★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2014-11-28 11:03:07 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報> 

 

 

~20世紀最高のソプラノ歌手 マリア・カラスの新ベスト盤~

ソプラノ:マリア・カラス

指揮:アントニーノ・ヴォットー/ガブリエーレ・サンティーニ/ジョルジュ・プレートル/トゥリオ・セラフィン/ニコラ・レッシーニョほか

管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団ほか

CD+DVD:ワーナーミュージック WPCS‐30031~2

<ディスク:1>

恋は野の鳥(ハバネラ) ~歌劇≪カルメン≫
清らかな女神よ~歌劇≪ノルマ≫
私のお父さん~歌劇≪ジャンニ・スキッキ≫
さようなら、ふるさとの家よ~歌劇≪ラ・ワリー≫
ああ、そはかの人か~歌劇≪椿姫≫
花から花へ~歌劇≪椿姫≫
歌に生き、恋に生き~歌劇≪トスカ≫
ある晴れた日に~歌劇≪蝶々夫人≫
亡くなった母を~歌劇≪アンドレア・シェニエ≫
あなたの愛の呼ぶ声に(ミミの別れ)~歌劇≪ラ・ボエーム≫
私は卑しい召使いです~歌劇≪アドリアーナ・ルクヴルール≫
彼の優しい声が(香炉はくゆり)~歌劇≪ランメルムーアのルチア≫
恋はバラ色の翼に乗って~歌劇≪イル・トロヴァトーレ≫
アヴェ・マリア~歌劇≪オテロ≫
今の歌声は ~歌劇≪セビリャの理髪師≫
エウリディーチェを失って~歌劇≪オルフェオとエウリディーチェ≫
あなたの声に心は開く~歌劇≪サムソンとデリラ≫
シストロの鉄線が鳴り(シャンソン・ボエーム)~歌劇≪カルメン≫

<ディスク:2>

恋は野の鳥(ハバネラ) ~歌劇≪カルメン≫
歌に生き、恋に生き~歌劇≪トスカ≫
今の歌声は~歌劇≪セビリャの理髪師≫
マリア・カラス・リマスター・プロジェクト2014 PR映像~エンジニアは語る

 マリア・カラス(1923年―1977年)は、ギリシャ系アメリカ人のソプラノ歌手。ニューヨークで生まれパリで没した20世紀最高のソプラノ歌手。映画とも関連深い生涯を送ったカラスにちなんで「映画」に使われているオペラ・アリアをコンセプトにコンパイルされた新ベスト盤。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2014-11-27 10:38:29 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~イングリット・フジコ・ヘミング&スロヴァキア国立放送交響楽団演奏会~

スメタナ:モルダウ(交響詩「我が祖国」より)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
リスト:ラ・カンパネラ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

ピアノ:イングリット・フジコ・ヘミング

指揮:マリオ・コシック

管弦楽:スロヴァキア国立放送交響楽団

会場:東京オペラシティ コンサートホール

日時:2014年12月4日(木) 午後7時

 ピアノのイングリット・フジコ・ヘミングは、デビュー・アルバム「奇跡のカンパネラ」のCD販売累計が300万枚を超え、4回のゴールドディスク大賞を受賞。2013年スペイン最大のクラシックラジオ番組のリスナーにより、フジコの最新CDが1位に選ばれた。指揮のマリオ・コシックは、現在、スロヴァキア国立放送交響楽団の首席指揮者として、スロヴァキア、チェコ音楽界で期待されている一人。管弦楽のスロヴァキア国立放送交響楽団は、1929年スロヴァキア放送の運営するオーケストラとして設立され、現在、スロヴァキアの首都ブラチスラヴァを本拠地にしている。

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◇クラシック音楽◇NHK‐FM 「ベストオブクラシック」 レビュー

2014-11-25 11:31:35 | NHK‐FM「ベストオブクラシック」レビュー

 

<NHK-FM「ベストオブクラシック」レビュー>

 

~若手演奏家による「PMF 2014 オーケストラ演奏会」~
               

                   
バーンスタイン:“キャンディード”序曲        
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

