晴れが続くと疲れます。夢中で雑草取りをしました。
ブルーベリーの木が5~6株ほどあるのですが、もう15年以上になります。20年近くになる
かもしれません。
仕事と関係ありませんが、昨夜の月です
息子がまだ小さかったころ、どこかで一株もらって来たのが始まりでした。小さな濃い紫の粒が
生り、食べてみたら美味しいのです。大体は果樹は美味しい実を生らせるのですが、しっかりした
実にするにはデリケートなものが多いので苦手です。これは放ったらかしにしておいたのですが、
それでも沢山実を付けてくれました。
家の近くに植えたせいか、野鳥の害もありませんでした。それならと思って、挿し木をしたところ
幾株か成長したものですから、かなり離れた所なのですが、植えてみました。枯れたものは一株も
なくて、地中で根が伸びてそこから芽が出て、一本の木が5本あるいはそれ以上の塊の株になりました。
鳥害はあまりありませんでした。それでも釣り糸を適当に枝葉の周りをグルグル二三度巻いた程度に
して置いたら、食べられる被害はありませんでした。
野鳥は細い糸が羽根に触れるのを嫌います。羽根が命ですからね。
パソコンを枕にされてしまいました
それあたりが始まりで、作りやすい実の生る木です。ただ、沢山実がなると粒が小さいので
つまみ取りするのが面倒くさくなります。それが欠点ですね。が、収穫の方法を考えました。
プラスチックバケツに紐を付けて、首から提げてヘソのあたりに来るようにします。そして、
実を取ってはバケツに落とし、落としてはまた採るという方法です。多少は指の間から
こぼれますが、それは気にしないきにしない。実(じつ)に雑な取り方ですが、一粒ひとつぶ
採っていたら、日が暮れてまた日が昇ってしまいますからね。
「あ~、終わった」と思ったら次の日の朝だったなんて。まさか。
ジュースにしてゴクゴクと飲むほど出来ます。収穫に関して以外では、私向きのものです。
そのブルーベリー辺りを今日は思い切って草をむしりました。あまり土を丸出しにしない方が
良いという話を、聞いたことがあるので、採った草は土が露出したところに敷きました。
枝の下なので、乾いていて再び根付かないはずです本当かどうかは分からないので。雑草は、
抜かれても湿度があって、根っこが土に触れていれば生き残るものが多いです。
そういう仕事をしたので、午後は気晴らしに出かけました。自宅から35kmくらい西の方の
笠間市稲田と言うところにある西念寺です。
由来は、親鸞聖人が越後の国から、流されていたのが許しが出て放免され、その後常陸国の稲田と
いうところの領主に招かれて当地に来たそうです。草庵に住んで教えを広めたと言われますが、
後に草庵は寺になったと言われます。その草庵だったところがこの寺です。
気晴らしに出かけようかと思ったのですが、時期が時期ですから、三密を避けて出かけました。
確かに密どころか、私たち二人以外は人影が見当たりません。大きなお寺で、自由に伽藍の中に
入って良いと書いてあったので、寺の中に入りお参りをしてきました。
いろいろな逸話があるようですが、下手な私の説明より、ネットにいくらでもあるので、そちらで
ご覧ください。
例えば、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%BF%B5%E5%AF%BA_(%E7%AC%A0%E9%96%93%E5%B8%82)
時間がたっぷりあれば、ずっと薄暗いお寺の中で久しぶりに座禅でも組んでいられたらと
思いました。
「おまえさん、そういう事をしても、そう簡単には悟ることはできないよ。それより早く
家に返って草むしりの続きをしなさい。むしりながら座禅をしたつもりになれば良いのだ」
と言われたような、気はしなかったのですが、とにかく落ち着いた気持ちになることが
できました。
親鸞の話は、聞きかじり読み囓りのことばかりですが、常陸国に来て教えを広めたと言う
ことですので、茨城にはあちこちにゆかりの地があるようです。