都度叱咤激励し、接客のイロハから指導してきましたが、

昨年12月、彼は業務を放棄し店にも来なくなりました。


もちろん、私の指導の至らなさと反省しております。


本日、店舗は明け渡すことになりますが、

原状復帰等事後処理はどうなっているか、私にはわかりません。

知らされてもいません。


いずれにせよ私は、彼に変わりリース契約した(130万円)物件もそのまま放置され、

連帯保証人としての債務も負うことになります。

彼に対する貸付金(120万円)も戻ってきておりません。


裁判により勝訴してもどこまで回収できるか分かりませんが、

とりあえずは司法の判断を仰ぐ所存でございます。


これにより、私の夢が潰(つい)えたわけではありません。

むしろ、新たな夢に向かって希望が湧き邁進しております。


どういうわけか、このタイミングで身辺の環境が一変しました。

これも、私自身のこれから先のライフスタイル改善へのターニングポイントで

好機としてとらえております。


身に起きることは、すべては良きことであり、

目の前の課題を一つ一つクリアしていけば

その先にはさらに良い人生が待ち受けているものと信じています。


自分自身、資金面、体力面ともかなり無理をしながら突っ走ってきたようで、

かえってこれで良かったのだと今の境遇に感謝しております。


あまり後ろ向きの処理に時間を割くことは本意ではありませんが、

避けて通れない事案だと覚悟を決め真摯に取り組んでいきます。

同時に、新たな夢に向けて歩を止めることなく今後も突き進んでまいります。


わずか半年間のベトナムカフェ「かもん」でしたが、

ご贔屓にしていただいた方々に感謝いたします。

ありがとうございます。


これからも、

かじえいせいの生き様、とくとご覧くださいませ。



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