ここのところ涌井がピリッとしません。
今日も明らかなボールが目立って自分の土俵でのピッチングができず、痛い二発を食らっての黒星です。
貧打線をバックに投げるところでの初回の3失点がとにかく致命的で、本人も反省しきりだったようですが、思いどおりにいかない苛立ちも見て取れます。
前回の登板に続いて涌井らしからぬ6回99球での交代もこれまでからすれば心配材料で、明日が無事な月曜日であることを願ってやみません。
打線は長打力の差を見せつけられたような、西武を上回るヒットを打ちながらも追いつき、追い越すことができませんでした。
大嶺翔の打球が抜けていれば、とは繰り言ですが、その前の井口があえなく三振だったところで勝負ありです。
今日は一生懸命に走ったデスパイネは3度の出塁ながらも長打なし、福浦のマルチヒットと角中、クリーンアップで5安打を放ちながらも繋がりませんでした。
それであれば小技で何とかしたかったところでのバントミスもあり、さすがにもうCS圏内からこぼれる不安はありませんが、CSを勝ち抜ける雰囲気もありません。
ちなみにブルージェイズの関係者が熱心に牧田をチェック、角中のヒットで走者を背負ったところでのクイックモーションのタイムも計っていましたし、牧田も何年か前にメジャー志望を口にした記憶がありますが、今日も牧田がいなければあるいはひっくり返すきっかけを掴めたかもしれず、とっととカナダに行ってください。
その他では秋山にご執心、しかしロッテの選手に気を配っている様子はありませんでした。
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◆9月4日(日) 千葉ロッテ−西武22回戦(ロッテ12勝9敗1分、17時、QVCマリン、25,848人)
▽勝 ウルフ 2試合2勝
▽S 増田 45試合3勝5敗22S
▽敗 涌井 23試合10勝6敗
▽本塁打 メヒア33号(涌井)、中村18号(涌井)
▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、藤岡、田中靖、高野—金澤、江村
西武 ウルフ、武隈、牧田、増田—炭谷