トンボが好きでない人にも必ずと言ってよい程知られている超代表的なトンボです。
成熟したオスは黒みが増し,腹部背面に白粉が生じ、それが塩辛昆布(こんぶ)の白い塩にみたてられてこのような名前がついたらしいです。
オスは「シオカラトンボ」と呼ばれていますが、茶色いメスは俗に「ムギワラトンボ」と呼ばれています。
ムギワラトンボはじっと止まっていることが多いのですが、シオカラトンボは意外にすばしっこく、子供の頃なかなか網で捕まえられなかった記憶があります。
交尾中のカップルです。 右側のオスにピントを…。 オスの尻尾の先端にあるハサミ状の付属器でメスの首を挟みつけます。
左側のメスにピントを合わせた交尾中のカップルです。 メスは尻尾の先端にある交接器をオスの腹部にある交接器に合わせて交尾します。
交尾後メスが産卵している間、オスはメスを守るように警護しています。
(↓)は、警護中 ホバリングして空中で停止しているオスです。 4枚の翅の動きが珍しいです。
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