指揮:佐渡 裕 

管弦楽:PMFオーケストラ+PMFアメリカ

チェロ:セルゲイ・アントノフ

収録:札幌コンサートホール“Kitara”、2014年8月2日

放送:2014年10月27日(月) 午後7:30~午後9:10

 今夜のベストオブクラシックは、2014年8月2日に札幌コンサートホール“Kitara”で行われた“PMFガラコンサート 2014”の放送である。PMFとは、“パシフィック・ミュージック・フェスティバル”の略称で、20世紀を代表する指揮者・作曲家のレナード・バーンスタイン(1918年―1990年)によって1990年に札幌に創設された国際教育音楽祭こと。これまで四半世紀にわたり開催され、世界中に延べ3,000人もの優秀な音楽家を輩出してきた。今では、同じくバーンスタインによって構想されたアメリカの「タングルウッド音楽祭」、イギリスの「シュレスヴィヒホルシュタイン音楽祭」と並び、世界三大教育音楽祭とまで言われるほどに成長を遂げている。音楽祭の名称となっているパシフィック(Pacific)は、単に地理的な意味を表わすものではなく、この言葉がもつ太平、平和の意味を音楽祭の理念として掲げたもの。今ではアメリカ、ヨーロッパ、アジアの三極にまたがった国際教育音楽祭の一つとして着実に成果を挙げ、歴史を積み重ねている。PMFの中心となるのは、世界を代表する音楽家を教授陣に迎え、世界各地のオーディションで選ばれた若手音楽家を育成する教育プログラムである「PMFアカデミー」である。豊かな才能を持つアカデミー生たちは、毎年7月の約1カ月間、教授陣から高い技術と豊富な経験を受けつぎ、音楽を通じた国際交流、国際相互理解を深めている。これらの教育の成果は、札幌をはじめ各地で開催される演奏会で広く披露される。「PMFオーケストラ」は、PMFアカデミー生により編成されるユースオーケストラとして、毎年ガラコンサートが開催され、多くの聴衆を魅了している。なお、PMFアメリカとは、アメリカを代表するオーケストラのマスタークラスの演奏家により結成され、今年は14人が参加し、PMFオーケストラに演奏の厚みを加えている。

 今夜の“PMFガラコンサート 2014”の指揮は、第1回のPMFでバーンスタインの助手を務めた佐渡 裕。佐渡 裕(1961年生まれ)は、京都市出身。京都市立芸術大学音楽学部フルート科を卒業後、卒業京都市立芸術大学在学中に指揮活動を開始。1980年頃にアマチュアオーケストラの指揮者などを経て、タングルウッド音楽祭へ参加し、同音楽祭で小澤征爾、レナード・バーンスタインに師事。二人のスポンサーの協力を得てウィーンに渡り、バーンスタインのアシスタントを務め、1989年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。その後本格的指揮者活動を開始。最近では、ベルリン・フィルに客演指揮者として招かれ、2011年5月21日~23日の3日間開催された定期公演で指揮を取ったことで話題となった。また、2002年より兵庫県芸術文化協会の芸術監督(音楽)に就任し、「兵庫芸術文化センター管弦楽団」を通じて、若手音楽家の育成に当たっている。このほか、ニューヨーク・フィルが主催し、バーンスタインの流れを汲む、子どもが演奏会に親しみやすいように企画されている演奏会シリーズ「ヤング・ピープルズ・コンサート」の開催や、毎年12月に開催される「サントリー1万人の第九」の総監督・指揮、さらに2008年からテレビ朝日の「題名のない音楽会」第5代目司会者を務めるなど、多方面で活躍。2015年からは、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者(音楽監督)に就任することになっている。

