前日の夜に70%だった降水確率が翌日の昼に20%ともなれば予報でも何でもないのですが、最後の最後にあの雨は競り負けただけにロッテファンには辛い仕打ちでした。
内が痛い一発を浴びましたがここまでのピッチングを見れば愕然、と言ったものでもなく、例によってイライラしての失点がありながらも八回途中までを1失点のスタンリッジも然り、デスパイネが抜けてひ弱さが極まった感のある打線に岸の緩急がととどめを刺したのが本質でしょう。
それであれば大事に、慎重に攻めなければならないところでの走塁ミス、バントミス、守備でもちょこちょこと投手の足を引っ張り、もどかしさが爆発です。
積極性は買いたいのですが走って行く方向への打球でそれを見た上での決断だったはず、角中はなぜにベース手前で振り返ってしまったのかが残念でなりません。
田村が復帰ながらもスタメンマスクの金澤もバントをあまりに中途半端なところに転がしてしまい、その出番を自ら狭めてしまうようなプレーでした。
角中は起死回生の同点アーチ、金澤は基本に忠実なカバーリングで大嶺翔をフォロー、その秀逸さが逆にそれらを際立たせてしまったのが今のチーム状態を物語っています。
それでも「だから俺でしょ」の南、粘りで少しは見返せたか田中靖、さらには楽天が負けて有原が大炎上と悪いことばかりではなかったと、また明日を頑張りましょう。
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◆9月14日（水） 千葉ロッテ−西武25回戦（ロッテ13勝11敗1分、18時15分、QVCマリン、16,125人）
▽勝 岸 17試合8勝7敗
▽S 増田 47試合3勝5敗23S
▽敗 内 30試合3勝1敗
▽本塁打 角中8号（岸）、浅村20号（内）
▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、松永、田中靖、南、内—金澤、田村
西武 岸、増田—炭谷
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