弦を張り替え

先日、生徒ちゃんと楽しくドッペルを合わせていたら突然弦のシルバーが剥がれるというハプニング。
昨今の物価高騰は弦楽器にも響いていて弦も高騰。少し無理して引き延ばしていたらとうとう限界まで来てしまいました。
弦の張り替えは一本だけではなく4本全て張り替えます。
たまたま切れたり剥がれたりしなかっただけで当然劣化はしてます。
弦を張る時はただ巻くのではなく、出来るだけ糸巻きが握り易い角度に収まる様に気を使います。
張り替え直後は流石に良く鳴り響き、気持ち良いですね。
良い楽器、良い音を手に入れると、自然と顔が綻び、いつまでも弾いていたい気持ちに駆られます。

卒業証書

卒業証書に毎年鈴木鎮一先生の言葉が記載されるのですが、今年の言葉「優れた音楽は高き感覚の人を育てる」
この言葉が皆様に響くと嬉しいです。
音楽は感覚と自己表現の世界。
テストみたいに点数付けたり、コンクールみたいに人にジャッジされる事に違和感を覚える私。
しかし、だからこそ、しっかりとお勉強しなければならない部分や訓練しなければならない事が多いですが…。それらが出来る子は、他分野でも能力を発揮する事が出来るでしょう。そして自己表現が出来るようになると音楽が楽しいでしょうね。