麺屋やまもと＠七間町

麺屋やまもと＠七間町

　相変わらずラーメン業界は競争が激しいものです。
静岡市内にも毎年何店かが新規で開店し、そして閉店されていきます。
半年ほどで撤退されるお店も多く、経営も大変なんだろうと察しられます。
今日は新店を目指してやって来ました。



　場所は七間町で、つけ麺のきじ亭さんの隣にある横丁の一角です。
開店時間の１１時半ちょうどにやってきました。
するとまだのれんが出ていませんのでしばらく待ちます。
中から御主人が出てきて、「入れますか」と聞くと大丈夫だと答えてくれました。

　ということで一番乗りです。
まずは入り口左手にある券売機で食券を購入します。
左の一番上にあるボタンで、「醤油ラーメン（７００円）」を選びました。

　入って気が付きましたが、このお店は狭いですね。
正面に調理場があって、それに面して５席だけのカウンターでした。
上に行く階段があるようでしたがそれは単なる飾りのようです。
カウンターの一番右端に座って食券を差し出します。



　まずはお冷やが出てきて、御主人がラーメンを作り始めました。
私のあとにすぐ二人連れが入ってきて、慣れた様子で席に着いています。



「昆布の佃煮です、味が薄かったらお好みで入れて下さい」
ほう、これは変わっていますね。



　「おまちどうさまです」
正面からラーメンが出てきました。
こちらでは１杯ずつ作っているようで、思ったよりも時間が掛かっています。
まあ一人だけですからこれは仕方がないですね。



　具には柔らかく大きめのチャーシューが二枚に細く裂いたメンマと水菜です。
アクセントに糸唐辛子が飾ってあります。
まずはスープをいただきます。
これは旨い。

　和風のあっさりしたスープですが、脂っ気は抑えてあり私好みのダシの利いたスープでした。
これはスープにしっかり手間を掛けていますね。
まずはコショーを掛けてから麺をいただきます。

　この麺がまた良いです。
細麺のストレートでして、腰が強く噛み応えのある麺でした。
この麺もなかなか見かけない良い感じの麺です。
スープとのコンビネーションも抜群です。

　気が付くと普段よりもスープを多めに飲んでしまったようです。
スープの量が少し少な目に感じましたが、私は残しますから全く問題ありません。
この旨いスープで白いご飯が食べたくなりました。
次回はご飯も付けてみたいですね。

　入店から１０分ほどでカウンターは埋まり、席待ちのお客さんまでできました。
そのお客さんの御主人に尋ねて
「４人ですがだいじょうぶですか」
「１５分ぐらい掛かります」

　５つしかないカウンターに４人がどうやって座るのか気になりましたが、その前に食べ終わりました。
御主人は１杯ずつ作っているようで、けっこう時間が掛かります。
私が食べ終わってもまだ二人目のラーメンは出てきませんでした。
まあそれだけ丁寧に作っているということでしょう。

　丼を前に上げて席を立ちます。
このお店はまた行きたくなりますね。
どうもごちそうさまでした。