カミュなんて知らない

2005年12月31日 | Weblog

高校の同窓で映画監督をしている人がいます。彼が久しぶりで作品を出しました。題名は先日ちょっと話をした「カミュなんて知らない」というものです。「さらば愛しき大地」とか「火祭り」あたり以来、かなりの空白があったのですが、もう作品は作らないのかなと思っていた矢先に出しました。

どんな内容かは分かりませんが、彼のことだから、また何か問題作でもあるのかなと期待しています。2~3日まえの新聞の広告に大きく載っていました。

同窓の中には小説家もいるんですが、その小説を映画にしたりしたら面白いだろうなと思っています。しかし、関心のある分野が違うとなると、そうは簡単には物事は運びません。自分の作品を世の中に出せる人はいいですね。産みの苦しみの末に世の中に発表するわけですから、私が考えるような容易さから作品は生まれるものではないでしょうが、いずれにしてもうらやましいです。

今日も晴れ ときどき反省と後悔

2005年12月30日 | Weblog

今日も晴れました。また風が強くなるのかな? 今日は写真なしの記事です。その理由は、写真があると写真に気持ちが振り回されて自分が多少なりとも変わるからです。

今年も終わりにさしかかっています。「家庭菜園+α」という題名で今年の5月にブログを始めました。名前は「家庭菜園」なのですが、どうやら私のは「+α」の方が多くなってきたようです。その理由は、性格的に百姓のことだけを取り上げたくないという気持ちが最初からあったからです。

ブログの中で紹介してきましたが、私の少しばかりある土地は、畑、栗畑、竹林、草地、雑木林、ヒノキ林、貸し地、それに宅地となっていて、種類が多いためにその分だけ雑用が多くなっています。用件が多ければそれだけ使う道具も多くなり、仕事の種類も多くなるわけで、百姓だけやっているわけにもいかなくなります。

退職後、今まではそこそこにやっていて、半ば放りっぱなしだったような仕事もしなければならないために、あっちに手を付けこっちに手をだして、いつ終わりになるか分からないような雑用に毎日追われっぱなしでいます。

それもほとんど一人でやっているので、仕事の進み具合がさっぱりで、それこそお寺の引っ越しのような状態です。もちろん百姓では生計は成り立つはずがなく(成り立たせるようになったら、これまた大変)、半ば「今度はこんなものを作ってみようかな」のような気持ちで作物を育てているので、探求心も甘く、また分からないことが多いので、失敗が多いです。おざなりの、白菜や大根のようなものばかりでもつまらないので、めずらしいものに手を出す癖もあります。通りがかりの人いわく、「どうせ遊びでやっているんでしょう」。まさにその通りです。言い訳は「土地の管理のため」ですから。

そのせいで、本を読むというような習慣はだんだん消えつつあります。これじゃいけないと、時には本屋に行って面白そうな本があれば買ってくるのですが、絶対的に読書の時間が足りないので、だんだんたまっていくことになります。あせりも生まれて来つつあります。やがて不健康な精神状態に、、、、、。ブログの中に、和歌を入れたり英詩を入れたりしているのは、そういう気持ちがあるせいもあります。また、はみ出したものを入れて自己内のある気持ちのマンネリ化から脱するのに役だつだろうかという気持ちもあります。

まあ、そういう一種のもやもやみたいなものは力を出し、汗をかくと吹っ飛びますから何とかなっています。チェーンソーの使い方も我ながら上手になったと思えてきました。また、その刃の研ぎ方も自慢できるくらいになりました。私が伐っているところをみて「だいぶ切れるチェーンソーのようだね」と言っていた人がいるくらいですから。エヘン。いろいろな人とのつきあいも広がり、トラクターを紹介してくれた人がいたり、それを調整していってくれる人がいたり、ウィンチを貸してくれたり、いろいろな種を持ってきてくれる人がいたり、私の種をもらっていく人が何人もいたり、私の林から切り出した木を持っていく人がいたり、さまざまな交流があります。同時にいろいろな情報交換もあったりと、今までに勤めに出ていた時とは内容の違うつき合いが続いています。そのほかに、大切なのはネットで知り合った人たちからの助言や指導があることです。これは大いに励みになりためになっています。

