無事に良い日を過ごせましたと連絡がありました。
私が比翼仕立てではない
留袖の着付を初めて頼まれたのは、もう25年ほど前だったでしょうか。
留袖といわば、比翼仕立ての留袖しか、着付をしたこともなく
留袖と下着を2枚合せて一緒に着付ける練習をしたこともありませんでした。
当時でも珍しく、今ではもうないと思うのですが、裏も紅絹の留袖で、下着が別で
帯は、丸帯と・・・今考えるとなんて恐ろしい初体験だったのでしょう。
お話を伺うと、以前結婚式場で着付を頼んだら、断られたとか(;'∀')
そうでしょうね。わかります。・・・それで、何も言わずに・・・(-_-;)
今、思えば、どうやって着付けたのか? 全く覚えていないのです。
その後、同じ方から再度頼まれた時に
宝塚の井上先生に2枚一緒に着付けるコツと、丸帯の結び方をお聞きしました。
そのまま二枚揃えて、裾合わせをして腰紐を締めると
写真の様に下着の白い着物が、裾の方で見えてきます。あれあれ?
比翼仕立てにしていると、見えません。
※偶に、留袖が湿気でちじんだ時は、比翼が見える時があります。
大抵、比翼は化繊の為にちじまないからです。
仮に縫っておくと、ずれないそうです。
でも、そんな間がない時は
裾合わせをする時に
襟先から手幅一つ分〈腰紐が通る位置)の所で
下前を2センチほどずらして持ちます。〈下着の白い着物を見せるように)
ここで2センチぐらい、ずらしておくと、下着は留袖からは覗きません。
その後、別の方も、本式の時は、やっぱり帯は丸帯でした。
4年前にも、今回練習するのにお借りした友人のお母様の留袖が本式で
帯はやっぱり丸帯でした。
こんなに機会があるなんて、井上先生に感謝ですわ。
※日曜日にお着付けさせて頂いたN様の留袖と下着の幅を
着付ける前に計ってみたら、下着の幅がだいぶ控えてあったので
二枚揃えて持っても大丈夫かしらと、チョット甘い考えでやって見たら…(-_-;)
もう一度、やり直して、ずらして持ち直しましたわ。!(^^)!今度はセーフ
上手にされる方は、大丈夫かも知れませんが
慣れない方は、ぜひお試しくださいませ。(^_-)-☆
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