A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

TOHOシネマズ梅田「デューン砂の惑星PART2」見てきました!

2024-03-16 23:00:20 | 映画感想
 帰りにJRに乗ろうとしたら人身事故でえらく混雑してて大変な目にあってしまった……。
 さておき、今日見てきたのは先日公開されたばかりのこの作品!
 
 
 フランク・ハーバートの小説を原作とした本作、いよいよ完結! 砂の惑星アラキス、通称「デューン」を舞台としたアトレイデス家とハルコンネン家の戦いも最終局面を迎えます。
 前回はどちらかというとストーリーよりもビジュアル面のインパクトが強かった本作ですが、今回は最終局面ということもあってストーリー的な盛り上がりも楽しめました。
 しかしやはり本作では、各種ガジェット、メカニック、ビジュアルのインパクトが大きな魅力であることに変わりはありません。特に今回の冒頭のオレンジ色の砂漠の広漠としたイメージはまさに本作のアイコンそのもの。
 アイコンと言えば何と言ってもサンドワームですよ。「広大な砂漠に生息する巨大な環状生物」というアイコンは「スターウォーズ」をはじめとするさまざまな作品でオマージュされてきましたが、本作でその完成形を見た気持ちです。
 前作でもサンドワームのシーンはありましたが正直もっと出番が欲しかった!と思っていました。その点、今回はサンドワームのシーンが増えていたので満足。特に今回はポールが巨大なサンドワームに取り付いて騎乗するというシーンがあって大迫力でした。このシーンは映画館の大きなスクリーンで見てこそ、と言えるでしょう。
 また今回はでかいメカがたくさん出てきたので心の中の小学3年生が大歓喜。わたくし人形使いは清く正しい男の子なのででかいメカが出ると無条件で興奮してしまいます。今回はオーニソプターだけでなくでかい要塞やスパイス採取車輌がたくさん出てきたのでそっち方面のリビドーは十分満たされました。
 またストーリーに関してなんですが、テクニカルタームが頻出するため世界観がつかみにくい感もあるものの、実は王道の貴種流離譚、亡国の王子による王国の再生ものなんですよね。主人公であるポールがその能力が覚醒していくに従って、個人としての感情ではなく自身の運命に従って行動していくように変化していくのに対し、その変化についていけなくなっていくチャニの対比が切ない。
 前回は前半戦だったこともあって消化不良気味な印象もありましたが、今回はビジュアル面、ストーリーともに満足いく作品になっていたと思います。実は原作小説はまだ未読なのでこの機会に読んでおきたい。
コメント
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