私は冬の作物はアブラナとか小麦程度で、冬に手をかける作物は作っていないので、このところは畑の仕事はありません。力仕事ばかりしているので、今日は軽いぎっくり腰のようで、気を付けて体の移動をやっています。幸い正月が来ますので、ゴロゴロして過ごすことができますから、その間に治ってくれると思っています。

来年は、ぜひ適当に晴れて、雨が降ってくれる順調な天候(五風十雨)を望みます。

 蛇足
  お寺の引っ越し=墓行かない=はかいかない、つまり物事が先に進まない


竹やぶ 2

2005年12月28日 | Weblog

竹やぶの話です。同じ所に真竹と孟宗竹と二種類が生えています。どっちが強いか分かりませんが、適当に住み分けているように見えます。しかし、実は私が少しばかり、分かれるように管理しているのです。



こちらは手前の方に少し孟宗竹が写っていますが真竹です。真竹は、ノコギリを2度か3度あてれば切れてしまうので伐採はとても楽です。用途もいろいろあって、とても便利な思いをしています。なんと言っても畑で利用することが多いです。豆の手、作物をまいた畝の目印、垣根のようなもの、竿として物をぶら下げる、洗濯竿など使い方はいろいろあります。

それに対して孟宗竹はあまり用途がありません。タケノコを食べる、、、、くらいですね。ですので、あまりいらないのですがたくさん生えています。これが紙の原料になるなら、竹はほとんど管理しなくても何とか生えてきますし、植林など必要がないので、ずいぶん木材の輸入は助かると思うのですが、何か理由があるのか、竹から作った紙というのはあまり聞かないですね。



太いのや細いのがまちまちですが、太いのは直径が20cmを越えるくらいのがあり、肉厚で2cmくらいあるものですと、ノコギリで切るのもたいへんです。ですので、大量に切るには、端っこからどんどん切るのがいちばんです。しかし、普通は間伐ですので、なかなかたいへんです。このごろは古いチェーンを使って、チェーンソーで切っています。竹は堅いし、繊維がありますので、刃がすぐに切れなくなってしまいます。

また、高さも20m近い物もありますので、切っても他の竹にからんでしまって、素直には倒れてきません。しかたないので、ダルマ落としのように下の方から1mくらいの高さで切っては落とし、また切っては落とし、という方法で大汗をかきながら倒します。給料をもらう仕事をしていたので、ほったらかしでした。そのツケをいま払っているような感じです。


強風

2005年12月27日 | Weblog
いつもの年は2月から3月にかけて、数回しか吹かない北西からの強風が12月から吹きまくっています。天気図を見ると、かなり細かい縦縞の等高線が日本海側から千島方面にかけてあるのがわかります。そちらの方面では強いことは確かなようですが、こちら太平洋側でも強いのです。

風など強くたってかまわないと思うのですが、私はちょっと気になります。まず、せっかくの良い土が飛ばされます。多少は飛ばされたって、それはかまわないですが、これが道ばたにたまるほど多くの良い土が風何年も何年ももっていかれたら、それは一種の浸食作用ということになります。残るものは小石とか赤土になってしまいます。これを風食とか言うそうで、アメリカや北海道では深刻な問題だそうです。

アスパラガスの保温のために、もみ殻をかぶせたのですが、風で飛ばされるとせっかくの苦労も水の泡になりますから、杉っ葉をおさえにかぶせました。ところがそれまでも吹き飛ばされてしまうのです。時々は直しにいきますが、それでもまたとばされます。今年はこの上に何を乗せようかと思案中。杉っ葉はまだまだいくらでもあるんですが。