 第1曲目は、レナード・バーンスタインによるオペラ「キャンディード」の序曲。オペラ「キャンディード」は、ヴォルテールの「カンディード或は楽天主義説」を原作とした舞台演劇で、初演は1956年12月1日。物語の筋書きは、ドイツの片田舎にある貴族の城で暮らしていた青年キャンディードが、城主である貴族の娘と恋に落ちる。しかし、キャンディードは男爵の妹が生んだ私生児。男爵の一人息子の告げ口から、「娘を貴様なんかにはやれん」と怒り心頭に発した男爵は、キャンディードを追放する。その後のキャンディードの波瀾万丈の人生劇が展開がその内容。この曲での佐渡 裕指揮PMFオーケストラの演奏は、PMFオーケストラの若々しくも伸びやかな演奏内容が聴きもの。今夜の演奏の中で一番曲想とオーケストラの体質、それに何ていっても佐渡 裕の楽しそうな指揮ぶりがぴたりと一致していた曲目だ。第2曲目は、チェロと管弦楽のための作品であるチャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲。この曲は、チャイコフスキー自身が作曲したロココ様式風の主題を用いており、管弦楽の編成も18世紀風を意識した小規模なもの。序奏と主題、それに7の変奏が続く。チェロの独奏は、モスクワ出身で、米国でロストロポーヴィチに師事し、2003年チャイコフスキーコンクールのチェロ部門優勝者のセルゲイ・アントノフ(1983年生まれ)。この曲でのアントノフの演奏は誠に優美な内容で、端正な表現力をくっきりと浮かび上がらせていた。PMFオーケストラの伴奏は、透明感を持った柔らかさが、曲の雰囲気にぴったりと合う。全体が心の底から安らぐ演奏内容であった。

 今夜最後の曲目は、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番。ショスタコーヴィチは、いわゆるジュダーノフ旋風に代表される旧ソ連政府の芸術政策に翻弄された音楽家の一人だった。1936年、ソビエト共産党の機関紙「プラウダ」が、ショスタコーヴィチの作品を批判し、「体制への反逆者」とまで決めつけた。当時、スターリンの大粛清によってショスタコーヴィチの友人・親類たちが次々に逮捕・処刑されて行ったわけで、ショスタコーヴィチは作品自体の性格を、旧ソ連政府の芸術政策に合わせなくては生きられないところまで追いつめられた。そこで起死回生の策として作曲されたのが交響曲第5番なのである。この曲は、旧ソ連政府から「社会主義リアリズム」の理想を示す好例として絶賛されたわけで、これで万事円満解決と思われた。しかし、これはショスタコーヴィチの高度な体制批判の曲という説が現在まで言い続けられている。一見すると、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番は、ベートーヴェンの交響曲のように分かりやすく、当時の人民の戦闘意欲を高揚するようようにも聴こえる。しかし、この高揚感は、あくまでロシアの人々を賛美するものであり、旧ソ連政府を賛美したものではないという説だ。そんな複雑な事情を有した交響曲だが、そのスケールの大きさや明快さなどが受け、今日のコンサートの曲目に欠かせない一曲になっている。この曲での佐渡 裕指揮PMFオーケストラの演奏は、少々音の厚みには欠けるものの、バランスがとれた、明快な音の構成力で楽しめた。プロのオーケストラがこの曲を演奏すると、持てる技術力を前面に出そうとするためか、前のめりな感じの演奏がほとんどだ。それに対し、佐渡 裕指揮PMFオーケストラの今夜の演奏は、一音、一音を確かめるように着実に歩を進めるので、リスナーは落ち着いた雰囲気で鑑賞できるのが嬉しい。この曲の持つ構成力の優美さを前面に打ち出した、優れた演奏内容が特筆に値する。(蔵 志津久)

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2014-11-24 07:51:05 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~千住真理子 アフタヌーン ヴァイオリン・リサイタル~

アメイジング・グレイス
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
ショパン:別れの曲
ヴィエニヤフスキ:シャンソン・ポロネーズ
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
ラフ:カヴァティーナ
クライスラー:真夜中の鐘 ~「オペラ舞踏会」より
クライスラー:ジプシーの女
赤とんぼ
この道
もみじ
浜辺の歌
ロンドンデリーの歌
カザルス:鳥の歌
千住明:「andante」~母・千住文子に捧ぐ
黒い瞳

