楽器を幼少の頃から習うことで脳に多くの刺激が

関東地区新年研究会でとても興味深い脳科学について講義を受けた。
YouTubeにも「How Playing an instrument benefits your brain-Anita Collins」
この動画を是非見ていただきたい。
楽器を練習するということがどれだけ脳に多くの刺激を与え、そこで培った能力がどれだけ多分野に活用されていけるか。とても興味深かった。
ただし、しっかりと毎日楽しく訓練するということがとても重要だろう。1万時間という途方に暮れる長い道のり。でも続けていれば必ずたどり着く道。
何事も自分に都合よく身に付くわけではないと思う。良くも悪くも、日々の練習の蓄積が結果として現れるのは当たり前。何事も使い方次第でどっちにも傾くのだろう。その努力の質が問われるのだ。だから、より素晴らしいと思う音楽を聴き、少しでもそこに近づこうと研究する。少しでも素晴らしい景色に触れる。そんな幼少期からの一つ一つの経験の積み重ねが成人した時に一つの答えとして現れる。単に音楽だけに触れていないところがスズキメソードの良さの一つなんだろう。どの子も育て、育て方ひとつ。