竹やぶ

2005年12月25日 | Weblog
竹やぶがあります。半分が真竹で、あとは孟宗竹です。真竹は豆の手などに、いくらでも用途がありますが、孟宗竹はほとんど利用できません。せいぜいタケノコを食べるくらいです。

かなり密集してしまっているので、少しずつ伐採しています。今年の春は一本も新たに生やしませんでした。食べたり、あとは見回りをして全部折ってしまいました。そうすれば増えることはありません。伐採した分が減るだけです。

この伐採もけっこうエネルギーが必要です。手挽きノコギリで切って、あとは間伐ですので、他の立っている竹にのしかかっただけで倒れませんから、ダルマ落とし式で倒して行くほかありません。竹は中が空洞ですが、肉厚ですので重量もけっこうありますから、運ぶのもそれなりにたいへんです。ただ、大木を倒すような危険性は全くないので、その分は気楽にやれます。

切った竹は燃やします。ここで竹酢をとるとか始めると挫折しますから、ただひたすら燃やすだけです。パンパンと音がしますが、気にすることもありません。鶏も驚かなくなりました。灰は肥料として使います。

竹を燃やしても、芯になる火種ができませんので、付いていないとすぐに火が消えてしまいます。芯になる火種は太い木材が良いです。枝もばかになりません。これがあると竹の本体が浮いてしまって、なかなか火がつきません。ですので、火力をある程度つよくしておきます。

手前の草地はほぼ600坪ほどありますが、残土を入れたので畑にはなりません。もっとも、やりきれないので畑にするつもりもありませんが。

チェーンブロック登場

2005年12月24日 | Weblog

先日倒したナラの木と同じくらいのクヌギを倒しました。これが倒すのには一番難しい木でした。枝が道路の方にしかついていませんので、倒せば必ず道路側に倒れます。そういう木を手前に倒すのですから、無理な作業です。今回はウィンチとチルホールを使いました。そして2方向に引きました。

うまく行ったのですが、それは途中まで。完全に内側に倒したのですが、他の木があって完全には先の方が地面につきません。それで、しかたないのでダルマ落としのように、次々に下から切っていきました。ところが、あるところまで来たら、やっぱり道路の方に向いてしまいました。一本の杉の木に引っかかって、それが道路に倒れるのを防いでくれました。もっとも、それはいわゆる「想定内」のことでしたが。

道路沿いに電線が通っています。何とかやれば倒せるかも知れませんが、大事をとって電力会社に来てもらい、電線にかかりそうなところだけ切ってもらいました。あとは簡単です。しかし、支えている木も細いのでいつまで持つかはわかりません。

そこで、今度はチェーンブロックで持ち上げながら手前に引く作業をしましたら、すぐに倒木は思うところに引っ張れて、ついにドスンと地面に全体が落ちました。すごい労力です。引っ張る道具は合計3つもつかったことになります。

作業を終えた時には、高い山を制覇したような気分でした。体脂肪も多少は燃焼したかも知れません。

チェーンブロックです。これは重い物を上下に移動する道具です。上の2本のチェーンは輪になっていて、一方を引くと下のカギのついているチェーンが上にあがり、他方を引くと下にさがります。



チェーンブロックの本体。これは1トンまで持ち上げることができます。これ自体の重さはけっこうあります。


Aがチェーンブロックの本体。Bのチェーンを引っ張ると、C のチェーンが上に上がります。斜めになってしまって、根本の部分が深く土にうまってしまい、重くて動かせなく、どうしようもない木がDの方向に動きます。ベクトルの図のような感じです。

これを使ったわけは、支えていた細い杉の木が折れて、倒した木もろとも道路をふさいでしまわないようにするためでした。持っていてよかった道具です。


カメラ

2005年12月23日 | Weblog


ブログを始めてからカメラを使うようになりました。今まではフィルムを使う一眼レフを持っていたのですが、これをフィルムスキャナーで読みとってパソコンに取り入れるのはかなり根気の要る仕事なので、簡単なカシオのデジタルカメラを使っていました。しかし、たとえば蜘蛛の糸がスッと上から一本横にはったあり、そこに水滴が一つ付いているというものを撮るには、なかなか難しい事が分かりました。マニュアルにして写しても、なかなか焦点が定まりません。それに昼間は昼の光が強すぎて、カメラの画面がとても暗くなってしまって、なおさら難しくなります。そのせいで、一度しか撮れないシーンがピンぼけになってしまったことが多くありました。おまけに、要りもしないムービーなんてのが付いていて、いつのまにかこれが機能していて、きちんと撮れないことが、、、。