ヴァイオリン:千住真理子

ピアノ:山洞智

会場:横浜みなとみらいホール

日時:2014年11月28日(金) 午後1時30分

 ヴァイオリンの千住真理子は、1975年 第1回「若い芽のコンサート」でN響と共演し12歳でプロデビュー。1977年 第46回日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝。1979年 第26回パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。1985年慶応義塾大学文学部哲学科卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、 1987年フィルハーモニア管弦楽団定期演奏会でロンドンデビュー、88年サンタチェチリア音楽院管弦楽団定期演奏会でローマデビュー。2005年 デビュー30周年を迎え、全国でベルリン室内管弦楽団と共演。日本画家である博氏、作曲家の明氏とともに芸術家三兄妹としての今後の活躍は大いに注目されている。

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◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2014-11-21 11:25:59 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報>

 

~河村尚子のラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&チェロ・ソナタ&前奏曲~

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
チェロ・ソナタ
前奏曲作品23の10/作品23の2

ピアノ:河村尚子

チェロ:クレメンス・ハーゲン

指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク

管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC10214

 このCDは、河村尚子のRCA Red Sealからの4枚目のリリース。ピアノ協奏曲第2番は、2013年10月、プラハでのイルジー・ビエロフラーヴェク指揮による名門チェコ・フィルとの共演。チェロ・ソナタは、オーストリアを代表するチェリストでハーゲン四重奏団のメンバー、クレメンス・ハーゲンと共演した2014年5月のドイツのエルマウ城のホールでのライヴ。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2014-11-20 10:36:14 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~現代イタリア・オペラ界を代表するバリトン歌手 レオ・ヌッチ バリトン・リサイタル~

ロッシーニ:「セビリャの理髪師」より“私は町の何でも屋” 
トスティ:初めてのワルツ(インストゥルメンタル)、君なんかもう、魅惑 
ファルヴォ:彼女に告げて 
ヴェルディ:煙突掃除屋(インストゥルメンタル)、亡命者 
ベッリーニ:「清教徒」より 
ロータ:映画音楽のテーマ(インストゥルメンタル) 
レオンカヴァッロ:四月 
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」より 
マルカリーニ:「ファルスタッフ」より(インストゥルメンタル) 
ヴェルディ:「ドン・カルロ」より  

バリトン:レオ・ヌッチ

管弦楽:イタリアン・オペラ・チェンバー

会場:東京芸術劇場コンサートホール

日時:2014年11月25日 (火) 午後7時

 レオ・ヌッチ(1942年生まれ)は、イタリア出身の現代のイタリア・オペラ界を代表するバリトン歌手。1967年にスポレートでロッシーニの「セビリアの理髪師」のフィガロを歌ってオペラ歌手としてのデビューを果たす。1969年にミラノ・スカラ座合唱団に入団し、7年間在籍。1977年にスカラ座、1980年にメトロポリタン歌劇場にデビューする。イタリア・オペラを中心に幅広いレパートリーを持つ。

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◇クラシック音楽◇新刊情報

2014-11-18 10:08:47 | 新刊情報


 
<新刊情報>



書名:棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~ 
  
著者:佐渡 裕

発行:PHP研究所(PHP新書)

 音楽が持つ本質的な力とは、まったく異なる価値観を持つ人々が、ともに生きる世界を肯定すること――「一万人の第九」や音楽番組「題名のない音楽会」などで知られ、日本だけでなくヨーロッパでも活躍する著者。本書では、現在の「指揮者・佐渡裕」を育んだ数々の知られざるエピソードとともに、感じてきたこと、学んだこと、そして音楽観を豊富に語る。2015年9月より音楽監督に就任する、オーストリアで100年以上の伝統を持つトーンキュンストラー管弦楽団についても、オファーを受けてからの葛藤や「新しい挑戦」について告白する。

 

                                                                      ◇

 

書名:どこまでがドビュッシー?~楽譜の向こう側~

著者:青柳 いづみこ

発行:岩波書店(岩波新書)

