スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

心に残るマエストロ達

2021-05-24 08:25:03 | 日記
クラシック音楽館での「心に残るマエストロ達」はとても興味深かった。
私の中の1番印象に残っているのはゲルギエフ。
独特の細かく振動する指揮棒の先から魔法が放たれてると錯覚するほどで、オケを魅了させて止まないと言うことは、その先の聴衆にまで感動が伝わる正に名演奏となります。
演奏していて、指揮者から放たれるオーラによって、集中力や一体感は変わってきますからね。
その他、私はアラン.ギルバードの指揮する演奏も好きですね。
そう言えば、6月20日にはオーボエ奏者の吉井瑞穂さんが放映されます。
彼女のオーボエの音色も飛び抜けて魅力的です。以前にN響にゲストオーボエ奏者でブラームスを演奏されてる時も音色が一際美しかった。
楽器を奏でる者にとって周りを魅了する音色を持つってとても大切な事です。
鈴木先生の「音は、正にその人の人柄を表しているのだから、音を磨きなさい」と言う言葉を思い出します。
同じ楽器を使用しても、弾き手によって音色は変わりますから。
どのような音でも、周りにいる聴き手が幸せになれる音を出せる様になりたいものですね。

発表会

2021-05-05 23:30:15 | 日記

本日、無事に発表会を終えました。
昨年は中止を余儀なくされ、今年もどうなる事かと直前まで心配でしたが、無事に終演を迎えられました。
コロナ対策に奔走してくださった幹事の皆様初め、多くの協力をして下さった御父母の皆様にはとても感謝です。

短いリハの中、響きの良いホールで気持ち良く弾くことが出来るだけの準備の出来た子。緊張に押しつぶされてしまった子。
ある生徒が「先生、どうしたら緊張しなくなりますか?」
緊張はいつだってしています。恐らくはこの先もずっと。
ただ、出来るだけの事をしようと考えているだけ。その、出来るだけの事をへの完成度や準備が十人十色。そこへの拘りの高い子ほど成功を収めるのかな?しかし、そこに時間を掛けるだけの余裕が無いのが現状でしょうか?
一つの能力をしっかりと身に付けると、他にも応用が効くのだけれど…。
一つだけ言えることは、皆はまだまだとても若い。これからも多くの失敗と成功を経験して成長して下さい。出来れば多くの成功を引き寄せるだけの努力を惜しまない子に育ってほしいですね。
また来年も無事に発表会が開催できる様、今はコロナ感染対策をしっかりと行い、乗り越えていきましょう。

お疲れ様でした。