それで、そろそろ時期かなと思って一眼レフのデジタルカメラを買ってみました。交換レンズは、いままでのフィルム式のカメラに使っていたものがそのまま使えるというので、ボディだけ買いました。これは、これまでの一眼レフと同じように目を覗き窓にくっつけて焦点を合わせるので、ぴったりとあいます。それから、被写体を真ん中に入れるのか、それともずらすか、などと構図を決めるのにも、とても楽です。

蜘蛛の糸も撮れるようになりました。オートとマニュアルの操作も簡単に使い分けが出来て、むずかしいものもピントがあわせやすく、大きさの煩わしさは別にすると、とても使い勝手が良いです。撮ったものを出して現像してもらうという煩わしさがないので、どんどん撮ってしまいます。およそ200枚ほど撮れます。フィルム交換はもちろんありません。印刷も自分で出来ます。


交換レンズは35mm~105mm、200~300mm、それにテレプラスと接写レンズが1枚あります。長い時間かかって、だんだん増えたのです。まあ、そんなところで野良着になってからカメラを部屋に取りに行ったりすることが多いので、なるべく作業前に物置に持って行くのですが、そのまま2~3日置きっぱなしなんてこともよくあります。これらも道具です。まあ、あまり凝りもせず適当にやっています。


ヤーコンの食べ方二つ

2005年12月22日 | Weblog


ヤーコンの食べ方の一部です。いろいろな食べ方があるようですが、まだ作るようになってから2年目なので、ほんの少ししかわかりません。


言ってみればヤーコンのキンピラでしょうか。味付けはいろいろでしょうが、歯触りがサクサクとして何にたとえればよいか思い当たりません。おいしいかどうかと言うとおいしいです。不思議に後を引きます。

もう一つは、酢つけです。生のまま酢に入れます。今回は漬け込まずに入れた程度ですので、酸っぱすぎるということはありません。これは、道の駅風の物産の店でヤーコンを売っていた人から教わりました。おいしいです。



これは、ガリガリといった感じです。しかし、まずくはありません。おいしいです。ガリガリと言うとまずい表現にとられることが多いですが、この場合はおいしい表現と思ってください。ショウガのガリガリに似ていますが、ショウガのような繊維を感じません。

物産の店ではヤーコン茶も売っていました。これも少し買ってみました。いろいろと体によいのとか講釈されたのですが、うまくもまずくもありません。ただ、濃くいれると癖がでます。これから、どういう食べ方があるのか楽しみです。


林の中の万両

2005年12月21日 | Weblog

林の中に万両がたくさんあります。鳥がここに糞を落として増えたものです。食べては増やし、増やしては食べということでどんどん増えていくようです。万両は果肉に芽を出しにくい成分が入っているのだそうで、鳥の腹を通ることにより、その成分が無くなるのだそうです。

ここは木を伐採する予定です。上に何もなくなると霜が降りるようになります。そうなると万両は枯れてしまいます。できれば移植したいのですが、どこでも良いという訳にはいきません。多少は移植していますが、木陰を選ばなければなりませんから、そうは多くは植え替えができません。

この他にも、アオキや榊、それに南天、その他諸々多くの灌木があちこちに出ています。大きな木を切ったあとは、そういうものが少しずつ大きくなっていきますが、そういうものなら伐採しやすいし、セイダカアワダチソウのような草が生えるのは、かなり防いでくれることと思っています。

