ダノン大外一気! 空前のダービーがやってくる!!

  たしかに今の府中は時計が速い。　1000万のグリッドマトリクスが千八1.46.6だからね。　とはいえ1.31.4というのは速すぎる。　スタートは普通でも、２ハロン、３ハロン目が連続で10秒台。　そして後続もビッチリとした馬群で追走したため、その後もあまり緩められず、結局千ｍ通過が56.3という乱ペースとなった。　
　ダノンシャンティもサンライズプリンスも、今日はテンション高く、ちょっと不穏な空気も流れたが、ダノンについては、これまでのレースからしても、府中のマイル戦で伸びないわけがなく、頭はいいと思ったが、サンライズはひょっとして消えるかな、と危惧していた。　実際そうなってしまったわけだが、あのペースをカカリ気味に乗り入れて行って、一旦は完全に抜け出すという競馬。　負けはしたけど、素晴らしい馬だよね。　サンライズだって31秒台なんだから。　
　ダノンシャンティは結果的に流れも味方したけど、確実に伸びて来る末脚は強靭。　ラジオＮＩＫＫＥＩの時も、もし自信持ってレースをしていたら、もっと際どかったと思う。　能力的にはダービーでも充分勝負になる筈。　まあ距離が多少長いかな、という点と、今回の激走での反動って話になるけど、それは今から心配しても仕方ない。　ヴィクトワールやペルーサ、ルーラーなどが、ダノンより前で完璧なレースをされると、さすがに追い込んでも掲示板まで、という可能性はありそうだね。
　ヴィクトワールピサ・武豊？　ヒルノダムール・藤田　ペルーサ・横山典　ルーラーシップ・四位　ダノンシャンティ・安藤勝　サンライズプリンス・後藤　ローズキングダム・小牧　さらにエイシンフラッシュ、トゥザグローリー、ゲシュタルト、アリゼオ…。
　30日の日本ダービーは大変な騒ぎになりそうだ。　生きてて良かったって感じか。