またしても初回の失点は5試合連続、ただでさえ貧打にあえいでいる中でのこれは厳しすぎます。
しかも四球ありエラーありでの自滅、こちらはお客さんな武田勝の引退試合を飾る三振に増井の二桁勝利、プロ初陣に塩を送り、日本ハムからすれば笑いが止まらなかったでしょう。
これで日本ハムには9勝15敗1分、ソフトバンクにも8勝16敗1分とこてんぱんにやられた今季、ここからCSを勝ち抜くなどは夢のまた夢、しかしここからの夢が始まります。
陳冠宇はそれでも7回7安打3失点で自責は1、主力がばたばたと交代をしてのそれですので額面どおりには受け取れませんが、札幌での出番は手にできたでしょう。
宮崎の2試合続けての三者凡退は来季への夢、3安打と箸にも棒にもかからない打線はそれでもベンチ、球団がこの現状を認識すれば次の一手へのきっかけにもなります。
残るはまたかよの雨が不安な地元での2試合、そして来週末からCSが始まり日本一へのカウントダウン、まだまだ夢は終わりません。
|
◆9月30日(金) 日本ハム−千葉ロッテ25回戦(日本ハム15勝9敗1分、18時1分、札幌ドーム、41,138人)
▽勝 増井 30試合10勝3敗10S
▽S 鍵谷 48試合5勝3敗3S
▽敗 陳冠宇 7試合1勝1敗
▽本塁打 渡邉1号(陳冠宇)
▽バッテリー
千葉ロッテ 陳冠宇、宮崎—田村
日本ハム 武田勝、増井、井口、上原、石川直、田中豊、鍵谷—大野、清水