スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

2020年あけましておめでとうございます。

2020-01-04 00:06:37 | 日記


あけましておめでとうございます。
今年の新年は北アルプス八方尾根スキー場で迎えました。今シーズンは深刻なまでの雪不足です。
ただ天気予報では大晦日に気圧が抜けて元旦は高気圧に覆われる予定でした。
ゴンドラに乗り八方尾根上部に上がり、更にリフトで頂上を目指します。その先に広がる白馬三山や雪をかぶった北アルプスはとても絶景です。
天気は高気圧に覆われて絶景のアルプスを眺めながらのスキーのはずだったのです。
リフトを降りてすぐに雲がもくもくと湧いてきて絶景はほんの数分。次第に風が出てきて、風が吹き荒れて、リフトに乗った状態で暴風に煽られ止まる事に。僅かに風が弱まった時に稼働するも、直ぐに止まり、無事に降りることが出来るのか、リフトは落ちないか、様々な事が頭を過り、ただただリフトが動く事を信じて暴風に耐える時間が続く事に。無事に降りられた頃には、もはやスキーをする様な天候ではなく建物に避難する事に。
するとスキーパトロール隊員の方々何人も現れ、「この先の天候の回復の目処が立たない為に私達が誘導しますのでゴンドラ乗り場まで一緒に降りたい方は準備をして下さい」と。暴風雪で悪天候の中、中上級コースを板の短いストックも無いファンスキーで降りる事のリスク。久しぶりに緊張が走りました。
暴風の中、数十人でいざ滑走開始です。風が激しい時は無理に動かず、一瞬緩んだ時に一斉に滑走。まるでダルマさんがころんだをしてるかの如く。当然、鬼さんは荒れ狂う大自然の風。無事にゴンドラ乗り場まで降りたのですが、今度はゴンドラも止まっていて復旧の目処が立ってないとの事。
もう一度、天気は高気圧に覆われていき、見事な絶景を見渡しながらのスキーの筈だった。
唯一動いている下のリフトを目指し、更に滑走ですが、山の下部は風も穏やかで麓はほとんど無風。
山は標高が高ければ高いほど天候は急変して予測が難しい。今回はその山の怖さを改めて身体に刻んだスキーでした。気分転換に軽井沢で美味しい蕎麦を食し無事帰宅しました。
自然の美しいものには同時に怖さも潜んでる。今年は更に気を引き締めて臨もうと思い新年でした。