畑は放ったらかしです

2005年12月20日 | Weblog

このところ、木の伐採の話ばかりです。畑は放ったらかしにしています。雑草が出ないせいもあるし、今から何をするということも特にないので、このまましばらくは放っておきます。せいぜいアブラナを間引きして鶏のおやつにする程度です。あとは堆肥つくりをゆっくり落ち葉のペースに合わせてやっている程度です。

栗の落ち葉は大半を隣で持っていきます。わが家では、そう多くは使い切れません。隣からはいろいろな野菜をもらいます。出荷できなかったものももらって、良いものは食べて、そのほかのものは鶏の餌にします。ちょっとでも何かがあると出荷できませんので、その無駄がかなり出ます。

また伐採の話になりますが、立木を引っ張る道具を二種類。まず、ウィンチです。これは漁船を引き上げる時に使っていたものだそうですので、それだけに力はあります。欠点は重すぎることです。


これは二輪車にただ乗せてあるのを撮ったもので、本体だけですが、このほかにこれより小型のウィンチ、ワイヤーを数本、滑車を二つ近所の農機具屋さんが貸してくれました。というより、「借りるのは遠慮してしまうだろうから」と、わざわざ持ってきてくれました。親切な人がいますから助かります。貸してくれたのですが、あれこれ口出しは一切しないのは助かっています。いちど、立木の様子を見てくれと頼んだときに、「俺ならこっちから切っていく」と教えてくれたことはありました。


もう一つは、チルホールです。上の写真でテコを動かすと右側のケーブルがチルホールの体内を通過し、左のフックの下にはき出されて行きます。左のフックは、引っ張るためのおさえに使います。これは500kgまで引っ張れるもので小さいものです。(大きなものを買うと、自分の実力以上のことをするようになりますから、その分だけ危険になります ← 自分への警告)

チルホール( TIRFOR )は、チルコーポレーション( http://www.tircorp.co.jp/ ) という会社がだしているハンドウィンチのことです。この形状のハンドウインチを一般にチルホールと呼んでいるようです。

こういうものを使って、体を使って楽しみながら林の管理をしています。なお、チルホールの構造は http://www.dogudoraku.com/catalog/product_info.php/products_id/8878 に図が出ていました。また 
http://kawa.kawakin.nobody.jp/ka1/k1.htm には、いろいろな使用例がでていました。



ナラの木にチャレンジ

2005年12月19日 | Weblog

大きなナラの木を倒しました。杉の木などと違って、ナラやクヌギは枝も大きく張るし、堅く重さもかなりありますので倒すのが難しいです。倒した木は根元から1cmくらい上で45cm程度の太さがありました。

                     道路側は意図的に高い位置にノコギリをいれます

ウィンチで引けるだけ引っ張って、まず倒す方からノコギリを入れ、また引っ張り、反対側から少しずつ切って行きました。しかし、反対側にはすぐ近くに道路と電線がありますから難しい位置です。おまけに手前は林なので、枝が押し合いもみ合いの状態だったので、枝は空間のある道路側に多く張りだしています。したがって、ただ倒せば枝が茂っていて重さのある道路側に倒れるということになります。こういうのが一番やりにくい。



ところが、一生懸命に倒れて欲しい方向に引っ張って切ったのですが、結果はほぼ90度ずれてしまいました。幸い道路にはかかりませんでした。電線には先の細い部分が多少触ったくらいだったので、助かりました。

どこか遠くの山で、それもあまり人の行かない所なら、倒した木は放ったらかしにしておくのですが、家の敷地続きの所なので、そのままにもしておけませんので、その後2~3日かけて持てるくらいの大きさにちょん切りました。こちらの方が手間がかかりました。枝の片づけも同時にやりながらなので、時間がかかりました。枝の数もかなりなものです。

しかし、チェーンソーの刃の研ぎ方は慣れていますので、気持ちの良いほど切れます。ちょっと左手で押さえるくらいで挽いていきますと、下へ下へとチェーンが下がっていきますので実に快適な気分です。