 音楽というのは、どこまでデフォルメしたらその音楽に聞こえなくなるのか。ピアニストはどこまで楽譜から自由になれるのか。最近新たに見つかったドビュッシーのスケッチを手がかりに、モノ書きピアニストが、作曲家にとって楽譜とは何か、そしてテキストとパフォーマンスの不思議な関係に迫る。
 

                                                                          ◇

 

書名:ピアノの音響学

編著者:西口磯春

著者:鈴木英男/森太郎/三浦雅展

発行:コロナ社
 
 非常に身近な楽器であるピアノに関する音響学について、ピアノの構造の歴史的変遷も踏まえ丁寧に解説した。また,後半では数式も交え科学的な根拠のもと定性的または定量的にピアノの音の特徴や仕組みおよび演奏について解説した。

 

                                                                           ◇

 

書名:古都のオーケストラ、世界へ!~「オーケストラ・アンサンブル金沢」がひらく地方文化の未来~

著者:潮 博恵

発行:アルテスパブリッシング

 1988年、日本で最初のプロの室内オーケストラとして誕生した「オーケストラ・アンサンブル金沢」。楽団員を広く世界から募集し、座付き作曲家の制度をもうけて新作の演奏に取り組み、海外でも積極的に公演。北陸の一地方都市になぜ世界水準の室内オーケストラが生まれたのか?その成功の秘密を解き明かす。オーケストラ・アンサンブル金沢 設立25周年記念出版。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2014-11-17 11:05:06 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~世界的ヴァイオリニスト ワディム・レーピン ヴァイオリン・コンサート~

ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 第1番
ショーソン:詩曲
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(チェロ&ピアノ)
ラヴェル:ツィガーヌ
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」

ヴァイオリン:ワディム・レーピン
チェロ:アレクサンドル・クニャーゼフ
ピアノ:アンドレイ・コロベイニコフ

会場:すみだトリフォニーホール

日時:2014年11月27日(木) 午後7時

 ワディム・レーピン(1971年生まれ)は、ロシア出身のヴァイオリニスト。11歳でヴィエニャフスキ・コンクールで金メダルを獲得し、リサイタル・デビューを果たす。17歳でエリザベート王妃国際コンクール優勝。2010年2月フランスで最も権威ある"Victoire d'honneur"を受賞。同年12月には芸術文化勲章も受賞した。

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◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2014-11-14 10:55:18 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報>

 

~ケント・ナガノ&モントリオール響のベートーヴェン:交響曲第2番&第4番~

ベートーヴェン:交響曲第2番&第4番

指揮:ケント・ナガノ

管弦楽:モントリオール交響楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC‐1713

 ケント・ナガノは、これまでリヨン国立オペラ音楽監督、ハレ管弦楽団首席指揮者、ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者 、バイエルン国立歌劇場音楽総監督を歴任し、 2006年からカナダのモントリオール交響楽団の音楽監督に就任。このCDは、ケント・ナガノとモントリオール交響楽団による「ベートーヴェン:交響曲全集」プロジェクトの6作目にして完結編となる「第2番&第4番」。2014年1月、モントリオール響の新たな本拠地であるメゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールでライヴ収録された。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2014-11-13 09:48:25 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~ピアノのツィメルマンと指揮のヤンソンスが共演~

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」

 ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン

指揮:マリス・ヤンソンス

バイエルン放送交響楽団

会場:ミューザ川崎シンフォニーホール

日時:2014年11月21日(金) 午後7時

 ピアノのクリスティアン・ツィマーマン(1956年生まれ)は、ポーランド出身。1973年のベートーヴェン国際音楽コンクールで優勝後、1975年の第9回ショパン国際ピアノコンクールに史上最年少(18歳)で優勝、その後も着実にキャリアを重ね、現在に至っている。2005年、フランスのレジオン・ドヌール勲章(シュバリエ章)を受章。

 指揮のマリス・ヤンソンス(1943年生まれ)は、ラトビア出身。1971年、カラヤン国際指揮者コンクールで2位、同年レニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューを果たす。これまで、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ピッツバーグ交響楽団首席指揮者・音楽監督、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席指揮者を歴任し、2003年からバイエルン放送交響楽団首席指揮者を務めている。

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