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クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

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2024-05-20 09:46:00 | コンサート情報



<コンサート情報>



~新日本フィル 特別演奏会 小澤征爾追悼演奏会(音楽監督:佐渡 裕)~

R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」op.35より抜粋
チャイコフスキー:弦楽セレナード
ほか

チェロ:堤 剛

指揮:秋山和慶
   クリスティアン・アルミンク
   
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽

会場:すみだトリフォニーホール

日時:2024年8月31日(土) 午後2時

 このコンサート(音楽監督:佐渡 裕)は、小澤征爾(1935年―2024年)ゆかりの指揮者・ソリストとともに、追悼の想いを込めた曲や氏が得意とした曲で綴る、新日本フィルの特別演奏会。

 1972年、日本フィルハーモニー交響楽団が突如解散となり、新たに楽員による自主運営のオーケストラとして新日本フィルハーモニー交響楽団が創立されたが、小澤征爾は指揮者として新日本フィルの中心的な役割を果たし、1991年に名誉芸術監督、さらに1999年に桂冠名誉指揮者に就いた。

 指揮の小澤征爾(1935年―2024年)は、満洲国奉天市(中国瀋陽市)に生まれる。齋藤秀雄の指揮教室に入門。桐朋学園短期大学(現在の桐朋学園大学音楽学部)を卒業後、1959年貨物船で単身渡仏。1959年パリ滞在中に第9回「ブザンソン国際指揮者コンクール」第1位となったほか「カラヤン指揮者コンクール」第1位となり、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。1960年「クーセヴィツキー賞」を受賞。指揮者のシャルル・ミュンシュ、レナード・バーンスタインに師事。1961年ニューヨーク・フィルハーモニック副指揮者に就任。1970年タングルウッド音楽祭の音楽監督に就任。同年サンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任。1973年にボストン交響楽団の音楽監督に就任し、以後30年近くにわたり同楽団の音楽監督を務めた。2002年日本人指揮者として初めて「ウィーン・フィルニューイヤーコンサート」を指揮。同年ウィーン国立歌劇場音楽監督に就任。2008年文化勲章を受章。2010年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団により、名誉団員の称号を贈呈される。2015年「ケネディ・センター名誉賞」を日本人として初の受賞。2016年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団により、名誉団員の称号を贈呈される。
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