今後は枝の張り具合を見て、引っ張るロープの数を増やさなければなりません。借りたウィンチの他に、買ってきた500kgまで引っ張れるチルホールという鉄製のロープを引っ張る道具もありますので、残っている道路側に倒れる心配のあるあと数本は2方向で引っ張るようにしようと思います。引っ張る強度がありますから、少なくとも道路側には倒れないので、それだけは何とかなります。

美術展に行きました

2005年12月18日 | Weblog


画家の友達がいまして、その人から招待状がきました。25人ほどの画家が作品を一堂に集めて美術展を開いているとか。

                      水戸芸術館外観の一部

場所は水戸芸術館というところです。そこは美術展会場、コンサートホール、演劇専用の舞台があったり、それから広場でのイベントなどが行われる所があります。ここは、市の予算の1%を運営費に充てているとか。中でも専属の室内楽団は、かなりの力があるそうです。もちろんCDも出しています。ときどき、小沢征爾や有名な指揮者が来て演奏していきます。また楽団員の中には、ソリストとしても活躍している演奏家もあります。


         芸術館の正面入り口にあるパイプオルガン(2階)手前は美術作品

様々な画面や立体の造形を見たりしたあとで、レセプションがありました。数十人の画家やら招待客が一堂に会して、いろいろな挨拶や紹介があったりしたあとで、雑談の時間になって、いろいろな人と会話ができました。元の同僚が来ていて久しぶりに旧交を温めることができました。


作品は、それぞれの作者がそれぞれ一つのブースのようなところに数点ずつ出品していましたので、彼らはある程度は自分の表現したいことが出せたのではないかと思います。私の友達は、持ち込んだ作品もありましたが、美術館の壁にも直に描いたものもありました。まいにち夕方に来て12時まで描いて仕上げたのだそうです。http://www.arttowermito.or.jp/warera/wareraj.html に案内がありますので、ご覧ください。

毎日、野菜や山林の木ばかり相手にしていたので、かなりの刺激になりました。とても楽しい時間がもてました。おまけにおいしい飲み物や食べ物も楽しむことができてとても充実した時間がとれました。たまにはこういうものもいいですね。


切り干し大根

2005年12月17日 | Weblog


 
  

家内が切り干し大根を作っています。朝のうちに家内が外に出していって、午後遅くなって私がハウスの中に入れます。ずいぶん冷え込んではいるんですが、なかなかうまく乾きませんね。空っ風が弱いんでしょうか。出来不出来はお天気しだいですから。もっとも、夕方に私が忙しくて(実は怠けたり忘れたりしているですけど)取り込むのを忘れたりしているので駄目なんでしょうね。


寒月と雲

2005年12月16日 | Weblog


昨夜もよく晴れていました。月がでていたので、外に出てみるとポカリポカリと雲が出ていてきれいでしたので、写真を撮ってみました。



105mm程度のレンズなので、大きくは撮れませんでした。寒空だったのですが、それだけ「月冴えて」という感じでした。


三脚に固定もしないで、できるだけ体が揺れないようにして撮ったのですが、それでもブレがありますね。絵のような感じもします。



まるで昼間に撮ったようにきれいに撮れました。寒空ではなくて、暖かい日中でもあるかのように見えるのがおもしろいです。

三脚に固定して撮ったようには、きっかりとは撮れていませんが、この方がおもしろみがあって自分では気に入っています。


ブルーベリーの紅葉

2005年12月15日 | Weblog

ブルーベリーの葉が赤くなっています。これがいちばん古い株です。これ一本でかなりとれて、食べきれない分はジャムにしています。そのジャムはブラックベリーとかイチゴジャムなどと同様にカスピ海ヨーグルトのトッピングにしています。

新しく植えたこの株の子供が5~6本あるのですが、来年の夏にはそろそろ実をつけ始めると思います。実を取り歩くのが楽しみです。竹竿が傾いてしまいましたが、この4本に釣り糸を張るだけで鳥が来なくなるので効果は大です。