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2024-05-15 09:58:47 | コンサート情報



<コンサート情報>



~ヨーロッパでの経験豊富な阪 哲朗指揮山形交響楽団の「第九」演奏会~

ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調「合唱付き」作品125

指揮:阪 哲朗

管弦楽:山形交響楽団

独唱:コ・ヒュナ(ソプラノ、韓国)
   ワン・ユーシン(メゾ・ソプラノ、台湾)
   ゴン・インジャ(テノール、中国)
   平野 和(バス・バリトン、日本)

合唱:山響アマデウスコア

会場:やまぎん県民ホール(山形市双葉町)

日時:2024年7月21日(日)午後3時

 この演奏会は、”阪&山響ベートーヴェン交響曲全曲演奏”の完結演奏会であり、また、やまぎん県民ホール初の「第九」演奏会となるもの。友愛を描いた楽聖の傑作「第九」を、アジア各国の独唱者を交えたメモリアルコンサート。

 指揮の阪 哲朗(1968年生まれ)は、京都市出身(滋賀県在住)。京都市立芸術大学(作曲専修)卒業後渡欧。ウィーン国立音楽大学指揮科で学ぶ。1995年第44回「ブザンソン国際指揮者コンクール」優勝。これまで、ビール市立歌劇場(スイス・ベルン州)専属指揮者(1992~97年)、ブランデンブルグ歌劇場専属第一指揮者(1997~98年)、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属指揮者(1998~02年)、アイゼナハ歌劇場(ドイツ・テューリンゲン州)音楽総監督(2005~09年)、レーゲンスブルク歌劇場(ドイツ・バイエルン州)音楽総監督(2009~17年)などを歴任。2019年山形交響楽団常任指揮者に就任。2023年滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール芸術監督に就任。欧米での客演も数多く、おもにドイツ、オーストリア、スイス、フランス、イタリアなどで約40に及ぶオーケストラ、歌劇場に招かれる。日本においては、主要オーケストラ、新国立劇場、二期会などのオペラ団体を指揮。1996年「京都府文化賞奨励賞」、1997年度「ABC国際音楽賞」、2000年「京都市芸術新人賞」、2000年第2回「ホテルオークラ音楽賞」、2004年度第12回「渡邉暁雄音楽基金音楽賞」、2006年度第26回「藤堂顕一郎音楽賞」、2020年「京都府文化賞功労賞」を受賞。京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授。

 山形交響楽団は、1972年、東北初のプロ・オーケストラとして誕生。山形テルサ・酒田・鶴岡での定期演奏会、特別演奏会、山形県下で毎年3万人以上の青少年に“感動”を届けるスクールコンサートなど、年間150回に及ぶ多彩な演奏活動を展開。古典作品でナチュラルブラスを用いて演奏することも山響の大きな特徴。1987年サントリーホールを皮切りに、2003年から毎年開催している東京オペラシティでの「さくらんぼコンサート」では、山形物産展を同時展開し、“地方からの発信”の先駆けとなっている。2012年からは大阪公演がスタートし、活動の場を更に広げている。1991年7月には、アメリカ・コロラド州で開催された「コロラド・ミュージック・フェスティバル」に参加、初の海外公演を行った。2007年、飯森範親の音楽監督就任を機に、名実共に東北地方のみならず日本の音楽文化を代表するオーケストラとしての地位を確立。2006年、オーケストラの自主レーベルとしては日本初となるCDレーベル「YSO live」を発売、2007年から2015年まで8年半にわたる壮大なプロジェクト「アマデウスへの旅」(モーツァルト交響曲全曲演奏会)を開催、2008年には、アカデミー賞映画「おくりびと」に出演。2017年「モーツァルト交響曲全集」を発売、第55回レコード・アカデミー賞(特別部門 企画・制作)を受賞し全国的な話題となる。2020年6月より、常任指揮者 阪哲朗とともに「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」をスタート。全集DVD制作とインターネット配信を通じて、山響の新たな魅力を発信している。2022年、創立50周年を迎えた。現在の指揮者陣は次の通り。常任指揮者:阪哲朗、首席客演指揮者:鈴木秀美、ミュージック・パートナー:ラデク・バボラーク、創立名誉指揮者:村川千秋、桂冠指揮者:飯森範親、名誉指揮者:黒岩英臣。
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